長崎地域医療セミナー

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長崎地域医療セミナー in GOTO

第4回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 開催日:2016年8月19日(金)~21日(日)
  • 会 場:五島市富江町「さんさん富江キャンプ村」及び「富江町公民館」

 

第1日目(8月19日)

 11:3012:00 五島市表敬訪問

  開会挨拶及びセミナー趣旨説明等

 12:3017:30 講義 各医療機関および施設について

           実習 島内医療機関等実習(7コース)

           1.五島市長寿介護課-福江産婦人科

         2.五島中央病院

       3.聖マリア病院-特別養護老人ホームマリアの園

​                    4.奈留医療センター

           5.久賀診療所

         6.伊福貴診療所

 18:0020:00 ウエルカムレセプション

 


 

第2日目(8月20日)

① 09:00~09:15 ワークショップ「多職種連携の必要性を知ろう」

          学生実行委員会

② 09:1510:15 講義②(TBA)

          徳州会グループ 家庭医療部 佐野 潔 先生

③ 10:1511:00 ワークショップ 事例検討

④ 11:0011:30 講義③「五島市の母子保健の現状について」

          五島市健康政策課 二里 温子 先生

⑤ 11:3012:00 ワークショップ 事例検討

⑥ 13:0014:00 講義④・実習② 「救急現場での医療 BLSAED G2015より」

          長崎大学 山下 和範 先生

⑦ 14:0014:30 ワークショップ 事例検討

⑧ 14:3015:30 講義⑤「五島市における地域包括支援センターの役割」

          五島市長寿介護課 山田 真由 先生

⑨ 15:3016:00 ワークショップ 事例検討

⑩ 16:0016:30 講義⑥(TBA)            

 井上内科小児科医院 井上 効子 先生

⑪ 18:3020:00 懇親会

 


 

第3日目(8月21日)

① 09:00~09:30 ワークショップ 事例検討

② 09:0010:30 ワークショップ 発表(前半)

③ 10:4512:00 ワークショップ 発表(後半) 

④ 12:1512:30 総括・アンケート記入

⑤ 12:3016:00 地域体験学習

 


 

参加学生の感想
現代福祉学科4年
 
 今回のセミナーでは多職種連携の難しさと五島の医療の現状を改めて知りました。ワークショップでは、医学部の方の意見や医学的視点からの気づきが聞け、福祉の考えも踏まえてまとめたが、記入ミスや理解不足から福祉の知識がまだまだ足りないことを実感しました。医療との連携をするためには、専門的な知識が必要とされるため、現場で恥ずかしい思いをしないために、学生のうちにしっかり福祉を学ぼうと思いました。                       
 地域医療セミナーへの参加は今年で2度目であり、特に今回は実行委員として準備から携わらせて頂きました。今年の実行委員のミーティングでは、これまでのセミナーとは異なる内容にしたいという思いが強く、これまで取り扱ったことのない周産期、小児期を加え、さらに、成人期、老年期と4つの時期の事例を用意し、ワークショップを行いました。それぞれの時期で生じるニーズはさまざまですが、最終的にはすべて話がつながるということやどの時期においても医療と福祉の多職種連携が必要であるということが考えられたワークショップになったと思います。
 今年は、実行委員であるということと4年生であるということから、昨年以上に緊張感と責任感がありました。そのためか、福祉を学ぶ学生として利用できる制度など支援の内容に意識が偏ってしまい、今回のワークショップの特徴であるつながりや精神的な面でのケアなどが欠けてしまったことが反省点となりました。また、グループで学年が最高学年ということで、いかに周りの後輩たちの気持ちを乗せて、ひっぱっていくか大変考えさせられた3日間となりました。ソーシャルワーカーという職種も、さまざまな現場や専門職の間に立って、連絡・調整を行う専門職であるため、自分のスキルとして磨いていけたらと思います。
 来年は、私も福祉の専門職として現場にいくことが目標であるため、昨年と今年の2年連続で参加することができた地域医療セミナーでの経験を活かして、残りの大学生活でさらに学び、充実させます。
 今回五島セミナーに参加して、五島市長寿介護課と福江産婦人科医院に見学をすることができ、五島における介護保険の現状や五島ならではの取組みについて学ぶことができました。講義では普段きくことのできない先生方からの家庭医についての講義や、五島市の母子保健事業についての講義、看取りについての講義等を聞くことができとても貴重な時間となりました。
 2日目、3日目に行ったワークショップでは、周産期、小児期、成人期、老年期といった4つの事例について各班で話し合い、クライエントの現時点での支援だけを考えるのではなく、過去と未来を視野に入れて支援を考えていく必要性を学ぶことができました。
 また、将来の多職種連携を実現させていくためには他の職種の意見や考えをきいて受け入れること、そして自分の職種について相手にしっかり説明できる力が必要であると改めて理解しました。今回のワークショップで自分の福祉の知識が足りないことを痛感し、まずは自分の専門分野の知識を深め、他分野の人たちと意見交換を行っていけるようきく力、伝える力も身につけていくことが必要であると感じました。それぞれの持っている専門分野に理解を示し多職種で考えていくことの必要性とその難しさを感じることができました。
 
 私は去年の五島セミナーに参加できなかったので、今年参加できることを楽しみにしていました。1日目の施設見学では伊富貴診療所を訪れ、二次離島での医療現場を見学させていただきました。そこでは看護師の方が一人で様々な役割をこなしておられ、医師の先生も「彼がこの島の医療を支えている」と言われていました。またその先生も他に2つの離島を往診されているそうで、五島の医療を支えているのだと感じました。また民生委員の方のお話しを聞くことができ、地域の結びつき、繋がりの強さを感じました。
 2日目は、講義とワークショップがメインで朝から夕方まで学ぶことがたくさんありました。特に現場で働かれている医師の先生の講義は普段大学では聞くことができない貴重な機会でした。五島での看取りを話してくださった井上先生のお話ではQODという概念を学び、これからの在宅医療や地域包括ケアではとても大切なことであり、私たちも支援していかなければならないものだと思いました。全部で5つの講話を聞くことが出来ましたが、どのお話もたいへんためになりました。
 ワークショップでは小児期を担当し、医学部の学生と福祉の学生で事例検討をしました。事例が今まで考えたことがないようなものだったので、これであっているのだろうかと不安を感じながらも、互いの知識を共有しあいながら、支援の方向性を考えていけたように感じます。医学部の学生に福祉の専門職や考え方について少しでも知ってもらう機会になっていればよいと考えました。
 3日目は、ワークショップの発表をしました。発表を終えた後に、先生方に質問をされ自分に足りなかった視点などが分かりました。特に離島での支援ということで限られた社会資源をどのように活用するか、特に開発という視点が抜けていたので今後に生かしていきたいと思いました。医学的な視点では、リスクに関することやその他にもたくさんご指摘頂き、純心大学の講義だけでは得られないたくさんの学びを得られたのではないかと思います。
 長大の医学部生はもちろん、個人的には鹿児島大学の医学部の学生やカナダの学生の方と交流でき、楽しかったです。
 施設見学や講義を通して、五島の高齢化率やそれに伴う諸問題、五島独自のサービスなどの話を聞くことができました。特に私が印象深かった講義は井上先生の在宅看取りについての話です。在宅死について、五島は全国平均よりも在宅死の割合が高いが、在宅緩和ケアの普及が不十分であることや、住民が在宅死の可能性について理解をしていないということを指摘され、在宅医療体制や地域包括ケア体制、地域で看取りを支える文化の構築をする必要があるとおっしゃっていたことが印象に残りました。
 ワークショップでは、在宅での生活を継続するか、施設入所するかという点で医学部生と意見が対立しました。制度や障害についての説明がうまくできなかった自分の力不足と他職種連携の難しさを感じるワークショップとなりました。
  
 今回地域医療セミナーに参加させて頂いて沢山のことを学ぶことができました。去年に引き続き2回目の参加となり、多職種連携について何も分からない状態で参加した1回目よりもフィールドワークや講義、ワークショップにおいてより深い学びを得ることができたと思います。
 今年度は実行委員として参加させて頂きワークショップなどを担当しました。準備等で苦労することもありましたが事例の作成や当日のワークショップの皆の発表を見ることで自分の大学4年間の学びを振り返るとても良い機会になりました。また、福祉に関する知識がまだまだ足りていないということを実感する機会にもなりました。それと同時に将来現場にでてスムーズに多職種連携を進めていくには、事例検討という形のワークショップだけでなくもっと別の形で新しい取り組みをしていくことが必要なのではないかと感じました。もっと参加者がセミナーに何を求めているのかを把握して参加者の期待に添えるようなセミナーにできていたらという後悔も残りました。この反省をしっかり後輩の実行委員に伝えて来年は今年よりも完成度の高いセミナーにしてもらえたらと思います。
 五島セミナーは終了しましたがここで両大学で学ぶ機会を終りにするのではなく今後も継続的にこのような機会を設け、お互いに多職種連携への意識を高め合っていけたら将来現場に出たときにクライエントにとってより良い支援を提供していけるのではないかと思います。

​現代福祉学科3年
                                        
 今回地域医療セミナーに初めて参加して、医療と福祉の連携について考え、また五島の医療について福祉について学ぶことができました。
 二次離島の医療について、実際に診療所で働かれている方々のお話を聞くことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。私は島の医療・福祉に対して、マイナスなイメージを持っていましたが実際にお話を聞いてみて、地域の方々との信頼関係を築き、島の医療に携わっていることに誇りを持っていらっしゃることを感じ、今までに持っていたイメージが大きく変わりました。実際に携わっている方々からお話を聞くことの重要さも改めて感じました。
 また、ワークショップでは医療の視点と福祉の視点で支援方法を考えていきましたが、改めて支援をする上で多職種連携をすることの重要性や難しさを感じることができました。実際ワークショップで医療や福祉の視点から見て意見交換をすることにより、多面的にクライエント(患者)を理解することができ、より良い支援を行えると感じました。
 地域医療セミナーで様々なことを学ぶことができ、参加することができて本当に良かったです。今回学んだことを、これからの学びに繋げていきたいです。
 多職種連携をすることの難しさというのを実感しました。互いの職種がどのような考え方をするのかということを理解することの大切さに改めて気づくことが出来ました。また意見を求められた際などに、制度の活用方法や条件等の知識を十分に身につけておかないと連携を図る際に他職種との合意形成を図ることは出来ないのだと理解しました。人の一生を考えて支援をするということを事例を通して考えることができ、どの年代がどの制度を使うのだということをより具体的に学ぶことが出来ました。今後、制度についての知識をさらに身につけていかなければならないと痛感しました。このセミナーを通して相手を理解することの大切さと難しさを改めて学びました。
 久賀島の診療所に行き、机上では見ることのできない離島での医療現場を知ることができ診療所ならではの利点や難点など考える良き機会となりました。
 ワークショップでは事例を進めるにあたり、改めて医療と福祉のどちらか一方だけでなく、互いに連携していくの必要性、意義を感じました。大学では知ることの出来ない医療側からのアプローチを知り学ぶことも多かったです。また医療と福祉ならではの医学モデルと生活モデルの観点の違いもあり非常に面白みを感じることができました。そして、まだまだ自分の力不足を感じ、これからより一層勉学に励み視野を広げていきたいです。
現代福祉学科2年
 
 地域医療セミナーに参加して今回初めてこのセミナーに参加させていただき、私自身にとってとても刺激を受けた3日間でした。医学部の学生とワークショップを行っていく中で、福祉と医療の面での視点の違いを感じました。私の福祉の専門的な知識が不十分で医学部の方にわかりやすく説明したり、専門的な用語や制度についても曖昧で自信がなく、勉強不足を強く痛感しました。また、発表の際に先生方からのご指摘を受け、福祉的、医療的な面だけでなく心理面にも目を向けなければならないということに気づくことができておらず、視野の狭さを実感しました。これから、自分の専門の分野についてしっかりと勉強し理解を深め知識を使えるようになるとともに他職種についてもしっかり理解していく必要があると感じました。
 特にワークショップでは、テーマでもある多職種連携の必要性を知る、またその難しさを知った。私は、周産期の事例の担当の班だったのだが、周産期自体、今まであまり扱ったことのない分野であった、また、他学生と関わる、話し合うこと自体も初めてであったので、ワークショップのときは、目の前のことだけしか見ることができず、考えることもできなかった。班での話し合いの時点でも、どの制度、手当が、場所やその人によって、どれだけ使えるのかを考えることも大変であったし、それらを医学部の人たちに伝えることも難しかった。また、発表する際も、他人に伝えることの難しさを痛感した。しかし、発表を終えてからの先生方からの指摘を聞くと、自分がどれだけ狭い目でしか見ることができていなかったのかが分かった。班内で話し合っていたときから、これは福祉の面ばかりで、医療面が入っていないとは言っていたが、誰も医療面から意見を述べることができていなかった。母親の産後のストレスやうつ、それらは落ち着いて考えると分かったことだったと、後から思った。また、基本である、クライエントのニーズを捉えるということや、あくまでも支援はクライエントの自立のためのもの、なども考えとして抜けてしまっていた。多職種と連携する中で、いかに自分の専門の分野をしっかり捉えつつ、広い目でクライエントを見ることができるか。ワークショップから、身をもって他の専門職との連携、また福祉自体の難しさを感じることができ、いい経験になったと感じた。
 私は今回のセミナーで、福祉の視点から医学生に意見を伝える難しさを痛感しました。自分自身もまだまだ勉強不足であり、福祉に関する知識が足りてないと感じました。今後、医学生と学習したり、多職種で連携していく上で福祉の視点からきちんとした考えが述べることができるよう勉強して行こうと思います。そして、多職種で交流する場には積極的に参加していこうと思います。

 

第3回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 開催日:2015年8月21日(金)~23日(日)
  • 会 場:五島市富江町 「さんさん富江キャンプ村」及び「富江町公民館」

 

第1日目(8/21)

① 12:0013:00 開会挨拶及びセミナー趣旨説明等

② 13:0013:30 五島市表敬訪問

③ 13:3017:30 講義① 「各医療機関および施設について」

          実習① 島内医療機関等実習(7コース)

           1.長崎県五島中央病院-老人保健施設リハビリセンターふくえ

         2.久賀診療所-ひさかディサービスセンター

       3.伊福貴診療所

4.山内診療所

           5.聖マリア病院-特別養護老人ホームマリアの園

         6.長崎県奈留医療センター-なるの里

                 7.長崎県富江病院-特別養護老人ホーム只狩荘

 


 

第2日目(8/22)

 

① 09:0009:15 講義②「地域医療学入門」

           長崎大学離島・へき地医療学講座 助教 小屋松 淳 先生

② 09:1510:20 講義③「五島の家庭医療、NEXTジェネレーション!」

徳州会グループ 家庭医療部 センター長 佐野 潔 先生

③ 10:3011:00 講義④

                 長崎大学 へき地病院再生支援・教育機構

准教授 中桶 了太 先生

④ 11:0012:00 講義⑤

          上智大学 総合人間学部 教授 栃本 一三郎 先生

⑤ 13:0014:30 講義⑥・実習②「救急現場での対応」

            長崎大学病院 救急救命センター 准教授 山下 和範 先生

⑥ 14:4515:15 講義⑦「離島医療を担うためのキャリア形成」

            長崎県上五島病院 院長 八坂 貴宏 先生

⑦ 15:3016:30 講義⑧「地域住民の持つパワーとは~限界集落の調査研究を踏まえて~」 
            武蔵野大学 人間学部 准教授 渡辺 裕一 先生
⑧ 18:3020:00 懇親会

 

 


 

第3日目(8/23)

① 09:00~09:30 ワークショップ 事例検討

② 09:0010:30 ワークショップ 発表(前半)

③ 10:4512:00 ワークショップ 発表(後半) 

④ 12:1512:30 総括・アンケート記入

⑤ 12:3016:00 地域体験学習

 


 

参加学生の感想
現代福祉学科4年

 今回、私は初めて地域医療セミナーに参加させていただき、普段はなかなか関わる機会のない医学部生と関わることが出来たり、素晴らしい先生方の講義を受けることが出来、とても意義のある2泊3日になりました。
 これから、少子高齢化が進むなかで、住み慣れた地域で過ごす地域包括ケアシステムという政策と実践のなかで医療・介護・福祉の連携が大切になると言われています。そのため、わたしは今回のセミナーで学んだことに加え、自身の知識や専門性を高めていき、将来、多職種連携のなかで福祉の立場から専門性を発信できる人になれるよう努力したいと思います。

 今回のセミナーでは、医学部生とのディスカッションを通じて、「相手にどのようにして伝えるか、そして相手の言葉をどのように受け取るのか」といった、自らとはバックグラウンドが異なる方たちとのコミュニケーションを考える良い機会が得られました。
 また、今年は医学、福祉分野の多くの先生方のご講義をいただくことができました。なぜ連携が必要であるのか、そしてそれをよりよいものとするためにはどうすればいいのか。先生方のたくさんのメッセージをいただきながら、長崎の地域包括ケア発展のための知識や技術、そしてリサーチマインド形成の基盤となるものを、セミナーを通し私たちは得ることができたのではないかと考えています。
 最後に、私は2度目のセミナー参加でありましたが、今年は実行委員として参加したこともあり、昨年とはまた少し違った角度でセミナーを体験することができました。
 企画を進めるにあたって、私自身、学生ゆえに足りないことは多くありました。しかし、その足りない部分を皆で協力し、補い合って企画を進めていくことを通して、このセミナーが本当に多くの方々の「連携」があったからこそ成り立っているのだと理解できました。
 大学、五島市、そしてそこで生活される住民の方々など、セミナーに関わる全ての方々が共に手を取り合い、作り上げてきたこのセミナーを次につなげられるよう、感謝の気持ちをもって今後も学びを深めたいと思います。

 地域医療セミナーに参加して、五島中央病院、生活介護事業所、就労継続支援事業所の見学に行ったことで、五島における医療や福祉の現状の一端に触れることが出来たので、とても勉強になりました。また、普段聴講することができない先生方からの地域医療についての講義、多職種連携についての講義、地域包括ケアや地域福祉に関する講義を通して、医療と福祉の両分野について学ぶことができ、とても貴重な体験をすることができました。さらに、ワークショップでは、自分の福祉の知識が足りないということを感じ、今後は、さらに福祉のことについて学び続ける必要があると気づきました。特に、医学部の学生は、知識はもちろんのこと、分かりやすく伝える力や意見をはっきり言う力も身につけており、将来の多職種連携を実現していくためには、福祉分野に従事しようとする者が知識とともに、意見を伝える力も身につけていくことが必要不可欠だと感じました。

 今回地域医療セミナーに参加させていただき、普段聞くことができないような先生方のお話を聞くことができたり、ワークショップを通して、多職種連携の難しさや大切さを学ぶことができました。
 講義では、医療と福祉の両方の側面から地域医療、地域包括ケアについて学び、視野を広げることができたと思います。私は地域包括ケアについて、これまでにも学んできましたが、まだまだ知識が足りていないと痛感しました。今回の講義内容を活かし、今後の学びに繋げたいです。
 また、ワークショップを通して他分野の学生と意見交換を行い、視点の違いを実感しました。自分の専門分野である福祉の視点から意見を言い、理解してもらえるよう伝えることは大変でした。そのため、専門分野について私自身が理解し、それを他分野の人に伝えることができなければ、多職種連携を実現させることは難しいと思います。まずは自分の専門分野について極め、他分野の領域について理解を示していくことで、尊敬できる関係ができたら良いと考えました。また、多職種連携をすることにより、結果として利用者の利益につながると思います。利用者のことを考えた支援方法を多職種で考えていくことが大切だと思いました。

現代福祉学科3年

 今回、地域医療について学ぶことや他の大学の学生さんと交流をすること、五島(離島)の病院や福祉施設の見学をさせていただいたことなど、これまでに経験したことがないことばかりで、全てが私にとって大変新鮮で、貴重な時間でした。多職種連携をテーマに長崎大学をはじめ、多様な大学の医学部の学生さんと話をさせていただきました。最終日のワークショップでは、さまざまな専門職を取り入れて、それぞれの視点から意見交換を行い、発表までさせていただきました。福祉について学ぶようになってから、多職種連携については何度も耳にしてきましたが、本来の意味や目的、必要性などまだまだ知らないことが多くあることを実感し、自身の知識の未熟さを痛感しました。また、ロールプレイを通して、専門職である前に私たちは一人の人間としてコミュニケーション能力を向上させていく必要があると考えました。
この3日間のセミナーは、自身の視野が広がり、これまでふれることのなかった地域医療についてもっと知りたいという気持ちが強くなりました。また、これからの大学で学びを深めていくにあたって、良い刺激となりましたし、ここで出会った人とのつながりは大切にしていきたいです。そして、今回の地域医療セミナーを開催にするにあたってご指導して下さった先生方、五島の地域住民の方々に大変感謝をしています。さらに、このような機会があれば、ぜひ積極的に参加させていただきたいです。

 今回地域医療セミナーに参加して普段学校の授業ではあまり知ることが出来ない離島での医療・福祉というものを知ることが出来ました。特に印象に残ったのが二次離島である椛島にある伊福貴診療所への訪問です。このセミナーに参加するまでは「二次離島」という言葉を聞いたことがなかったため、そのような地域での医療・福祉ということについてあまり考えたことがありませんでした。セミナーに参加するにあたって事前に伊福貴診療所について調べた際に二次離島がどのようなものなのかということや島の現状などが分かり、このような地域でどのように住民の方に医療と福祉が提供されているのかということにとても興味を持ちました。実際に見学に行くと65歳以上の高齢化率が約70%という地域にも関わらず島内の道や各家庭の庭などがきれいに整備されており、地域住民同士の関わりや地域と福祉との連携がうまくいっているのではないかという印象を受けました。福祉に関して島内には五島市の社協が運営するデイサービスセンターがあるということだったので、高齢者の方が島に残って元気に生活していくためには今後も多職種がしっかり連携して利用者の方の健康や生活を支えていく必要があるのではないかと思いました。
 今回のセミナーで行ったワークショップでは多職種連携を実現していくためには、他の職種の意見や考え方を受け入れること、そのうえで自分の職種についてもしっかり説明することが出来る力が必要であるということを改めて理解できました。今回のセミナーでは授業で修得したことに関しても自分の知識がまだ曖昧で、うまく説明できないところもあり、悔しい思いをしました。このことから、他の職種への理解も大切であるが、まずは自分の専門分野への理解をもっと深めるためにさらに勉強していく必要があるということを強く感じました。

人間心理学科3年

 2日目からの参加でしたが、多職種連携の大切さについて学ぶことができました。中でも医療と福祉は2人3脚であり、お互いがお互いを信頼し、協力することで、患者さんにより高度な医療サービスを提供することができるということがわかりました。そして、そのことを心理学の立場から考え、学習する機会を得られたのは貴重な体験だったと思っています。さらに、今回のセミナーの中で新しい友人もでき、ネットワークを広げることができたように感じました。実行委員として参加させていただいたこともあり、無事に終了した時、そしてみんなが楽しそうにしているのが見られた時は、今日までやってきてよかったと思うことができました。

現代福祉学科2年
 今回の長崎地域医療セミナーに参加することで、専門的知識や技術の理解と医療に関する多職種を知ること、そして、それら多職種との連携の大切さを学んだ。また、五島という離島の地域医療現場を実際に見ることで、地域医療の現実やその背景にある地域の若者不足や高齢者の増加、過疎化による問題などを知ることができ、そのような現実や問題がある中で、福祉職または介護職として、どうのような支援を提供する必要があるのか、また、どのように多職種と連携し、利用者が安全でより良い生活を送ることができるよう協力していくのか考えることができ、とても良い経験となった。だが、その中で、専門性を活かせるようにするためには、福祉職や介護職としての知識や技術を学ぶ必要がもっとあり、福祉の専門職としての責任感や、自分から意見していく積極性が必要であると思った。また、地域で共に働く様々な多職種のことをもっと知ることが必要であり、わからないことや疑問点を積極的に聞く姿勢が必要であると思った。今回のセミナーでは、医療、特に医師となる学生の方々や地域連携を学んできた先輩の方々と様々な話をすることができ、自分の知識不足と経験不足を痛感した。彼らと対等な立場として、協力していけるようにさらなる努力が必要であると思った。
 どのようなセミナーになるか楽しみあり、不安ありという気持ちでしたが、セミナーで講義などを受けるなかで、教授たちの私たちに対する一生懸命な気持ちや、教授たちが他の教授に質問し、相互に学ぼうとする姿を見て心をうたれ、私はもっと努力し、勉強しないといけないと強く感じました。
 3日間を通して社会福祉士は医療などの分野にも知識の幅を広げ、もっと勉強していくこと、また自分の考えを持ち、発信する力を身につけていくことを意識し、 これからの勉強に取り組んでいきたいと思いました。
 私は、初めてセミナーに参加させていただきました。セミナーが始まるまでは、他の大学の方々と意見を交換するような事が出来るのだろうか、3日間やっていけるのだろうかと不安でした。しかし、コミュニケーションをとることで仲が深まったと思います。ワークショップでは、自分がどれだけ勉強を怠っていたのかを改めて実感しました。これからは専門性を磨いていかなければならないと思いました。
 今回、長崎地域医療セミナーinGOTOに参加し、「地域医療における多職種連携」について学びを深めることがてきた。3日間の日程を経て、まず、病院の入院においては、病床が足りず、また、患者の回転率も悪いという現状であり、施設では、入所の空きを年単位で待っているという状況にあることを知った。そこで、その解決策として、在宅医療が推進されており、その場での主治医や、薬剤師、管理栄養士や理学療法士、社会福祉士等の多職種連携がとても重要であると感じた。患者とその家族にとってよりよい状態をつくるために、様々な専門分野が正しい知識を持ち、患者たちの意向に可能な限り沿った案を出しあっていくことが必要であると理解した。また、様々な職種が集まることで、それぞれが持っている情報を共有することができ、今までに見えてこなかった違う視点からの解決策が生まれてくるのではないかと考えた。
  このような他大学との連携を図り、ワークショップを行うという貴重な機会に参加でき、とてもよい経験となった。自分の持っている知識の少なさや、コミュニケーション能力の低さから、他大学の医学部等の方に、福祉の政策や、支援のあり方の説明が上手くできないということや、情報発信の難しさを深く感じることかできたので、これからの課題として、取り組んでいこうと思う。

 

第2回長崎地域医療セミナー in GOTO

  • 開催日:2015年8月22日(金)~24日(日)
  • 会 場:五島市富江町 宿泊施設「としまる」及び「五島市富江支所ホール」

 

第1日目(8/22)

11451230 五島市表敬訪問

13201530 開会挨拶・セミナー趣旨説明等

           講義①「二次離島での医療について」

           実習①「伊福貴診療所実習」

           五島市伊福貴診療所 中野 文耕 先生

16001645 実習②「黄島出張診療所実習」

           五島市黄島出張診療所 北川 郁子 先生

17301930 ウエルカムレセプション

 


 

第2日目(8/23)

09000915 講義②「地域医療学入門」

           長崎大学離島・へき地医療学講座 小屋松 淳 先生

09151020 講義③「あなたと家庭医療」

           徳洲会グループ 家庭医療部 佐野 潔 先生

10301200 ワークショップ①「地域で必要とされる包括ケアとは~医療・保健・福祉の連携~」

ディスカッション

13001450 実習③「救急現場での対応」

           長崎大学 山下 和範 先生

15001630 講義④特別講演「命を受けとめるまちづくり~在宅ホスピスのススメ~」

           講師 にのさかクリニック ニノ坂 保喜 先生

           座長 長崎大学 地域医療学分野 前田 隆浩 先生

16301700 ワークショップ② 発表準備

18002000 懇親会

 


 

第3日目(8/23)

09001000 講義⑤「地域包括ケアとは」

           長崎純心大学 医療・福祉連携センター 潮谷 有二 先生

10001130 ワークショップ③ プレゼンテーション

11451530 実習④「地域体験学習」

 


 

参加学生の感想
現代福祉学科4年

 他大学や他学部の様々な年齢の学生の方々と交流ができ、とても貴重な時間を過ごす事ができました。全く知らない方々と一つのテーマについて話し合いそれぞれのグループが有意義な時間を過ごせたと思います。私自身、地域医療を福祉的な視点から改めて考え直すいい機会にもなりましたし、それぞれの学科の専門性に特化した意見を聴くことができ、また新たな視点で地域医療について捉え直すことができたと思います。

 これまで他職種と一緒に働いたり、同じ授業を受講したりする中で、多職種連携の難しさはある程度わかっていたが、その理由についてはあまり考えたことがなかった。しかし、本セミナーで医学部生や他学科の学生と意見を交換する中で、言葉の捉え方にずれがあることに気づき、そこから、他の様々な違和感がどうして起こっていたのかということについても気づくことができた。

 たとえば福祉を学ぶ私たちが想定する「地域」は、人間が生活する場所、生活圏域を指しているが、医学部の学生のそれは、離島や僻地を指している。また、「多職種連携」の意味や、「多職種」の指すものがなんなのかわからないという意見が医学部生の中から聞かれたことも私にとっては驚きであった。

 多職種が連携するためには、他職種の視点を理解しつつ、自らの職種が持つ視点をしっかり持って伝えていくことも重要だと感じた。

 セミナーでは、普段の大学生活では関わることのない他大学や他学年、他学科の学生と意見交換や交流を深めることができました。その中で、ワークショップを行えたことが私にとっての一番の収穫です。ワークショップでは地域包括ケアとしてどのような機関、職種が連携しているか、そのためには何が大切なのか、地域包括ケアを充実したものにするためには今わたしたちに何ができるのかということについて私たちのグループでは話し合いを進めていきました。話し合いの中で感じたことは、それぞれの職種の仕事内容についての理解がまだ不十分であり、支援をつなげていく道筋が明確に知りえていないということでした。他職種連携を進めていくにあたり、他職種を理解していくことを前提として持ち、様々な支援につなげていくために私たちが知るべきことはまだ多く存在しており、知るためには多くの職種と交流を持つことが地域包括ケアを円滑に進めていく第一歩となるのではないかと感じました。

現代福祉学科3年

 

 私にとって有意義であったプログラムは「地域で必要とされる包括ケアとは~医療・保健・福祉の連携~」のディスカッションとプレゼンテーションである。包括ケアとは地域住民と医療従事者が支えあうことはもちろんで、医療従事者だけでなく、子どもたちに教育をする先生であったり、地域の青年会や老人会の人たちであったりするということがわかったからである。その地域の特性を生かした支援が重要であるということを学ぶことができてとてもよい経験になった。他大学の学生の人たちと医療と福祉について意見を交換することができて充実した時間となったと感じた。

 本セミナーに参加した感想は、他大学の学生の考え方に触れる機会を得ることができ、非常に有意義だったということです。将来的に地域医療を含めた地域包括ケア実現において、様々な役割を担うであろう我々学生ではありますが、そのためには多職種の連携が必須事項となります。その中で、地域包括ケアを実践する上で主要な連携先の一つとなる将来の医療分野を担うであろう医学部生とのかかわりは、そのあり方を考える1つの方向性を示してくれたのではないかと考えます。交流を行う中で様々な考え方に触れられたことは、将来的に私が福祉分野の仕事に携わるにあたって大きな学びになったと思います。

 長崎地域医療セミナーに参加させていただいたことで、福祉以外の分野について学ぶ貴重な体験をすることができた。五島自体初めて訪れたところであったため、とても楽しみながら学ぶことができたと思う。離島の診療所などは、普段の生活ではなかなか訪問することができない所であり、その診療所の実態を知ることができた。

 福祉を学んでいる学生以外にも、医療や歯学などを学んでいる学生と関わることで、違う視点があり、考えさせられることがたくさん感じられた。この出会いを大切にしていきたいと思った。

  今回のセミナーのプログラムのなかで特に印象に残っていることは、地域包括ケアについての意見交換である。私は福祉を学んでいるので、地域で問題となっている高齢者福祉の課題や、地域福祉の観点から考えた。例えば、在宅でも高齢者等が安心して暮らすことができるよう支援することである。一方で、医学を学んでいる人は、医療をどのように提供していくか、検診率を上げていくにはどのようにすれば良いのかなど、医療に観点が置かれているように思った。そのため、学んでいる学問が違うと、考えていることの違いがあるため、ギャップを感じると同時に、私が思いつかない視点を持っているのだと知り、とても参考になった。

人間心理学科2年

 五島には自然、海の幸、歴史など、様々な魅力がたくさんあり、そのような地で地域医療・離島医療について学ぶことができたのは本当にいい機会だった。私は、講義とグループワークのなかで、地域医療には多くの課題が残されており、それは離島だけではなく、本土でもいえることであると感じた。また、それぞれ課題や立地条件なども異なることから、その土地で可能な最高レベルの地域医療を目指すことが大切であり、そのためには地域住民と多職種の連携が不可欠であると学ぶことができた。さらに、患者さんを診るうえで、病気を診るだけではなく全体的に診て患者さんを理解することも、患者さんとの信頼関係を作り上げていくうえで大切なことであると思った。

※学生の感想文は一部抜粋・修正して掲載しております。