平成27年度 上五島地区離島医療研究会に参加しました

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平成27年度 上五島地区離島医療研究会に参加しました

 3月10日(木)、潮谷センター長、奥村助教及び現代福祉学科4年生4人の学生計6人は、新上五島町で開催された上五島地区離島医療教育研究会に参加しました。

 まず初めに、長崎大学の前田隆浩教授より、離島医療研究会の趣旨についての挨拶があった後、潮谷センター長も長崎大学と本学との連携事業の取り組みを交えながら挨拶をされました。続いて、神戸大学の岡山雅伸教授より、実証的なデータを基に効果的な地域医療実習に関するレクチャーがありました。次に上五島病院の八坂貴宏院長より、上五島地区における離島医療実習の実際についての講演がなされました。その後の意見交換では、医療・福祉従事者のみならず、実際に離島医療実習を体験している医学生、そして本学の学生も発言する機会があり、専門分野や所属を越えた活発な議論が展開されました。学生たちにとって、今回の研究会は、離島における多職種連携や実習について学ぶよい機会となりました。​

 

 

 

 

 

 

 

 

 


参加学生の感想​

 医療面の先生方と交流させていただき、新鮮な考えを学ぶことができた。八坂先生とお話しをさせていただいたときに、空きビルを有効活用するために、サロンを開設しようと計画を立てていると伺い、地域住民が集う場の構築に力を入れているのだと実感した。また、そのサロンの計画では、高齢者だけでなく、子どもや障がい者、がん患者のためのサロンも開設できればと話されていた。同じような境遇にいる人たちの集いの場を作ることで、地域での生活が少しでも有意義なものになると考えた。私はがん患者のためのサロンは考えが至らなかったため、今後は、視野を広げて地域で何が必要とされているのかについて考えていきたい。

 長崎大学の先生方だけでなく、病院の先生方の考えを知り、これからの社会保障について考えることができる貴重な機会になったと思う。

​(現代福祉学科4年 芳田彩夏)

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 地域/在宅での支援に重点を置き、総合診療医を推進し福祉分野でいうワンストップ型を目指した人材育成・実習を行っているところが、離島医療実習と福祉分野の実習とで共通していると思いました。細かな点では、日誌をつけることが共通していました。医療分野における離島医療実習では、医師を目指す学生は、医療・保健・福祉を盛り込んだコースの実習を全員が経験するということになっていました。それに比べると福祉分野では、福祉専門職と医療専門職との連携の場面の経験が少ないのではないかと考えました。福祉分野の実習では、病院あるいは精神科病院等で実習する人は限られています。また、高齢者・障害者分野の施設での実習は、利用者とのコミュニケーション等が主になります。これらのことから、福祉分野の実習では、病院等で、福祉専門職と医療専門職との連携の場面を多く経験することが必要なのではないかと考えました。

(現代福祉学科4年 宮原由佳)

 

​ 医療分野と福祉分野の実習の共通点としては、一つの病院(施設)だけではなく様々な場所で実習を行っている点、その病院(施設)の連携先へも話しを聞きにいく機会がある点だと思いました。医療分野の実習について話を聞いていると、臨床と基礎という言葉も多かったように感じ、基礎をどのようにしたら学べるのか、臨床の何をどのようにしたら学べるのか、そして、研究実習までもあり、実習の種類が多いと感じました。特に、研究実習については、担当(ゼミ)の先生の行っている研究内容に近い分野の実習を行うというものもあり、専門分野について知識を深めていくには学びやすいと思いました。

(現代福祉学科4年 大関あい)

 

​ 情報交換の場では、主に岡山先生とお話しさせていただきました。その中で、多く言われていた言葉が「今のうちに価値観を広げなさい。」でした。相手と関わるときは、自分の持っている価値観だけで判断せず、相手が言っていること、行っていることは常に正しいと思い、そこからなぜそうするのだろうということを考えてみなさいと強くおっしゃられていました。また、地域と一言に言っても都会や地方、離島などがあり、現地の方々の言葉を生で聴くことの大切さを教えていただきました。島根県雲南市で学んだことの話をすると、岡山先生も講演にいったことがあるそうで、とても共感していただき、他の地域のお話も聴かせていただきました。  

 医療と福祉で1人の人として向き合うという点では同じであるが、医療では生命に関わることで福祉では生活全般に関わることであるから、医療は幅広いようで生命に関わる部分であるから幅広くないとおっしゃっていたのが印象的でした。また、医師として患者様の死を看取ることが最大のやりがいの一つであるとおっしゃられていました。それは、絶妙なタイミングで亡くなったことを伝えられることに加え、最後にかける言葉で家族を幸せにすることができるからだとおっしゃっていました。また、本人さまに良い人生だったと思ってもらいたいからこその関わりを意識して行うことの重要性を教えていただき、今後とても参考になるお話をたくさん聴くことができました。  

 最後になりますが、研究会に参加させていただき、本当にありがとうございました。

(現代福祉学科4年 石原理子)

 

 

 

 

 

 

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