PEAP(ピープ)に基づく個別ケア職員研修会に参加しました

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PEAP(ピープ)に基づく個別ケア職員研修会に参加しました

 1月19日(木)、「PEAP(ピープ)に基づく個別ケア職員研修会」が「ケアと環境研究会」代表で日本社会事業大学名誉教授の児玉桂子先生を講師としてお招きし、長与町にある特別養護老人ホームのぞみの杜で開催されました。同研修会にはのぞみの杜の職員の他に、特別養護老人ホームプレジールの丘や特別養護老人ホーム橘の丘からの職員も加えて約30人が参加するとともに、本センターからはセンター長の潮谷有二教授のほか3人の教員が、長崎大学医学部からも地域包括ケア教育センター長の永田康浩教授と精神科医の松坂雄亮助教が参加しました。

 初めに、のぞみの杜の池原 香施設長から施設概要や個別ケアへの取り組みへの説明があり、同施設内を見学させていただきました。広い空間はおしゃれな衝立などで仕切られ、入居者の好きな小物や植木鉢など生活雑貨が飾られており、入居者は自分の家にいるような空間の中で、楽しみながらゆっくりとした生活を過ごされていました。

 その後、研修会に入り、のぞみの杜の職員によるPEAPに基づく個別ケアの実践事例が2つ報告されました。報告によれば、職員チームは入居者をPEAPの視点からしっかりとアセスメントし、PDCAサイクルに従って物理的な環境支援とケア的な環境支援などを行った結果、入居者は歯磨きや着替えなどでポジティブな行動変容や役割意識を持つようになったとの報告でした。また、個別ケアの支援内容を家族などに周知することで家族との信頼関係も深まったと補足されました。

 さらに高齢化が進み、認知症高齢者の増加が予測される中、認知症ケア環境指針PEAPに基づく個別ケアに対する取り組みは、認知症の人が安心して、その人らしく、自立した生活を送れるための一つの試みかもしれません。

 なお、PEAP(Professional Environmental Assessment Protocol)とは、アメリカのワイズマン博士らによって開発された認知症ケアユニットの評価尺度として開発されたもので、児玉桂子先生はそれを日本の実情に合わせて改訂しながら「PEAP日本版」として完成され、実践されているものです。


 

 

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