長崎から発信する「医療と福祉の融合と調和」シンポジウムを開催しました

  • Home > 
  • ニュース > 
  • 長崎から発信する「医療と福祉の融合と調和」シンポジウムを開催しました

長崎から発信する「医療と福祉の融合と調和」シンポジウムを開催しました

 10月17日(土)、長崎大学医学部記念講堂で「長崎から発信する『医療と福祉の融合と調和』」シンポジウムが開催され、医療・福祉分野の関係者など142人の皆様が参加されました。初めに、片峰 茂長崎大学長、片岡瑠美子長崎純心大学長の開会のあいさつがありました。次に、永田康浩長崎大学地域包括ケア教育センター長が長崎市や長崎市医師会との連携を図りながら地域医療実習を進めていることなど医学部の取組状況を報告されました。潮谷有二センター長は長崎純心大学での取組状況を報告されるとともに、今回、厚生労働省の「新たな福祉サービスのシステム等のあり方検討プロジェクトチーム・検討会」から発表された地域包括ケアシステムを包含した地域包括支援という概念は、本センターがこれまで提唱してきた高齢者に限定しない地域包括ケアシステムと軌を一にするとの紹介もありました。

 さらに、多職種連携をテーマに両大学のサークル活動として活躍している「長崎多職種連携・たまごの会」の活動報告を長崎大学医学部医学科2年の内田直子さんと本学現代福祉学科3年の澤田寿実さんと福田史織さんの3人が行いました。多くの方々が主体的、意欲的に取り組んでいる学生たちの学びの姿に深い関心と今後の活躍への期待を寄せられました。

 その後、特別講演に入りました。初めに桜美林大学大学院老年学研究科教授白澤 政和先生が「地域包括ケアの実現に向けて-医療と福祉の連携を視野に入れて-」と題してお話しをいただきました。先生は、抽象的な地域包括ケアシステムの概念を分かりやすく説明してくださり、地域包括ケアシステムを確立するためには、顔の見える関係づくりから始め、連携のための会議に医療関係者と福祉関係者が参加し、媒介することが条件となるとまとめられました。続いて、昭和大学病院病院長・日本専門医機構副理事長の有賀 徹先生が「社会医学的な視点と総合診療医の役割」と題して講演をされました。先生は、救急出動件数の実態や緊急度判定(トリアージ)プロトコル策定の考え方などを紹介されながら有限な(医療)資源を公平・公正に分配するには社会医学的な視点の重要性を強調されました。また、医療関係者の関心事である専門医制度についてもふれられました。

 特別講演終了後、富岡 勉文部科学省副大臣が登壇され、本事業へ応援のエールをいただくともに、長崎大学医学部医学科長補佐川上 純先生が閉会の挨拶をされシンポジウムは無事終了しました。

 シンポジウム終了後、情報交換会が開催されました、本学学生たちは、白澤政和先生を囲みお話しをする機会に恵まれました。学生の中には熱心にメモを取るなどの姿が拝見でき、この事業の目指すリサーチマインドが学生たちに醸成されつつあることを実感した次第です。

動画 2017

長崎純心大学医療・福祉連携センター Facebook

報告書

地域包括ケア教育センター

地域医療学分野

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科離島・へき地医療学講座

文部科学省

厚生労働省