「子どもの貧困について考える」研修会に参加しました

  • Home > 
  • ニュース > 
  • 「子どもの貧困について考える」研修会に参加しました

「子どもの貧困について考える」研修会に参加しました

 6月25日(土)、長崎県総合福祉センターで開催された長崎県社会福祉士会主催の研修会「子どもの貧困について考える」に宮野准教授が参加しました。なお、この研修会には、本学の「スクールソーシャルワーカー論」で子どもの貧困を学んでいる現代福祉学科4年の森崎 葵さんと渡邊ありささんらも参加しました。また、長崎県教育庁児童生徒支援室の中小路室長、江口主任主事さんも参加されておりました。  

 講師の長崎大学教育学部の小西祐馬准教授は、日本の子どもの貧困率は1990年代半ば頃からおおむね上昇傾向にあり、2012年には16.3%6人に1人約325万人にも上っているとのことでした。また、世界的に見ても日本の子どもの貧困率は高いグループにあるとされ、日本は先進国といわれるものの、貧困率が高く格差も大きい状況にあるとのことでした。その後、子どもの貧困関係モデル図を示されながら、子どもの貧困についてや国や長崎県の取り組みについてご講義いただきました。  

 研修会の後半では、小西先生が2014年12月から2015年1、2月にかけて長崎市内11の保育所を対象に実施したアンケート調査結果を紹介されながら、300万円未満、300万~500万円、500万円以上の3つに分けた所得群から見えてくる子どもや親の生活の実態についてお話をいただきました。アンケートの自由記述から見えてくる子育ての苦労、経済的困難、社会的孤立、虐待などについてもふれられました。  

 最後に、小西先生は、子どもの貧困に関わるさまざまな問題に対しては経済的困難を中心に据えて考えるべきであり、連鎖=複合した貧困問題では連鎖した支援が必要で、支援する側もつながること、いわゆる多職種連携が求められるとまとめられました。

 

 

 

 

 

 

 


現代福祉学科4年生 渡邊ありさ

今回の講演を聴いて、貧困は、日常生活や学校生活、余暇活動など子どもの育つ環境に大きく影響し、様々な面で不平等を生み出すということがわかりました。特に、小西先生が行われている調査の当事者の率直な思いや意見が衝撃的で、まだ現場を知らない私にとって非常に勉強になりました。やはり、金銭面が満たされないと心の余裕も生まれないと思います。国の貧困対策においても、もう少し現実可能な経済的支援が増えてほしいなと思いました。

 

現代福祉学科4年 森崎 葵

私は子どもの貧困について前から関心があり、この講演の前から自分なりに調べていましたが、貧困の研究をなさっている小西先生の講演で初めて聞くことも多かったです。その1つとして、長崎は全国的にも貧困率が高いことです。私たちにとって当たり前のことが、日本の相対的な基準で見ると、貧困にあたることに衝撃を受けました。これから社会に出て、家庭を築く身として、貧困に陥ることがにないように気を付けなくてはいけないと思いました。

 

 

動画 2017

長崎純心大学医療・福祉連携センター Facebook

報告書

地域包括ケア教育センター

地域医療学分野

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科離島・へき地医療学講座

文部科学省

厚生労働省