秋田大学医学部等主催の全国シンポジウムに参加しました

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秋田大学医学部等主催の全国シンポジウムに参加しました

 11月月5日(土)、秋田大学医学部等主催の全国シンポジウムが秋田大学附属病院で開催され、宮野准教授と現代福祉学科3年生の山口晃平くんが参加しました。「ALL for Patient Safety/すべては患者安全のために」をテーマで開催された今回のセミナーでは、例年開催されていた「学生セッション」はなく、医療教育関係者を対象にしたシンポジウムでした。なお、2人はシンポジウムに先だって、秋田大学医学部のシミュレーション教育センターを見学し、最先端の医療機器の説明を受けました。

 基調講演では、6年ぶりに改定されるモデル・コア・カリキュラム改訂と医療安全対策についての提言がありました。

 続けてシンポジウムに移り、進化し続けるICTを活用した最先端のeラーニングやシミュレーション教育の実践が各演者から報告されました。医療の最前線でサイバー空間と現実空間を融合させながら、より効果的、効率的な医学教育と研修を展開することで患者とともに歩む医療人を育てていくにはどうすればよいかが議論されました。議論の中で多職種連携に関わって、座長の長崎大学大学院の前田隆浩教授から長崎大学医学部と長崎純心大学現代福祉学科との共修授業を紹介してほしいとの指名がありましたので、宮野准教授が共修授業の様子や成果を紹介させていただきました。

 

学生の感想

現代福祉学科3年 山口 晃平

 今回、秋田で開催された全国シンポジウムに参加して、学んだことや感じたこと、印象に残ったことがいくつかあった。
 一つ目は医学教育に関してシームレスな教育が求められているということである。医師をはじめさまざまな職種間で同じ方向を向いて連携を図り、教育を行う水平的教育と、卒業後においても医療人としての資質を磨き続ける垂直的教育、その両方の教育の質をより高めていくことが求められているという話は大変印象深かった。特に垂直的教育に関して、卒後その人自身がどう学んでいくかということを考え、実践することを支援していくことができる体制が必要になるということが強調されていた。在学中の教育だけではなく、資格取得後も能力を高め、資質を向上させていくことが求められているのだと改めて感じた。
 二つ目はポートフォリオやeラーニングの活用が進んでおり、いかにして効率的な学習環境を整備することができるかについて研究している大学が多いということである。また、シンポジウムでは学生が真の力を身に着けていくには、指導者が学生へのフィードバックを行う機会を設け、学生をサポートすることができる体制を構築する必要があり、単に最先端や効率性だけを求めているようではよりよい教育にはならないのではないだろうかといったことが印象に残った。
 三つ目は人工知能(AI)が発達してきており10~20年後には消える仕事と残る仕事とに分けられるのではないかという話である。将来、人工知能が発展しても残る職種であるためには、相手に応じてアウトプットを変えていくことが必要だということが印象に残った。通り一辺倒にアウトプットをしていくことは人工知能でもできるが、相手に応じたアウトプット、質的・量的に高いアウトプットは人工知能には難しく、専門職種が担っていくことが求められるという内容であり、これは福祉の世界でも通ずる話だと思った。
 最後に、シンポジウムや情報交換会等々を通して様々な地域・大学の諸先生方と話をする機会をとっていただき、長崎多職種連携・たまごの会についての話しもできた。様々な大学において行われている特色ある組みについても情報交換ができ、大変有意義な時間だったと感じている。

 

 

動画 2017

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