「スクールソーシャルワーク論」学外授業を実施しました

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「スクールソーシャルワーク論」学外授業を実施しました

​ 本センターでは、地域包括ケアを高齢者に限らず、年齢や障がいの有無に関わらず、様々な生きづらさを抱え、何らかの支援を必要とする人々を包摂する住民主体の支援システムとしての機能を具備したものとしており、スクールソーシャルワーク(以下SSWという。)についても積極的に取り組んできました。

 その一環として、宮野准教授が担当している「SSW論」の学外授業を7月12日(水)長崎市教育研究所で実施しました。この学外授業には、大木菜摘さん他地域包括支援学科4年生7人が参加しました。

 長崎市教育研究所の田中 法斉所長の開会挨拶に引き続き、法澤 光毅指導主事が長崎市における不登校児童生徒に対する取り組みとSSW派遣事業についてご講義をしてくださいました。

 続いて、長崎市のスクールソーシャルワーカー(以下SSWerという)とのグループワークに入りましたが、長崎市教育研究所のご厚意で8人のSSWerの方が参加してくださり、4人構成のグループで密度の高い話し合いができました。
 座学でのマクロ支援と異なり、長崎市でSSWのマクロ支援を実際に行っておられるご担当の方々からのお話しは大変有意義な学外授業となりました。


 


 

参加学生の感想
                             20140d009 大木菜摘
 教育委員会と聞くと敷居が高いといったイメージがあったが、法澤先生の講義は分かりやすく、面白くて内容がスムーズに入ってきた。不登校児童に対する支援の仕方について行政の立場からの視点についても理解することができたと思う。また、実際に現場で活躍しているSSWerの方々の話を聞くことによって、雰囲気を感じることができたし、こんな風に考えて行動しているのだということが分かり、とても勉強になった。
 
                             20140d016 松尾優里
 日頃経験できないような貴重な体験をさせていただき、とても勉強になりました。長崎ではまたSSWの需要が少ないことがあり、学校の先生達も未だにSSWに任せず自分達でしないといけないといった現実で、医療と違い学校の方が働きにくいと思いました。でも、その中でもSSWの方々は先生達と協力しながら1人でも多くの不登校児童を救っているのだと思いました。
 法澤先生の最後の詩はすごく感動しましたし、先生が全体を通して私たちに伝えたいことであり、技術や経験より、「思い」が大切だと言うことを学びました。これからの私たちにとって非常に勉強になることばかりでした。貴重なお話をありがとうございました。
 
                            20140d019 佐々野由佳
 今日の学外授業は、授業で学びながらも曖昧であった教育委員会の仕組み、指導主事の役割、教育支援センターの事業内容を明確化することができました。また現場で働いているSSWerの方に実際にお話を聞くことで、SSWerの大変さと同時にSSWerの魅力を再確認することができ、教育研究所で働いている職員の方々の熱い想いを感じ、私も将来貢献できるよう、今できることを着実に行っていこうと思いました。
 
                             20140d026 髙木湧平
 今回、教育研究所を訪問させていただき、授業で言っていたマクロ支援はこういうことかということや、授業で学んだこと以外の政策面での動向や長崎での独自の取り組みなどさまざまなことを知ることが出来ました。
 また、SSWerが実際の訪問した時の関係作りの技術、児童が成長すること、保護者からも支援を受けてもらってよかったといってもらえたことなど、人の人生に関わるSSWのやりがいを再確認しました。自分が支援する立場になってからもこのことを胸に留めておきたいと思います。今日は良い学びの機会になったと思います。
 
                             20140d028 谷口宗士
 今回の学外講義で、不登校児童生徒への支援の現状と、実際に現場で働かれているSSWerの声を聞くことができ大変貴重な経験となった。講義のなかで印象的だったこととして、私たちが中学生だった頃は進路指導と呼ばれていたものがキャリア教育というものに移行し、在学期間中に福祉をはじめとする相談機関の存在を知らせる活動が行われているということがあった。これはいつ、誰でも支援が必要になる可能性があるということを知る、また、いざという時に自分が頼れるところがあるという安心感を与えるいい活動であると感じた。
 
                             20140D037 長友紗衣
 長崎市におけるSSW活用事業の概要についてのお話を聞かせていただき、実際に長崎でどのような取り組みがされているのかが理解できた。
 また、グループワークでは、SSWerとして学校に派遣された際に学校によって対応がさまざまであるということや、不登校の生徒が学校に来れるようになったなどの実績を残していく中で学校の先生などにSSWが理解されるようになったというお話をお聞きした。まだ学校の中でのSSWerへの認知度は低い学校もあることや、理解されるためには説明をするだけではなく、実際に行動で示すことが必要であることも分かった。

                             20140d043 松尾美佳
 長崎市教育研究所に訪問させていただき、指導主事の先生のお話をお聞きし、教育文化について実際が少しイメージできるようになった。長崎市の不登校に対する取り組みが病欠の子どもも不登校の可能性があるかもしれないということで不登校の数に入れ、見落とさないような工夫がされていることと知った。
 次に、SSWerの待遇はまだまだ課題があるかもしれないが、研修が整っていたり、ケースの事例検討会が行われていることから、学校現場でSSWerが一人で活動し一人で支援するのではなく、教育研究所に持って帰って、仲間とケースについて話し合い考えたり、協力して支援できる体制が整っているのではないかと感じた。
 SSWerのお話でも、学校におけるSSWの実際を知ることができた。小学校や中学校でのSSWerの業務内容や、派遣型の特徴、学校の現場について知ることができ、これからもっと私自身理解を深めて行きたいと思った。
 
                            20140D047 南岸まどか
 教育委員の方のお話を聞く機会はこれまでなく、すごく緊張していました。しかし、みなさん和やかな雰囲気で受け入れてくださり、私が思っていた教育委員会のイメージとは違うことが分かりました。また、法澤先生の情熱的な授業を受け、教育委員会がどのような働きをさせれているのか、またSSWに国が求めているものはなにか、ということを学ぶことができました。
 そして、現場で働かれているSSWerの方のお話を聞いて、厳しい現実と現在ある課題について知ることができました。そのような状況の中でもSSWerの方が自由な発想しながら懸命にケースと向き合っているというを知り、SSWerのあるべき姿を見れたような気がしました。

 

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