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理事長メッセージ

理事長メッセージ

「第三の創立期」へ
 

 学園は2015年の創立80年を区切りに、創立 100年に向けて「第三の創立期」とも言うべき時期へ歩み出しています。純心80年の歴史は、創立から原爆被爆までの10年間の「第一の創立期」と、焦土と化した被爆後の復興から今日に至る70年間の「第二の創立期」に分けることができます。文教町キャンパス(幼稚園、中学・高校)が、創立80年を機に再整備され、戦後復興の歩みを共にして来た古い校舎から新しい校舎に建て替えられたのは、70年間の復興の時代が終わり「第三の創立期」が始まったことを実感させることになりました。 そういう意味でも「第三の創立期」は、建学の精神を礎として新しい時代を築いて行く時だと思います。

 創立者早坂久之助司教は学園の創立にあたって聖母マリアを教育の理想像にカトリシズムに基づく人間教育を建学の精神としました。

 シスター江角ヤス初代学園長は、創立者の意を体し長崎の地に創立された学園の使命を誇りとし、長崎に貢献し、長崎から世界に羽ばたく人材の育成を目指し、教育と研究の体制を整え、多くの卒業生を社会に送り出してきました。

 しかし、今、日本は過ぎ去った80年間とは比べようもない社会に変化しています。

少子高齢化は確実に進み、グローバル化による産業界の大都市集中は地方都市の疲弊を招き、今「地方再生」が国家の喫緊の課題となっています。
 一方、目を将来に向けると、日本の社会は向こう20年の間に人工知能やIoT、ロボットの技術の実用化が進み、AI時代という超情報社会に移行して社会構造が大きく変わると予見されています。
 このような現実社会と未来社会を前にしたこれからの20年間を「第三の創立期」と位置付け、私たちはすでに長崎の地の必要に応えて種々の施策に参画し、長崎の地を担う純心教育の新たな使命の歩みを始めています。

 いま、世界は例えようのない変動と不安の時代を迎えています。このような時代であるからこそ、教育にかける夢と期待は、人類の希望であり光です。かって原爆被爆の焦土の中からの復興を見て「純心は、フェニックス(不死鳥)」であると、励ましの言葉を頂きました。純心が本当にフェニックスであるために、私たちは熱意をもって、創立の目的を新しく生きる「第三の創立期」を、着実に歩む決意を日々新たにして参ります。

理事長 片岡千鶴子
理事長

片岡 千鶴子

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