学校法人純心女子学園 聖心幼稚園
長崎県佐世保市三浦町4-25

聖心幼稚園は2017(平成29)年3月末をもちまして閉園いたしました

ご挨拶

学校法人純心女子学園  理事長 片岡 千鶴子

 学校法人純心女子学園の事業所の一つである「聖心幼稚園」は、2017(平成29)年3月末日をもって86年の歴史を閉じました。創立者の早坂久之助司教は、カトリシズムの人間観に基づいた幼児教育を行うことを志し、1930(昭和5)年に聖心幼稚園を創立しました。以来、20世紀から21世紀にわたる86年の歳月には、さまざまな歴史の曲折はありましたが、カトリシズムの建学の理念を貫き通して7,773名の卒園生を育て、現在、卒園生は各界で活躍し社会に貢献しております。

 このように教育の成果を着実にあげながらも、この度幼稚園を閉じるに至ったのは、止むを得ない理由によりました。その一つは、6年目を迎えた東日本大震災以来、教育現場の耐震化対策が求められ、築86年を経た聖心幼稚園の園舎は耐震強度が低いことが判明したためです。もう一つは、平成27年から施行された子ども・子育て支援制度に定められた運動場の広さが、86年前の創設の時代には必要とされていなかったために、聖心幼稚園では不足していたことです。このことは、補う術のない難問題となりました。

 純心教育を何とか継続したく、少人数の保育園への改編を模索いたしましたが、佐世保市では保育園は充足しているとのことで実現不可能となり、断腸の思いで聖心幼稚園の閉園を決意するに至りました。

 旧約聖書『伝道の書 3-2』の「この世にはすべて時があり、それぞれ時期がある。…植える時、植えたものを抜く時がある」という言葉を痛恨の思いで胸に抱いております。7,773名に及ぶ卒園生と聖心幼稚園を胸に刻んでくださっている大勢の方々こそ、残された大地だと思います。この大地が、新たな実りを社会にもたらすことに希望を置きながら、今日まで多大のご支援を頂きましたすべての方々に心からの感謝を捧げます。

 


 

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