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韓国留学を終えて

留学先 韓国カトリック大学(韓国) プログラム名 姉妹校派遣留学
氏名 堀川 栞(長崎県立西陵高等学校 出身)

韓国留学を終えて 2014.5.30

私は1年間、韓国カトリック大学に留学しました。私は、高校時代に修学旅行で韓国に行き、それから、韓国の文化や食に興味をもち、独学で韓国語を勉強していました。そして、純心大学に入学して韓国語の授業を週に1回受けていたのですが、韓国で毎日勉強がしたい、また、現地の人々と関わりたいという思いから留学を決心しました。

1年間の留学生活は、自分が予想している以上に充実していました。勉強面においては韓国語の授業についていくことできるか、理解することができるか、ということで不安がいっぱいでした。しかし、勉強していくにつれて、授業に慣れていき、またわからないことは先生に必ず質問して個人指導をしてもらったり、寮のルームメートの友達と毎日会話をしたりすることで勉強しながら、友達がたくさんできました。また、一緒に出かけることや、友達の家でごちそうをいただくなど韓国の生活を身近に体験することができました。

そして、私が留学生活のなかで一番成長できたと感じたのは、韓国国内の旅行の時に航空券、ホテル、レンタカーなどを自分たちで予約をしたことでした。全て電話で行ったのですが、相手の顔が見えないのでジェスチャーで伝えることもできない上に、文字で書くこともできないのでちゃんと伝わるかとても心配でした。電話をすることに抵抗があったのでメールで予約をしようかと考えたのですが、間違ってもいいから挑戦してみようと思い電話をしました。所々伝わっていないところもあったのですが、何回も伝えることで全て無事に予約することができました。私はこの時、自分で全て予約をしたという達成感ともっと韓国語を習得したいという気持ちに溢れていました。ただ、韓国語を勉強するだけではなく、こういった経験をしながら学ぶことの大切さにも気づくことができました。

そして、韓国に行って親友と呼べる友達ができたことも留学してよかったと思うことの一つです。その子がいつも私の生活の補助をしてくれたり、一緒に出かけようと私を連れ出してくれたり、本当に親切でいい人に出会えて良かったと思います。よく友情に国籍は関係ないと聞きますが、本当にその通りで、言語が違って言いたいことが思うように伝わらない時もありますが、一緒にいて心から楽しいと思える人に出会えてよかったです。

この他にもまだまだ留学生活で体験したこと感じたことはたくさんあります。それらの経験を思い出して、つらいとき、きついときに、この留学生活で培ってきたことを最大限に活かしたいです。


中国留学を終えて

留学先 北京外国語大学(中国) プログラム名 日本学生支援機構留学生交流支援制度[短期派遣]
氏名 増田 菜々(長崎県立諫早高等学校 出身)

私は昨年一年間中国の北京外国語大学に留学しました。元々、留学に興味があったわけではなく、純心大学に入学してから、大学が行っている留学生と留学経験者との留学茶話会で留学に興味を持ち、どうせするなら自分ではなかなかできない言語を勉強しようと第2外国語で選択していた中国語を勉強できる中国の北京外国語大学に留学する事を決めました。

中国に着いた頃には、?好・謝謝など簡単な言葉しかできず授業でも日常生活でも非常に困りました。トイレがどこなのか?やレストランでの注文もまともに出来ないほどでした。しかし、クラスメイトや先生、日本人の留学生の助けなどもあり、次第に中国での生活にも慣れていき充実した留学生活を送ることができるようになっていきました。夏休みには友人と行った上海に行き、そのほかに1人で大連に旅行にも行きました。新幹線はもちろん、現地で泊まるホテルの手配や代金を払うための銀行口座を開きにいったりなど全て一人で行いました。インターネットの利用や、電話での中国語などそれまであまり利用したことのないことも経験し、自分自身でやることの楽しさや充実感も感じることができました。

このような経験の中で私が感じた留学の一番の強みは自分で学習したことがその日のうちに、日常生活で無理なく使えることだと思います。学校で勉強するには自主的に繰り返し使わないと身に付きませんが、友人や先生、一歩外に出れば現地の人々と中国語で会話をします。自然と繰り返し中国語を話す機会が増え、自分でも感じ取れるくらいに習得できていったと思います。

何もわからず知り合いのいない国に留学するのは最初とても不安でしたが、私は友人や先生など中国で出会った人々にとても恵まれていたと感じます。わからなくても根気よく何度も教えてくださったり、さりげなく発音を直したり、かみ砕いた表現に直して話してくださいました。時には自分の中国語の進歩をほめていただき、学習すること自体がとても楽しく、日本に帰ってきた今でも中国語を勉強していようと思えるのはこのような経験のおかげだと思います。この留学をきっかけに留学生との交流や中国語の学習を続けていきたいと思います。


これまでの人生の中で最も有意義で充実した時間
ニュージーランド留学を振り返って

留学先 マッセー大学(ニュージーランド) プログラム名 単位互換留学
氏名 益田 晴香(長崎県立長崎南高等学校 出身)

私は2013年8月から2014年2月までニュージーランドのマッセー大学に留学しました。ニュージーランドで過ごした約5ヶ月間は私のこれまでの人生の中で最も有意義で充実した時間であったと自信を持って言う事ができます。

英語学習の面では、英語を実際に生活の中で使うことができたことが一番大きかったです。ニュージーランドに行く前は、英語は教科書の中で触れることが多く、ネイティブの先生との会話以外で英語を使ってコミュニケーションするチャンスがあまりありませんでした。しかし、ニュージーランドに行ってからはホストファミリー、先生、友達との会話、授業、お店など生活はすべて英語に囲まれていて、話す、聞く、読む、書くのすべての面から英語でコミュニケーションする時間が圧倒的に多かったです。今まで勉強してきた英語をコミュニケーションの手段として使い、英語を生きたものとして感じることができました。また、中学生の頃から教わってきた英語の知識が実際の英会話とは異なっているということも知ることができました。それも大きな発見で、日本にいたらわからなかった事だと思います。

これまでの人生の中で最も有意義で充実した時間 ニュージーランド留学を振り返って 2014.3.13(1)

この5ヶ月間で自分の英語力の向上を実感することができました。ニュージーランドに到着したばかりの頃、ホストファミリーに学校への行き方、バスの乗り方などいろいろな事を教えてもらいましたが、話すスピードについていけず、適当に頷くだけでほとんど内容を理解することができませんでした。また、わからないことを質問するのにも頭の中で文章を考えて話すまでに時間がかかり、単語も一つ一つ言うような状態でした。英語が出来ないことに対する悔しさとホストファミリーへの申し訳なさで夜にベッドの中で一人涙を流すこともありましたが、最後には頭で考える前に自分の言いたいことが口から出てくるようになり、ホストファミリーや友達と冗談を言いながら会話を楽しむことができるようになりました。さらに、日本とは違う人との距離感も学ぶことができました。長旅から帰って来た時やさよならする時、必ずハグをしていました。日本ではすることがなかったので最初は少し抵抗がありましたが、次第に相手が自分のことを思ってくれている気持ちが伝わってきているように感じ、嬉しいものでした。これらもニュージーランドに行ったから経験することができた事だと思います。


これまでの人生の中で最も有意義で充実した時間 ニュージーランド留学を振り返って 2014.3.13(2)

また5ヶ月間で、素敵な出会いがたくさんありました。活発なホストマザーと静かなホストファザー、とても不思議な組み合わせでしたが、その事が面白く、また私を自分たちの子供かのように扱ってくれました。友達とは一緒に料理を作って食べたり、体育館にバスケをしに行ったりと出会ったばかりでしたがずっと前から友達だったように仲良くなれました。たくさんの人と心から打ち解けることができ、ニュージーランドは私の第二の故郷となっています。

ほかにも経験したことはたくさんありますが、どれも忘れることのできない大切な宝物です。もう一度必ずニュージーランドに行きたいと強く思っています。

このニュージーランド留学をゴールとするのではなく自分の英語学習や視野を広げる良いきっかけであったと考え、これからもさらに成長できるように頑張りたいと思っています。


ニュージーランドの風に吹かれて
「ニュージーランドのクリスマス」

留学先 マッセー大学(ニュージーランド) プログラム名 単位互換留学
氏名 玉井 里美(長崎県立西陵高等学校 出身)

ニュージーランドでの生活も残すところ後1ヵ月となりました。こちらの生活にはすっかり慣れましたが、毎日勉強させられることばかりで新鮮な気持ちは来たばかりのころのままです。夏が近づいてきており、12月に入ってからだんだんと暖かくなり過ごしやすくなりました。日本の夏とは全く違い、湿気がなく風が強いのであまり暑さに苦しむことはありません。からっとしたニュージーランドの夏は現地の人たちにとっても楽しみであったようで、最近は夕食を庭で食べたりバーベキューをしたりしています。

ニュージーランドの風に吹かれて 「ニュージーランドのクリスマス」 2014.1.14(1)

さて、12月には1年でも最も盛り上がるイベントの1つ、クリスマスがありました。ニュージーランドのクリスマスは日本と比べ物にならないほど盛大で、子どもから大人までたくさんの人たちがクリスマスの1ヵ月も前からワクワクしている様子が伝わってきていました。また、私にとっても、こちらで過ごすクリスマスは人生初の夏のクリスマスということで、日本にいるころからずっと楽しみにしていたものです。私がニュージーランドに来たのは8月の終わりですが、来てすぐにホストファミリーからクリスマスの予定をたずねられ、ツリーに飾るガラスのボールをプレゼントされました。12月に入ったとたん街はたくさんのクリスマスの装飾でキラキラしだし、中心部ではサンタクロースの格好をした人達がレースをしたりパレードがあったりと毎週のようにイベントが行われ、より一層クリスマスムードを盛り上げていました。いつもなら寒くなるにつれてクリスマスを感じるのですが、今回は暑くなってくるにつれてクリスマスムードが高まってきたので、正直そのムードをつかむのに時間がかかりました。私のホストファミリー宅にクリスマスツリーが飾られたのはクリスマスの1週間ほど前でした。街ではもっと前から装飾をしていたのに、なぜ家ではもっと早く飾らなかったのか疑問に思い尋ねてみたところ、ホストマザーいわく、あまり早くにツリーを飾っても家によくないことが起きてしまうそうだからです。

ツリーの下にはクリスマス当日に向けてプレゼントが用意されます。そしてイヴの夜、寝る前に家族全員分の大きなソックスを暖炉の前に並べて置き、サンタさんに1年間いい子にしていたことを伝えて早めに皆ベッドに入りました。

ニュージーランドの風に吹かれて 「ニュージーランドのクリスマス」 2014.1.14(2)

いよいよクリスマスの当日、すべてのお店やレストランは閉まり、バスも走っていません。ニュージーランドのほとんどすべての人達は家族とクリスマスを過ごすために仕事は休みます。普段、何もない休日はお昼近くまで寝ている私のホストファミリーもこの日は皆早起きし、ソックスに入っているサンタからのプレゼントを一人ずつ開けていきました。お昼になって親戚達が大きなプレゼントを持って集まって来て、皆で豪華な昼食をとった後にツリーの下のプレゼントを順番に開けていきました。その後は皆でカードゲームをしたり、お喋りをしたり家族と一緒にいる時間をすごく幸せそうにすごしていました。日本ではクリスマスは家族よりも友人や恋人と過ごしたり、またどのお店も忙しいのでアルバイトを休めずに家族と過ごすことができなかったりすることが多いと思います。どこにも行かず、ただ家族とゆっくりと過ごすニュージーランドの人達を見て、いかに家族を大切にしているかが伝わってきました。そして私が忘れていた「家族がいてこそ自分が存在しているのだ」という気持ちを思い出す機会にもなりました。今まで経験したどんなクリスマスよりも、ニュージーランドでのクリスマスは素晴らしいものでした。

こちらでの生活も残り少なくなりましたが、まだまだたくさんのことを吸収することができそうです。悔いの残らないよう、今までよりももっと積極的に、そしてもっとたくさんのことにチャレンジして元気に過ごしたいと思います。


ニュージーランドの風に吹かれて

留学先 マッセー大学(ニュージーランド) プログラム名 単位互換留学
氏名 寺田 有希(長崎県立島原高等学校 出身)

ニュージーランドに来て早くも2カ月が経とうとしています。こちらは春が近づき温かくなってきました。初めは不安も多くありましたが、今では楽しく生活をすることができています。

ニュージーランドの風に吹かれて 2013.10.23

マッセー大学では、毎週月曜日から金曜日の5日間、朝に2コマ、午後から1コマの授業を受けています。朝1コマ目の授業はリーディングとライティングの学習、2コマ目はスピーキングとリスニングの学習です。もちろん授業は全て英語です。初めは、英語を聞き取ることに精いっぱいで、話すというところまで気が回らず、焦りや不安もありましたが先生が丁寧に説明をして下さるので、楽しく学習に取り組むことができています。

また、タイ、コロンビア、中国、サウジアラビアなど様々な国からの学生と一緒に授業を受け、英語を学ぶことにより、それぞれの国の文化や価値観等にも触れることができ、私にとっては英語を学ぶ事以上に大きなものを学んでいる気がします。逆に日本という国を知ってもらえていると、とても嬉しく感じ、自分自身もさらに海外に目を向け、異文化を知り、理解を深めたいとあらためて思っています。


ニュージーランドの風に吹かれて 2013.10.23 (2)

休日には、いろいろな体験をしたいと思い、お祭りに行ったり、バスに乗り街を巡ったりしています。また、毎週日曜日にはホストファミリーと教会に通い、牧師さんの話を聞いています。そこでは、様々な人と出会うことができ、良い出会いに恵まれ、とても感謝しています。

こちらでの時の流れはとても早く感じ、自分がこちらに来て成長できているのか不安が大きいですが、残された時間を大切に積極的に何事にも取り組んでいきたいです。