乳幼児期、そして児童期の子どもたちは、生活の中でたくさんの経験をしながら、さまざまなことを身につけていきます。最近は、子どもたちが楽しく学びを深めるための保育者や教師の援助や指導の方法について研究しています。また、地域の中で、他の専門職の方とチームを組んで、子育て中のお母さんやその子どもたちと関わり、日々子育てを頑張っている方々のサポートをしています。
子どもがどのように成長していくのかを様々な視点から学び、さらに、子どもや保護者の心に寄り添える保育者・教育者を目指して一緒に学びを深めていきましょう。


基本情報

職位・所属
准教授
人文学部 こども教育保育学科
学位
修士(学術・文学)[長崎純心大学大学院人間文化研究科 平成17年3月]
専門分野
発達心理学
教育心理学
臨床心理学
研究テーマ
児童の学ぶ喜びの諸要因とそれがもたらす影響について
教師のストレス要因とその軽減方略の検討

担当科目

学部

  • 人間関係論Ⅱ
  • 子どもの心理臨床と相談支援
  • 子どもと人間関係
  • 発達と学習の心理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • 保育実習指導Ⅰ
  • 保育所実習Ⅱ
  • 施設実習Ⅰ
  • ソフォモア・セミナー
  • 総合演習
  • 専攻演習Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb

主な研究業績

年月 著書・学術論文名他 掲載誌名又は学会名
平成16年 青年期の自己受容と友人関係 -自己に対するメタレベル肯定度という観点からの、現実の友人との付き合い方、満足感、山アラシ・ジレンマの検討-(共著) 長崎純心大学心理教育相談センター紀要第3巻
平成21年 女子大生の障害者に対する意識・態度の変化に関する研究-知的障害児及び知的障害者施設での施設一日体験前後の比較から- 長崎玉成短期大学紀要 第9巻
平成23年 幼児期の食育推進のための実践的活動に関する研究-幼稚園年長児を対象としたバケツ稲作り体験-(共著) 児童教育支援センター年報 第5号
平成24年 幼児の排泄の自立の実態とそのしつけとして叩く・強く叱る現代の母親心理についての一考察-保育所・幼稚園での保護者・保育者へのトイレットトレーニング調査を通して-(共著) 保育士養成研究 第29号
平成26年 自己受容を形成する要因についての検討(1)幼少期からの過去の認められ経験と青年期の自己受容の関連から 純心人文研究第20号
平成27年 A Study of Japanese Children’s Perspectives on Learning in School;Searching for Their Joy to Learn

(共著)
Mirtschewa,Iliana(Ed.): Children’s Perspective on School,Teaching and Learning.Joy to
Learn.Sofia:Farrago Publ.
平成27年 日本の学校教育における児童生徒の「創造力」と学ぶ喜びとの関連についての一考察 児童教育支援センター年報 第9号
平成27年 A Quantitative Analysis of the Survey on Japanese Children’s Joy to Learn:In the Aspects of
Subjective
and Objective School Achievements and Other Variables(共著)
3rd International Conference of Children’s Perspective on Learning, Granada University, Spain,
平成28年 Why do under-achievers in small schools in rural areas have had the feeling of joy in learning from
3rd
grade onwards, compared to big schools in urban areas?(共著)
The 31stInternational Congress of Psychology
平成30年 小学校教師の長時間労働の要因とその軽減方略に関する一考察-教師の職務に対する認知及び人間関係に着目して- 純心人文研究第24号
平成30年 児童の学校生活及び学習場面における対人関係の発達に関する一考察 児童教育支援センター年報 第12号

社会における活動

  • 子育て支援活動(子どもの発達や育児不安等に関する母親への支援)

所属学会

  • 日本教育心理学会
  • 日本心理学会
  • 日本心理臨床学会