[英語情報学科]国際プロジェクトIPC2016成果報告発表会を開催しました

[英語情報学科]国際プロジェクトIPC2016成果報告発表会を開催しました

 英語情報学科の基幹科目「グローバルプロジェクト実践演習」(後期集中・選択2単位)が終了し、成果発表会を1月21日13:00~15:50開催しました。

 

 

 今年は、2010年度より毎年実施してきた国際プロジェクトIPC (International Project Competence)の実績に基づき、英語情報学科の基幹科目となり初めての実践で、世界の参加大学の共通科目「IPC Basic 2016-2017」の名称で実施しました。1年生4名、2年生・3年生それぞれ2名、合わせて8名が、ドイツ、ブルガリア、ポーランド、スペイン、アメリカの大学生ならびに教員合わせて約120名と、インターネット上の協働学習サイト:PowerSchool Learning (haiku learning) を活用し、今年度のテーマ「良い教師とは?(What makes a good teacher?)」に国籍混成の14グループに分かれて取り組みました。参加学生は、それぞれの8つのグループを代表して、プロジェクトの概要、調査研究の方法と、その結果、および各自の感想・意見について、英語で報告発表しました。

 

 

 発表で学生たちは、「調べるほどに、絶対的な結論は、ますます出しにくくなった」、とテーマの奥深さを実感しながらも、「想像以上に参加国間で共通の結果の方が多かった」や、「どうしたら良い教師になれるか?に対する答えは、“子どもたちへの働きかけと自身の勉強”を怠らないことに尽きる、のではないか」など、現段階での結論を共有しようとする場面が多く観られました。また、「時差のためか、参加国間で議論がかみ合わないこともあった」や、「参加大学生のコミュニケーションの量や仕方がやはり違うと思った」、「でも、良い経験ができた」など、プロジェクトに取り組むことで得られた貴重な体験も、結果に加えて披露しました。

 

 

 それぞれの発表の後の質疑応答では、初めて聞く英単語の意味をはじめ、質問項目の分け方など「調査方法」に関することや、なぜヨーロッパの子どもたちの回答に‟先生の身だしなみ“が大切な項目として挙げられたのか、など「得られた結果の背景・理由への考察」にかかわる様々な話題について、出席の教員を交えて活発に議論が展開されました。また、8つのグループの結果発表を通して子どもたちへのインタビューの回答の仕方について、日本の場合は他国に比べ一様に端的で短い回答が多い傾向が指摘され、今後の興味深い研究課題となりました。

 

 

 最後に、先生方から「教師自身にとっても永遠の課題であるテーマに、1年生も含め皆一生懸命取り組んだことが分かった」、や「このようなプロジェクトでは、発表に至るまでの各段階・過程で、発表にも勝る学びの成果が得られたに違いない」など、講評をいただきました。全員に修了証が授与され、また出席の教員5名を含めた参加者全員による投票で、ベスト・プレゼンター泉菜月さん(2年生)が選ばれました。

 

IPC Basic 2016-2017は、日本学術会議科学研究費助成事業「国際プロジェクトで共創を果たすためのクリティカル・シンキング力育成に関する研究」(2016~2018)、およびドイツ学術交流会(DAAD)の支援事業(2016~2017)の一環として実施。

(記:鈴木)