[比較文化学科]比較文化(交流史)研究序説の課外授業-日本二十六聖人記念館を訪れて②-

[比較文化学科]比較文化(交流史)研究序説の課外授業-日本二十六聖人記念館を訪れて②-

「比較文化(交流史)研究序説」の課外授業で日本二十六聖人記念館(長崎市西坂町)を見学しました。「比較文化(交流史)研究序説」の授業では、キリシタンの文化を勉強します。授業で学習した内容を、見学を通して学びます。

日本二十六聖人殉教記念碑の前で

学生の感想

本田季実加(比較文化学科1年)

印象に残ったのは、西坂という土地がキリスト教の中では世界的に見ても重要な場所だったということです。ここにしか無い展示品の数々や解説からそれを知ることが出来ました。弾圧され拷問されてきたキリシタン達の情報は当時とても衝撃的なものであり、その後西坂に来た信者は殉教者達に対してとても強い敬意を以て巡礼されています。二十六聖人はアジアでは初めての殉教者ということで、メキシコやインドなど他国では有名な人であると聞き、この長崎に住んでいる自分もキリシタン含め地域の歴史についてより知識を深めたいと思いました。

鎌内恵文(比較文化学科1年)

隠れキリシタンや潜伏キリシタン達がひっそりと信仰を守り続けていた証であるマリア観音や壺の中に入っていたロザリオの玉や様々な品が印象に残りました。見つかったらどんな大変な目に遭うのかを理解したうえで、雪のサンタ・マリアの絵やマリア観音を大事に保管してきた彼らの信仰心には驚かされます。小声でぶつぶつと唱えるオラショはどのように口伝が為されたのか気になります。
また二十六聖人像は、一人一人の顔の特徴が違っており、まるで二十六聖人の生き写しのように感じました。

田中杏奈(比較文化学科1年)

まず目に入ってきた二十六聖人のレリーフです。26人の中には小さい子供が3人いて、こんな小さな子供までもが拷問を受け苦しんでいたと思うと悲しくなりました。記念館の中で1番印象に残ったものが、大きな1枚の絵です。それは二十六聖人の物語が絵になっていて順を追って見ることが出来ます。そしてその絵のどこかに作者が描かれていると言っていました。次に訪れた時には作者を探してみようと思います。

稲田綾香(比較文化学科1年)

特に感じたのは、自分の命を懸けてまで信仰を貫いたその思いの強さです。「禁止されていたキリスト教に関連する絵や道具を持っているということは、いつでもキリスト教のために死ぬ覚悟ができていたということ。」この学芸員さんの言葉が特に印象に残っています。それでも信仰を貫き通した彼らの思いが、こうして今の長崎をかたどるものになっていることに感慨深さを感じました。改めて、長崎は祈りとともに歴史を歩んできたのだと気づきました。これからもキリスト教に関する学びの幅を広げていきたいと思います。

山口めぐみ(比較文化学科1年)

実際に二十六聖人が殉教した地に足を運んで、学芸員さんのお話を聞きながら学ぶことで、今まで学習してきたことの復習になると共に、知らなかったことも多く学ぶことが出来ました。たくさんの資料が残されていて、二十六聖人の殉教がいかにイエズス会にとって大きな出来事だったのかがわかりました。当時の時代背景と交えながら学習できたので良かったです。

御沓莉音(比較文化学科1年)

一番印象に残ったのは、二十六聖人の話です。彼らの中にはポルトガル人やスペイン人など、多くの外国人も含まれていたということを知りました。また、3人の子どもも含まれていたことを知り、驚きました。私たちが今平和に暮らしている長崎の西坂で、命を懸けてキリスト教を守り抜いた多くの人がいたということは、世界的に大事にされているキリスト教の歴史である事を初めて知ることができました。そして、その事実を実際の資料を拝見しながら、学芸員の方の説明を受けることで、より身近なものに感じました。 

比較文化学科の授業風景

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