[比較文化学科]授業紹介「長崎とキリシタン文化」「比較文化交流史研究序説」

[比較文化学科]授業紹介「長崎とキリシタン文化」「比較文化交流史研究序説」

比較文化学科の滝澤修身教授の「比較文化研究(長崎とキリシタン文化)」、「比較文化(交流史)研究序説」では、キリシタン時代を中心に、長崎の歴史・文化の諸相を学べます。

その一例として、昨年12月19日(土)の課外授業では、長崎県西彼杵半島にバス研修に行きました。
研修には、比較文化学科、英語情報学科及び人間心理学科から44名の受講者が参加し、「長崎甚左衛門の墓」、「横瀬浦」、「中浦ジュリアン記念公園」、「出津教会」、「枯松神社」などを見学しました。

参加した学生の感想

(比較文化学科1年)

今回のバス研修で訪れた西彼杵半島の外海は「潜伏キリシタンの里」と呼ばれていたそうで、教会やド・ロ神父記念館など、キリスト教に関連する多くの施設がありました。ド・ロ神父が設計を手掛けた出津教会は、他の教会と違って屋根が低い珍しい造りをしていました。潜伏キリシタンたちがこっそり祈りを捧げていたという枯松神社は急な参道を登った先にあり、こんなに大変なところに神社を建ててまで信仰を守っていたのはすごいなと感動しました。

八田愛美(比較文化学科1年)

今回の西彼杵半島バス研修では、5つの場所を見学しました。その中でも私が特に印象に残ったのは、中浦ジュリアン記念公園と枯松神社でした。枯松神社までは長い山道で、その道のりからキリスト教信者への取り締まりの厳しさを感じました。どちらも授業で使う冊子に載っている場所を実際に見ることができたのは大変貴重な経験となりました。キリシタンの歴史から、昔の人の思いが今へと受け継がれている事を学びました。

東 加奈子(比較文化学科1年)

今回のバス研修で見学したところは全て初めて行くところで、特に枯松神社が強く印象に残っています。バスを降りてから15分ほど坂道を歩きましたが、当時は、今のように道路も整備されておらず、靴も丈夫ではなかったはずなので、そこに行くのは大変なことだったのではと思いました。このような研修がないと行けないようなところなので、とてもよい経験ができました。

夏木貴子(比較文化学科2年)

今回のバス研修で最も印象に残った場所は、ド・ロ神父が設計したとされる出津教会です。私の持つ教会のイメージは、天井が高く、広々とした造りのものでした。そのため出津教会に入って最初に感じたのは天井の低さです。出津教会の天井の低さやレンガ造りであることは、台風の多い地域性を想定してのことだと学びました。このように耐久性に優れた造りに設計しているのは、これから先も出津の信者たちが安全に信仰を守り続けられるようにというド・ロ神父の想いも込められているのではないかと思われました。


長崎甚左衛門の墓


南蛮船到来の地、ルイス・フロイス像



中浦ジュリアン記念公園


出津教会