[比較文化学科]滝澤ゼミ4年生参加の南島原研修

[比較文化学科]滝澤ゼミ4年生参加の南島原研修

比較文化学科4年生滝澤ゼミ生たちが、この秋、南島原一日バス研修に参加しました。思い出深い研修となりました。みなさんの感想を述べてもらいましょう。

 

ゼミの風景

学生の感想

池田佳織(比較文化学科4年)

私が今回1番印象に残っているのは有馬キリシタン遺産記念館です。年表と共にお話を聞きながらの見学だったので、より分かりやすくみることができました。天草一揆のことに対してや、有馬の事に関しても学校で学んだ程度だったので詳しく知らなかったのですが、今回でより理解することができました。原城では、3万人以上のキリシタンが立てこもり、最終的には殺され、打ち首にして晒し者にしたり、キリシタンへの脅迫が凄いやり方だと改めて感じました。私が想像する以上の酷いやり方でキリシタンの方は拷問され、そこまでひどいやり方をする必要はないのに、更に拷問のやり方が酷くなっていったりしていったので、キリシタンも同じ人なのに、悪いから罰するのは当然だとしか考えていないのだろうなと感じました。

射場桜子(比較文化学科4年)

昨日の島原研修ではキリシタンと関わる場所にいくつか行きましたが、その中でも私が一番印象に残っているのは、有馬キリシタン遺産記念館です。日野江城跡、原城跡、どちらについても資料を見て学ぶことはありましたが実際にその場に行ったことは無く、何となくの知識しか無かったのでこの記念館で南島原におけるキリスト教の伝来から繁栄、島原・天草一揆までの歴史についてより深いところまで知ることができました。当時の領民たちは飢饉や重税でとても苦しい生活をしていた上に税を払うことが出来ないととてもひどい罰を与えられており、本当に考えられないと思いました。島原でもキリシタンにまつわるものがたくさん残されているということをあまりよく知らない、という人はまだまだいると思うので、もっと多くの人たちに知ってもらいたいなと思いました。

今村優里(比較文化学科4年)

最も印象に残ったのは、原城跡です。島原天草一揆の頃と周りの風景があまり変わっていないように感じました。すぐ目の前にはオランダ船が砲撃して来た海が広がり、天草との中間にある談合島、小高い丘に石垣、先に訪れた記念館での説明通りでした。そのため、当時の雰囲気や出来事の重みを強く感じることができました。足元に城跡や一揆に関わった方々が大勢眠っているため、原城見学の時だけ止んだ雨は、彼らが何か訴えてきている印ではないかと思いました。「長崎を中心としたキリシタンの歴史」とは違うキリシタンの歴史を直接学び、新たな発見が多かったです。特に驚いたのは、有馬には今ではキリシタンはほとんどいないということです。当時の拷問や島原天草一揆の厳しさを改めて感じました。今回の研修で学んだ島原のキリシタン史により、繋がりのある長崎のキリシタン史の理解も深まったので、卒業論文に活かしていきたいです。

有馬のセミナリヨ跡