[比較文化学科]授業紹介「比較文化(交流史)序説」課外授業

[比較文化学科]授業紹介「比較文化(交流史)序説」課外授業

 1月12日(日)に、滝澤先生の「比較文化(交流史)序説」の課外授業として、長崎の孔子廟に行きました。当日は、孔子廟の学芸員の方の説明に従い、中国の変面劇、孔子像、中国歴代博物館などを見学しました。長崎純心大学の留学生の潘夢穎さんと項瑩瑩さんが、中国のお正月について話してくれ、貴重な経験となりました。

 

参加した学生の感想

比較文化学科1年生 藤本光香

 長崎に住んでいるからこそ、なかなか行く機会がない孔子廟は、知らない事ばかりで非常に興味深かった。孔子廟が中国の土地であること、建物に赤と黄色が使われているのには意味があることなど…。中国のほかの歴史にも触れてみたいと思った。

比較文化学科1年生 吉田まい

 今回、孔子廟を初めて訪れました。建物の至るところに中国の伝統的な文化が取り入れてあり、中国の歴史を感じることができました。
 また、仮面を使ったショーでは仮面が一瞬で次々と変わるのを目の前で見ることができ、とても面白かったです。
 今回、中国の文化や伝統について知るよい機会となりました。これからも中国の歴史について知識と理解を深めていきたいです。

比較文化学科1年 中野日菜

 当日は、中国の伝統芸能として有名な「変面」のショーが偶然開催されていました。滅多に見られない本場の伝統芸能を直に感じることができ、とても貴重な体験となりました。
 その後はガイドの方から中国の伝統的な建物の特徴や意味合いについて丁寧な解説を聞いた後、館内にある展示物などを見て回り、最後に本学の中国出身の留学生から「中国の正月について」の話を聞きました。
 今回の見学で、長崎がいかに中国と深い繋がりがあるのかということを感じました。孔子廟の土地は中国政府に所有権があり、歴史的価値の高い博物館資料を無償で長期間貸して頂いている等、過去に築いた関係性が現在も受け継がれ、交流が続いていることがよく分かりました。
 孔子廟以外にも中国に縁のある土地やものが長崎には多く存在します。これまではあまり知らなかった中国の文化について、今後は自分の目で見るとともに、異文化との交流について知る機会を持ちたいと思います。

比較文化学科2年生 潘夢穎(留学生)

 私は、以前から長崎孔子廟は、日本で唯一の本格的な中国様式の孔子廟であることを聞いており、訪ねてみたいと思っていました。当日は、孔子廟を訪ね、その建物や附属博物館などを見学しました。中国の歴史と文化、芸術性をとても感じ、孔子廟は本当に素晴らしいと思いました。
 まず、孔子廟に入り、儀門と呼ばれる正門を見た時、私はすぐ中国のお寺を思い出しました。儀門と孔子廟は、完全に中国と同じ構造でした。儀門の前に、二つの石獅子があり、皇帝を象徴する龍を彫刻した石造りの柱も二つ建てられていました。屋根の上は、吉祥を表す動物の飾り瓦で飾られていました。それは昔の中国建築の特徴で、とても中国の雰囲気が感じられます。そして、大成殿に入り、孔子座像を見ました。そこは、中国の寺院特有の線香の匂いがしました。一瞬、中国に戻ったと思ったほどです。儀門と正殿の大成殿を通り抜けると、72の等身大の賢人の石像が見えました。石像の台座には前面に賢人の名が記されていました。私が知っている名前も幾つかありました。
 その後、孔子廟中国歴代博物館に入りました。2階の文物展示館に、中国の昔の刺繍や彫刻作品がたくさんありました。とても精巧に作られた作品でした。私は、中国人として、これらを誇りに思いました。

長崎純心大学大学院生 項瑩瑩(留学生)

 長崎純心大学の先生と学生たちと一緒に、長崎の孔子廟を見物しました。外国の土地で、外国人と共に、中国文化を学ぶのは初めてのことでした。他国の人が自分の国の文化に興味を持っている様子を見るたびに、心の底から嬉しさを覚えます。以前、中国山東省曲阜市に位置する孔子廟を見に行ったことがあり、今回、日本の孔子廟を見て大変親しく感じました。「変臉」の演出もすばらしかったです。川劇の「変臉」について、子供の時から知っていますが、本物を見るのは初めてでした。中日の芸術家たちがお互いに多くの交流を通して、両国の文化交流をさらに深めることを期待しています。見物の後、中国の伝統行事・春節について、日本人の学生に紹介しました。中国からの留学生として、自分ができる範囲で、中国文化をみんなに知ってもらいたいです。中日友好関係に少しでも貢献できれば、嬉しく思います。