2018.12.03こども教育保育学科

[こども教育保育学科]「保育実習指導Ⅰ」にてゲストによる講話が行われました(2018/11/6)

「保育実習指導Ⅰ」という授業では、「保育所実習Ⅰ」及び「施設実習Ⅰ」の事前学習と事後学習を実施します。その中で、保育所の機能や援助の実際、施設の機能と施設保育士の業務、実習生としての心得などを講義やゲストによる講話を通じて学習しています。

平成30年11月6日(火)に行われた「保育実習指導Ⅰ」では、「保育士の業務、実習に向けて、実技」というタイトルで、認定こども園 たんぽぽ園 副主幹保育教諭 永溝春香先生による講話が行われました。


まず、講話の序盤ではアイスブレーキングを交えながら相手の良いところを探すことで緊張を和らげたり、チームでフラフープを下げていくというアイスブレイクからはチームワークの大切さを教えていただきました。


そして、園での生活の流れや年間行事、実習生の心得について、写真を用いながらとてもわかりやすく講義をしていただきました。

特に、たんぽぽ園では、環境を整えるという保育者の援助によって、こどもの「やってみよう」「やってみたい」という主体的な気持ちを大切にされています。

例えば、制作活動の時間を一週間前からこどもたちと準備するそうです。その間、こどもが「作りたい」「作ったら楽しそう」と思えるような環境を作り、保育者は見守ることで、制作活動がこどもたちにとって楽しいものとなり、さらにこども達の主体的で自由な発想により制作活動を展開されていることが分かりました。


2年生の学生達は、熱心にメモを取りながら永溝先生の話に耳を傾けており、保育士の職務内容について学びを得られたようでした。


「保育実習指導Ⅰ」統括者:濱崎久美
(文責:吉田)