[人間心理学科][大学院]「遊びと心のひろば:2016春」を実施しました

[人間心理学科][大学院]「遊びと心のひろば:2016春」を実施しました

 人間心理学科岡嶋ゼミは、3月20日(日)に学内で「遊びと心のひろば:2016春」を開催しました。学園祭以外では3回目の開催となる今回は、大学院臨床心理学分野で岡嶋ゼミに属する学生も参加して、「児童デイサービスぽにぃ」を利用する障害児たちと自由遊びや心理劇遊びを楽しみました。

 心理劇遊びとは、演劇の枠組みを用いた心理療法である「心理劇」の理論と技法とを、子どもとの集団遊びの中に織り交ぜた形態で、お茶の水女子大学で開発されました。当日は、筆者が扮した「春風ランド園長の春風さん」というリーダーの進行のもと、参加者全員で蜜蜂や蝶々が花の蜜を吸う場面を演じました。子どもたちは自発的に想像力を膨らませて、蜜蜂や蝶々、花の表現を工夫していました。また、一人遊びの多い子どもも、「春風さん」をはじめとする不思議なキャラクターたちが気になったのか、集団の場に近づく様子が観察されました。

 スタッフは、事前に春らしい折り紙作品や蜜蜂・蝶々の羽根衣装などを製作し、会場全体の雰囲気を演出しました。また、当日は大学院生が司会や蜜蜂役、学部生が蝶々役やピアノ係、子どもに寄り添う係などを担当し、それぞれの立場から子どもの興味と参加を促し、また子どもの表現に受容的に応答するよう努めました。学生たちは心理劇遊びを通して、遊びのもつ自由さと楽しさを大事にしながら如何に自らの関わり方や環境を工夫して対象者の心に働きかけるかについて、いっそう考える機会になったでしょう。そして、このような工夫や思考の経験は、心の専門家である臨床心理士になるための訓練にもなるのです。

  長崎純心大学の人間心理学科、また大学院で、遊びを通じて伸びやかな心を育む勉強をしてみませんか。

(人間心理学科准教授 岡嶋一郎)

 

  

         タイトル表記と折り紙作品                   学部生スタッフ

 

  

自由遊びの様子

 

    

心理劇遊びの様子