[人間心理学科] 「森のムッレ園」と「子育てひろば」の一日体験を行いました(ゼミの活動紹介・学生の感想)

[人間心理学科] 「森のムッレ園」と「子育てひろば」の一日体験を行いました(ゼミの活動紹介・学生の感想)

ゼミの活動紹介

 人間心理学科3年岡嶋ゼミは、9月1日(木)および9月20日(火)に、NPO法人子育てネットやまぼうしの会が運営する「森のムッレ園ぽっぽ」と「子育てひろばぽっかぽか」の一日体験を行いました。

 「ぽっぽ」は森のムッレ教育を取り入れた野外保育園であり、当日は2~3歳の園児と拾った草花を並べて大小や色合いについて学んだり、草花を使った即興劇をしたりしました。自由遊びでは、園児と学生との間で追いかけっこや耕作ごっこなどが自然に発生しましたが、学生は自らがしゃがんで背を低くして、文字通り「子どもの視点に立つ」ことで子どもとの交流が始まることを強く学んだようでした。

 「子育てひろばぽっかぽか」では、0~1歳の乳幼児に遊具を見せて追視や手伸ばし行動(リーチング)などを引き出す遊びを展開したり、オムツ交換や授乳を体験させてもらったりするとともに、そこに居て安心できる空間づくりやスタッフの声のかけ方などについて、お母様方からアドバイスをもらいました。

 純心祭の初日(10月29日)、岡嶋ゼミは、親子で遊んだり休憩したりできる「遊びと心のひろば」を開催します。楽しみながら発達支援にもなる手作り遊具や、遊びと心の研究について学ぶ掲示物などを用意していますので、皆様のご来場をお待ちいたします。心理学に関心のある高校生の参加も大歓迎です。

人間心理学科准教授 岡嶋一郎

  

  

 

 

学生の感想

 「森のムッレ園ぽっぽ」を体験して、様々な発見がありました。まず、オリエンテーションで好きな花を言い合うことが、自然に存在している花や木を話の話題にすることで、コミュニケーションもとれるし、自然を知ることもできるので良いと思いました。子どもたちと遊ぶなかで、最初は子どもたちが自由に動き回るのを追いかけてたまに声をかけて、という様子が学生の中に多くみられたと思いますが、次第に同じ目線で自然と触れ合いながら遊ぶことができました。子どもたちを見ていると、ごく一般の保育園、幼稚園でみられるような遊具が一切ない中、自然にあるものを遊具にして楽しそうに遊んでいて、私も幼い頃、よく外で地面に落ちている草や木の実をままごとの材料にして遊んだり、家の近くにあった川に遊びに行って魚を観察していたことを思い出しました。

 「森のムッレ園ぽっぽ」の体験中に一番感動したことは、園児が木の棒を鍬に見立てて農作業をしていたことです。近くに生えていた葉をニンジン、ブロッコリーと見立てて、植えてから収穫するまでの工程を見事に再現していました。普段の生活の中で経験したことを遊びにつなげることはなかなか難しいと思いますが、その能力がムッレ園の子どもたちには育っていると感じました。同じように「ぽっかぽか」でも、見立てあそびができる道具が多くあり、遊びというのは考え方次第で楽しみ方が変わるのだなと実感しました。また、普段聞くことがあまりできないお母さんの意見も聞くことができ、とても参考になりました。これから学園祭での遊びのひろばに向けて準備をしていきますが、お母さんもお子さんも安心して過ごせるような空間を作りたいと考えています。素晴らしい体験をさせていただき、ありがとうございました。

人間心理学科3年 新川加菜(私立鎮西学院高校出身)

 

 先日は、子育て広場体験として、施設の見学やふれ合いをさせていただきありがとうございました。自分は、子どもたちとどのように接したらよいのかという不安な気持ちも少しありましたが、楽しく体験することが出来ました。広場での体験を通して、2歳以上の子どもたちと、生まれてまだ数ヶ月の赤ちゃんたちでまだ遊びの種類が違っても、好奇心・興味関心がまず一番にあるという事は同じだと感じました。2歳以上の子どもたちは見立て遊びや虫を捕まえたり歌を歌ったりという事が出来ますが、まだ生まれたばかりの赤ちゃんたちは、音が鳴るおもちゃを近くで鳴らすとそちらの方向に視線を向けたり寝返りを打ったりするだけで、まだ手足を使ってのびのびとは遊べません。しかしどちらも何かに関心を向けているという点では変わらないということに気づきました。

 子どもたちは体験を通して成長していきます。そのためには、環境が大切になると思います。「ムッレ園ぽっぽ」、「ぽっかぽか」のどちらも、先生方がしっかりと子育てに対しての支援をしており、子どもたちをのびのびと遊ばせることが出来る環境があるので、お母さま方も安心して訪問できるのだと感じました。10月に行う学園祭での「遊びと心のひろば」で、どのような配慮があると嬉しいか、どのような雰囲気であると良いかなどたくさんの意見を聞くことが出来、とても参考になりました。今回体験したことを、今後の学習でも生かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

人間心理学科3年 永松倫理子(長崎県立大村高校出身)