[地域連携センター]公開セミナー「『解決志向アプローチ』による相談者と援助者の未来構築」を開催しました(2017/3/12)

[地域連携センター]公開セミナー「『解決志向アプローチ』による相談者と援助者の未来構築」を開催しました(2017/3/12)

2017年3月12日(日)、平成28年度地域連携センター公開セミナー「『解決志向アプローチ』による相談者と援助者の未来構築」を開催しました。講師として、日本における解決思考アプローチの第一人者で特に地域・学校現場における実践と研究を重ねておられる黒澤幸子先生、そしてDV・虐待等の困難ケースへの実践を多数報告しておられる田中ひな子先生をお招きしました。

「解決志向アプローチ」(Solution-Focused Approach)は、医療・福祉・教育・産業等幅広い領域において活用されています。当初は対人援助のために開発された方法ですが、現在では組織における人材育成やDV・虐待等の被害者支援にも応用されています。

そこで当センターでは、対人援助に従事する専門職が解決思考アプローチの基礎から応用までを実践的に学ぶ機会を提供すること、そして参加者のみなさまにも元気になっていただくことを目的とし、本セミナーを企画しました。

参加者の所属先は約4割が医療、3割が福祉、2割強が学校領域とさまざまでした。また「解決志向アプローチ」についても「普段の実践で使っている」という方から「聞いたことはあるがあまり知らない」という方までいらっしゃいました。講師の先生方へ事前にこの点をお伝えしていたところ、初めての方にも、そして既に活用している方にも役立つようなご配慮を随所にちりばめて下さり、参加者の満足度がとても高いセミナーとなりました。

午前の部:講演

まず黒沢先生に「解決志向アプローチの基本と実践」として基本事項のお話とワークを行っていただき、実際の体験を通じて学びを深めました。

 
黒沢幸子先生(午前)

そして田中先生には「被害者支援のための解決志向アプローチ」として、実際にどのように被害者支援において解決志向アプローチを実践されているのか、事例を通してお話いただきました。

 
田中ひな子先生(午前)

午後の部:分科会

黒沢先生・田中先生それぞれに分科会を行い、参加者から事例をご提供いただいてライブ・コンサルテーションを行いました。先生方が実際に行う質問をはじめとした介入方法、そして事例提供者(コンサルティ)の変化を目の当たりにできたことが、参加者のみなさまにとって収穫となったようです。「目の前で変化が生じるのを見ることができとても驚きました」「本だけではわからなかった細やかな配慮が伝わってきてとても参考になりました」など多くの感想を頂きました。

 
黒沢幸子先生(分科会Ⅰ)

 
田中ひな子先生(分科会Ⅱ)

当センターでは今回のようなセミナーの開催を含め、今後も引き続きみなさまのお役に立てるような活動を行なっていきたいと考えています。ご講演いただきました 黒沢幸子先生・田中ひな子先生、ご参加いただきましたみなさま方、アルバイトスタッフとしてご協力いただきました本学大学院生の皆さまにあらためて感謝申し上げます。そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。