教員養成の状況についての情報の公表

教員養成の状況についての情報の公表

教育職員免許法施行規則第22条の6に基づき、教員の養成の状況についての情報を公表します。

1. 教員の養成の目標及び当該目標を達成するための計画に関すること

幼稚園教員養成
教員養成の目標

 子どもたちを取り巻く家庭、地域社会、自然環境、時代の変化に伴う様々な問題を踏まえ、様々な環境の改善に尽くし、生涯にわたって、子どもたちと保護者を支え続ける人材を育てることを目標とする。

養成したい教員像
  1. 表情豊かに快い挨拶ができる人。
  2. 提出期限や時間を守り、報告・連絡・相談を心がける人。
  3. 相手の目を見て、心に届く語りかけができる人。
  4. 語る以上に聴くことのできる人
  5. 周りに信頼される人。
  6. 自己の行動を常に振り返ることのできる人。
  7. 地域、社会、時代への高い関心をもち、確かな学問や研究の成果と論理的な思考・判断を踏まえて状況に対処しようとする人。
  8. 生きること・学ぶことの喜びを自ら実践し、その喜びを周りの人と共有し、創意工夫を積み重ねる姿勢と態度を生涯にわたって持ち続ける人。
目標を実現するための教員養成の計画

 時代の変化に伴う様々な問題を踏まえ、様々な環境の改善に尽くし、生涯にわたって、子どもたちと保護者を支え続ける人材を育てるためには、人間としての基本的な知識や豊かな素養を培うことが必要である。そのためには基礎科目と共に、以下の専門領域を中心に学ぶように計画している。

  1. 保育、教育福祉の意義や基本的原理の理解
  2. 保育、教育の内容と方法
  3. 人間の心と体の発達についての理解
  4. 子育ての相談などに的確に対応する方法
  5. 実践に必須な技能と創造的表現の方法
  6. 保育・施設・教育実習

 これらの専門領域をしっかりと学び、高度な専門的知識と技能を体得し、自らの子ども観、保育観、教育観を確立していく。また、学内にとどまらず、学外における学びを自ら求め、ボランティアや教育支援などに積極的に取り組み、子どもをはじめ、様々な人から学ぶ姿勢を持つように支援する。

小学校教員養成
教員養成の目標及び目標達成計画

 長崎純心大学において、小学校教員養成は、児童保育学科開設時の平成15年度から始められた。 その理念、目的については、学科設置申請書に次のように書かれている。
 約半世紀にわたって既設の本学短期大学部保育科が担ってきた児童(幼児)の保護(支援)、指導(教育)に係る人材養成(幼稚園教諭2種免、保育士等)の伝統と実績を踏まえ、前期喫緊の課題に応え得る、より高度な児童(幼児)の保護(支援)、指導(教育)に関する専門知識とより幅広い教養を身に付けた人間性あふれる人材を養成するために、(中略)本児童保育学科を新たに当該学部に設置するものである。

 開設前の平成13年3月より、文部科学省は「幼児教育振興プログラム」5カ年計画をスタートし、そのなかで幼稚園と小学校の両方の免許を持つ教員を増やす計画を示した。学科設置申請書では、そのことに鑑み、小学校教諭1種免許の取得可能な教育課程を編成することが目指されたのである。なによりも、人間が「人間らしくある」ことを目指す当該学部(人文学部)・学科の理念、目的を具現化することにより、極度に複雑化する児童(幼児)が抱える問題に対応できる人材の養成に勤しむことが、学科開設の願いであった。そのような人材を育てるには、それまでの短期大学が目指す2年間の「職業専門教育」では、高度に複雑化した児童(幼児)の保護(支援)、指導(教育)を担う人材の養成が難しい状況であったのである。

 児童保育学科では、実技や実習に係る教育研究の基礎力の涵養に意を注いでいること、教育学、心理学、福祉学という3つの「学問分野」を基軸に、児童(幼児)の保護、指導(教育)に当たる人材養成に適う、臨床系教科目を配列し、現代的な課題に応える最新の教育研究上の成果を生かした教育課程を編成していることにカリキュラムの特色があり、小学校教員養成についても、その根本をなしている。

 平成15年度、児童保育学科の開設と同時に始められた小学校教員の養成の取り組みは、この4月から13年目を迎える。これまで、児童保育学科が小学校教員養成において目標としたことは、先述の本学科の「出自」をふまえつつ、専門性の高い小学校教員を養成することであった。具体的には、(1)長崎市教育委員会との連携・協力、(2)公立小学校の校長、教頭、教育実習指導教員等による講話の実施、(3)小学校使用教材・教具の整備、(4)本学科2~4年生による公立小学校での学習支援ボランティア活動、(5)1年次の公立小学校一日体験学習、(6)2年次からの教職関係の授業の中での公立小学校訪問実地研修、に取り組んできたのである。(4)の学習支援ボランティアの目的は、学校現場で継続的に児童の学習等の支援活動に当たることにより、児童の実態と教育方法、教師や学校の役割について理解を深めることである。2006年より開始し現在に至っており、毎年40名程度参加している。また、小学校教員を目指す学生同士の切磋琢磨を目的としたサークルが、2009年に同好会として発足し、2012年よりクラブとなって今日にいたっている。こうした様々な活動計画を通して、学校における先生方や多様な人々とのコミュニケーション力、人々と向かい合う力、社会力を身につけた小学校教員の養成へとつながると考えている。

中学校・高等学校教員養成
教員養成の目標

 長崎純心大学は、カトリシズムの建学の精神「知恵のみちを歩み、人と世界に奉仕する」に基づき、学術の中心として、真善美の探求に努め、広い知識と教養、専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的、および応用的能力の展開による全人教育に努める。教員を養成するにあたっては、生徒をとりまく様々な問題に対する深い洞察力を養わせ、人間の尊厳と使命を理解させたうえで、生涯にわたって、生徒や保護者に信頼され、尊敬される人材を育てることを目標とする。

養成したい教員像
  1. 教育者としてふさわしい人間性を持つ者
     生徒や保護者に信頼され、尊敬される教師となるためには、人の幸福を考え、人とつながろうとする協調性が必要である。さらに、自分自身も成長し、豊かな人間性を培おうと、日々努力できる人物の養成を目指す。
  2. 大学での学びを通して、実践的な知識・技能と幅広い教養を習得し、自律的な応用力や判断力を身につけようとする者
     教員としての職責を全うするためには、大学での学びを通して、具体的かつ効果的な指導や援助ができるための力を身につけなければならない。このような能力を身につけたうえで、自ら工夫し、判断できる人物の養成を目指す。
  3. 自らの個性や得意分野を生かし、地域社会に貢献しようとする者
     学校や地域社会との関わりに関心があり、地域社会での実践的な活動に興味を持ち、教育者としての使命感を持って、地域社会の教育・文化の伝達・創造に貢献しようとする人物の養成を目指す。
目標を実現するための教員養成の計画

 本学のモットーである「知恵のみちを歩み、人と世界に奉仕する」を実現し、生徒や保護者に信頼される人材を育てるためには、専門知識を学ばせることはもちろんであるが、人と深く関わることのできるコミュニケーション能力や協調性の育成、さらには、生徒ともに自分自身も成長することを喜びとする人物の養成が必要である。

 人間の人格性を基盤とする学部共通の教養教育とともに、以下の専門領域を中心に学ぶように計画している。

  1. 教育の意義や基本的原理の理解
  2. 教育の内容と方法
  3. 人間の心と体の発達についての理解
  4. 生徒の相談などに的確に対応する方法
  5. 実践に必要な専門的知識
  6. 教育実習

2. 教員の養成に係る組織及び教員の数、各教員が有する学位及び業績並びに各教員が担当する授業科目に関すること

3. 教員の養成に係る授業科目、授業科目ごとの授業の方法及び内容並びに年間の授業計画に関すること

4. 卒業者の教員免許状の取得の状況に関すること

免許状の取得状況

5. 卒業者の教員への就職の状況に関すること

卒業者の教員への就職状況

6. 教員の養成に係る教育の質の向上に係る取組に関すること

教職課程センターの定例会議の中で、年に2度FD研修を行う。教育方法の改革、新しい教育改革の動向等を主たる内容とする。