平成30(2018)年度以降の学生募集を停止します

2018年度より人間心理学科は「地域包括支援学科」の『心理学・カウンセリングコース』として生まれ変わりました。同コースではこれまで通り、心理学を専門的に学ぶことができるとともに、進路や資格選択の幅が大きく広がっています。

地域包括支援学科

学科概要

今日の複雑な現代社会にあって、様々な悩みや 問題を抱えざるを得ない人々が多くなってきていますが、このような人々に奉仕することは、心理学に与えられたひとつの大きな役割です。一方、この産業社会 や日常生活において、組織や人がより能率的かつ健康的な営みを送るためにも、心理学の知識や技術が役立てられています。

人間心理学科の特徴

教育方法は、ただ心理学の理論を教授するだけではなく、“心理学が生かせる仕事”を、 「対人援助職」(カウンセラー、心理判定員、児童指導員、家裁調査官、法務教官、教育職など)と、「専門性の求められる一般職」(人事、営業、広告、マー ケテイング、人材・組織開発、商品開発、調査・研究、データ解析など)としてより具体的に明確化し、個々の学生の関心に応じたキャリア形成も含めた教育体制を強化しています。

なお、本学科は、臨床心理士資格の第一種指定をもつ長崎純心大学大学院(臨床心理学分野)の基礎学科としての役割も果たしています。

ココがポイント!

身につけられる3つの能力
  • 「こころ」の多様な働きを冷静に捉えるための「リサーチ能力」。
  • 「こころ」や行動の状態・問題を評価し援助につなげる「アセスメント能力」。
  • 異なる考えを持つ者同士での適切かつ豊かな「コミュニケーション能力」。

本学科では以上の3つの能力を養うことを教育目標としています。

対人援助職につながる臨床心理系科目

こころの健康の問題について理解を深め、カウンセリングの知識や技術を身につけます。これらの知識や技術は卒業後に医療・福祉・教育・司法といった対人援助の職場で活かすことができます。さらに、本学には臨床心理士を養成する大学院があり、大学院に進学し心理学的な対人援助方法についてより専門的に学ぶこともできます。

一般職につながる産業・社会心理系科目

産業および社会の様々な分野における心理学的な知識を学び、人間関係や社会環境を測定し改善するための技術を身につけます。これらの知識や技術は卒業後に組織開発・マーケティング・人事・営業・接客といった職場で活かすことができます。多くの卒業生が企業等の組織で活躍しています。

カリキュラム

心理学を学ぶことが卒業後どのような進路につながるのか、その具体的なイメージがもてるようなカリキュラムを構成しています。

「臨床心理系」そして「産業・社会心理系」の科目群を大きな柱とし、かつ、心理学の基礎から応用に至るまで総合的に心理学を学べるカリキュラムを用意して、人や社会に奉仕することのできる人材育成を行っています。

心理学の基礎と研究方法

「臨床心理系」の科目は対人援助職(カウンセラー、心理判定員、児童指導員、家裁調査官、教育職など)、「産業・社会心理系」の科目は専門性の求められる一般職(人事、営業、マーケティング、組織開発、データ解析など)に対応させると共に、心理学の基礎から応用に至るまで総合的に学ぶことが可能です。

人間心理学科 科目一覧

取得資格

取得可能免許・資格

  • 認定心理士資格
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • 社会調査アシスタント
  • 司書
  • 司書教諭
  • 児童指導員任用資格
  • 社会福祉主事任用資格
  • 情報処理士

※すべての免許・資格を4年間で取得することはできません。

卒業論文

人間心理学科では、3年生から専攻演習(ゼミ)に 属し、一人の先生からじっくりと、心に対する考え方や研究態度などを学び取ります。そして、関心をもったテーマについて卒業論文にしていきます。卒論作成を通して、テーマへの理解を深めるとともに、研究方法、データ解析、プレゼンテーションの方法なども実際的に学びます。

卒業研究テーマ一覧
  • てんかんに関する学習・接触経験がてんかんを持つ人へのイメージと受容態度に及ぼす影響
  • 自己紹介に対する不安の解消に向けたアプローチの予備的検討
    -「自己紹介で使える私らしいキャッチフレーズを探そう」について-
  • 女子大学生における自称詞の使用について
    -「名前・愛称」の自称詞としての使用と自我状態・自意識状態との関連-
  • 妬み感情とその対処に関する一考察-アイデンティティ確立の観点から-
  • 対人葛藤場面における寛容性の研究-被害の重要度と人間関係の観点から-
  • 友人関係のあり方とソーシャル・サポート、ストレスとの関連子どもの知覚発達に関する一研究
    -色彩知覚と形態知覚の関連性から-
  • 大学生の対人信頼度に関する一考察-対面状況とCMC上での比較-
  • 化粧への関心と実践の間にギャップが生じる要因について(H23度)
  • 作り笑い反応における対人親密さと公的自己意識の関連(H23度)
  • インターネット通販における知覚リスクと口コミサイトの関連について-消費者側の視点から-
  • コーナー分析によるバラエティ番組の検証-購買意欲をそそる演出手法とは?-
  • 「マンガを読むとバカになる」は本当か-マンガ読者の情報接触調査-
  • サンタクロースの存在に対する認識の変化過程についての一考察
    -女子大学生への個別面接を通して-
  • 東日本大震災をテーマにした作曲における心理的プロセスについて
    -長崎の作曲家への個別面接を通して-
  • 仮想空間のおける感動体験が及ぼす心理的変化について
    -映画・ドラマ・舞台に関する調査から-

就職・進学

人間心理 実績

ゼミ紹介

足立 耕平 ゼミ

人間は生物です。生物として人間を眺めてみると、「こころ」の土台を形成する人間 の様々な特徴が見えてきます。このゼミでは脳や身体が「こころ」とどのように関わっているかを学びます。また、脳や身体が障害されると「こころ」にどうよ うな影響が現れるかという医学的な領域も扱っていきます。


畠山 均 ゼミ

人間が相互理解や意思疎通のために行う言語・非言語メッセージのやり取り(対人コ ミュニケーション)がどのように人間関係を維持 、発展させていくかを考察し、さらに文化背景の異なる人間同士のコミュニケーション(異文化コミュニケーション)に言及し、文化とコミュニケーションの関 係について論じます。


丸山 仁美 ゼミ

なぜ私は人の目が気になるのか,なぜ私は傷つくことが怖いのか,なぜ私は生きるこ とにむなしさを感じるのか…。臨床心理学を学ぶことは,そんな「なぜ私は…?」という疑問に,自分なりの答えを見つけ出すことだと私は思います。このゼミでみなさんが自分自身に対する何かの答えを見つけられたらよいなと思っています。


吉武 久美子 ゼミ

面白くもわずらわしい日常の人間関係 、わかりそうでわからない女性の心、群れたがる若者たち・・・などをテーマに、吉武ゼミ(社会心理学)の仲間たちは熱く語り合っています。