地域に根ざした民族的なスポーツ活動(エスニックスポーツ)についての研究を中心に行っています。現在は、長崎県におけるエスニックスポーツの歴史や文化変容について、総合的に研究を進めています。
また、わが国の近代における体育・スポーツ活動にも注目し、特に地方におけるスポーツ文化の展開に関心を寄せています。
実技では、バレーボールを研究対象とし、監督として女子チームの指導を行い、九州大学女子リーグ大会や西日本大学女子選手権大会等に参戦し上位を目指しています。
基本情報
- 職位・所属
- 教授
人文学部 地域包括支援学科 - 学位
- 修士(体育学)[日本体育大学大学院 体育学研究科 体育学専攻 1982年3月]
- 専門分野
- 体育・スポーツ史
スポーツ人類学
バレーボール - 研究テーマ
- 長崎のペーロン競漕について
バレーボールの競技力向上について
地方体育・スポーツ文化史
担当科目
学科
- スポーツ文化論
- 生涯スポーツⅠ・Ⅱ
主な研究業績
年月 | 著書・学術論文名他 | 掲載誌名又は学会名 |
---|---|---|
1991年3月 | 日本のボウリング発祥に関する研究 -ボウルを中心として- |
純心女子短期大学紀要 第27集 |
1991年10月 | 「先生なぜですか」ネット型球技編 0のことをなぜラブと呼ぶの? |
大修館書店 |
1993年6月 | 運動の技術指導に関する研究 -バレーボールのスパイクを中心として- |
幼児教育第9号 (純心女子短期大学幼児教育研究所) |
1995年4月 | スポーツ史講義 | 大修館書店 |
1997年3月 | 長崎の外国人居地におけるスポーツに関する研究 -ボウリング場の開設を中心にして- |
純心人文研究第3号 (長崎純心大学) |
1998年11月 | 長崎のペーロン -競技と伝統の間- |
体育の科学 第48巻 第11号 |
1999年4月 | 近代体育スポーツ年表(三訂版)1800→1997 | 大修館書店 |
2004年3月 | 20世紀日本社会における民族スポーツの文化変容 Ⅰ.民族スポーツの分布、長崎県 |
平成9年度~平成12年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告 |
2004年3月 | 長崎ペーロン競漕の変容 -港内ペーロンの担い手の推移を中心として- |
純心人文研究第10号 (長崎純心大学) |
2004年7月 | 教養としてのスポーツ人類学 | 大修館書店 |
2012年2月 | バレーボールの戦術史 | ひすぽ No.81 |
2015年1月 | 21世紀スポーツ大事典 | 大修館書店 |
2017年12月 | 長崎ペーロンの競漕様式の変容 | 明和出版 |
2018年1月 | 保育所保育指針の改定に関する一考察 -幼児の運動あそびに着目して- |
純心現代福祉研究 第22号 |
2018年2月 | 運動の技術習得に関する研究 ―バレーボールのスパイクに着目して- |
純心人文研究 第24号 |
社会における活動
- 子どものからだと心・全国委員
- 長崎県大学バレーボール連盟 顧問
- 九州大学バレーボール連盟 理事
- 長崎市バレーボール協会 常任理事
- 長崎県スポーツ推進審議会 委員
所属学会
- 日本体育学会
- 九州体育・スポーツ学会
- スポーツ史学会
- 日本スポーツ人類学会