2018.06.20福祉・心理学科

[地域包括支援学科]大学周辺地域からの学び~「相談援助演習Ⅳ」活動の紹介~

地域包括支援学科の科目「相談援助演習Ⅳ」では、大学周辺の住民の皆様のご理解とご協力の元、大学周辺地域をフィールドとして、様々な活動を継続して行っております。今後の授業で、地域の良さや課題について、また課題解決のために何が必要なのかということを深めていきたいと思います。

活動紹介

近隣自治会でのフィールドワーク

まずは、毎年実施している近隣自治会でのフィールドワークです。梅雨時期ということもあり例年天候に悩まされていましたが、今年は天候にも恵まれ、三ツ山町六枚板自治会、畦別当町自治会、川平町自治会の3グループに分かれて各自治会内を歩きました。

地域のゴミを拾いながら歩いたグループ、住民の方と交流を持つことができたグループと様々でした。3グループともそれぞれの自治会の公民館をお借りし、皆でお弁当を食べました。

 

(畦別当公民館)自治会長もご参加いただき、地域の案内、講話をしてくださいました。


地域行事や活動への参加

その他、いくつかの地域行事や活動にも参加しました。4月は恵の丘にある軽費老人ホーム「ときわ荘」で開催された新緑祭のお手伝いをさせていただきました。また、学生駐車場近くの三ツ山グランドで住民の皆さんのグランドゴルフ練習に参加しました。

5月は、川平町の生活支援事業所「あおぞら」での利用者の皆さんとの音楽活動を中心とした交流を持たせていただきました。

これらの活動から、学生は、福祉施設、事業所の地域における役割、地域に開かれた施設であることの大切さ、また、地域住民同士の交流の大切さを感じることができたようです。

 

グランドゴルフを一から丁寧に教えていただきました。

 

ときわ荘の新緑祭でめだかの販売をしている様子です。

ひとり暮らしの方のご自宅訪問

このほか、三ツ山町六枚板、三ツ山町犬継、畦別当町、川平上、川平町自治会のひとり暮らしをされている高齢者のご自宅を訪問し、交流を持つ活動を行っています。

活動を通して、高齢者の生活の現状を知ることにつながり、地域が抱える課題を一人ひとりが少しずつ感じ取ってきたようです。ご自宅の訪問を快く引き受けてくださいました方々に感謝いたします。


講義概要(平成30年度シラバスより)

[講義名]相談援助演習Ⅳ

[授業のねらいと概要](抜粋)

  • 総合的かつ包括的な援助及び地域福祉の基盤整備と開発に係る具体的な相談援助事例を体系的にとりあげる。
  • 具体的な援助場面を想定した個別指導並びに集団指導による実技指導(ロールプレーイング等)を中心とする演習を行う。
  • 社会福祉士に求められる相談援助に係る知識と技術について実践的に習得する。
  • 専門的な相談援助技術として概念化し理論化し体系立てていくことができる能力を涵養する。

さらに詳しく知りたい方は「シラバス検索」をご利用ください > 

地域包括支援学科 > 詳しくはこちら