2015年、創立80周年を記念した学園は、引き続いて創立90年、100年の未来に向かって新しい歩みを始めました。ここに、「純心マッチ基金」寄附事業を開始し、純心の教育研究の使命をより確かに継承していくために、皆様の特段のご支援をお願いすることに相なりました。

「純心マッチ」は、1939(昭和14)年3月、江角ヤス初代校長が、長崎純心高等女学校の第1回卒業式で「願ハクバ 33本ノ純心マッチトナリテ、アラユル場所ニ純心浄化ノ光明ヲ放タレヨ」と卒業生に使命を託したことに由来します。
翌1940(昭和15)年春、永井隆博士が衛生隊医長の召集を解除されて長崎医大に復帰しました。創立のはじめから純心教育の協力者であった博士は、純心初の卒業式を喜ぶと共に、江角校長の式辞の内容を知って感動し、それを「純心マッチ」の詩にまとめました。

「純心マッチ」の歌詞

  1. 私は小さい純心マッチ 今は乙女子かよわいけれど 胸に不滅の光をやどす
  2. 私は小さい純心マッチ 鉄をとかした溶鉱炉さえ もとは一本マッチの力
  3. 私は小さい純心マッチ 今に人の世あまねくてらす 純心浄化の焔と燃える

原爆被爆後の学園再建に励んでいた時、江角校長は「純心マッチ」の詩にメロデイを付けて、「純心生徒のうた」としました。それは1947(昭和22)年の『純心学園報 第6号』で次のように発表されています。

純心生徒の歌なる 永井隆先生詞 原田敬一先生曲『純心マッチ』

純心の生徒が仕事の合間、散歩の山道で、あるいはまた、勉強の後で口ずさむ純心生徒の歌が出来上がった

今、日本も世界も大きな変革の時代を迎えています。純心女子学園は、長崎の地域社会に、ひいては世界に貢献する人材育成を目指して創立されました。この困難な時代に「純心マッチ」の精神で「人と世界に奉仕する」人材育成の教育研究使命を継承するために、「純心マッチ基金」寄附事業として以下のように企画いたしました。皆様方には何卒、この趣旨をご理解いただき、格別のご支援とご協力を賜りますようにお願いしたくご挨拶といたします。

純心女子学園 理事長
長崎純心大学長
純心中学校長・純心女子高等学校長
純心幼稚園長
長崎純心大学後援会長
純心幼稚園保護者会長
純心同窓会長

寄付事業の目的

  1. 学術研究支援(大学の地域貢献)
  2. 学生生徒の就学支援(奨学金制度の充実)
  3. 教育研究環境充実整備(幼稚園、中学、高校、大学の環境整備)

募金要領

募金期間

  • 第一期 2016年~2020年 (5年間)
  • 第二期 2021年~2025年 (5年間)
  • 第三期 2026年~2030年 (5年間)
  • 第四期 2031年~2035年 (5年間)

募金の目標額

3億円

募金の種類

  • 【個人寄附】 1口 5,000円(何口でも可)
  • 【法人寄附】 1口の金額は特に定めない

募金の払込先及び払込方法

払込先

長崎市三ツ山町 235番地
学校法人純心女子学園 理事長 山田 幸子

払込方法
・クレジットカード / コンビニエンスストア / インターネットバンキング

  • ご寄付の領収証の発行日は、決裁代行会社から本学に入金された日付となります。申込日とはなりませんのでご注意願います。
  • 領収証の受領をお急ぎの場合は、専用振込用紙による「郵便振替」をご利用いただきますようお願い申し上げます。
・郵便振替

振込口座番号[01720-4-168075]
振込用紙が必要な場合はお問合せください(TEL 095-846-0084

・銀行振込

ゆうちょ銀行一七九(イチナナキュウ)店 当座[0168075]
口座名 純心マッチ基金 (フリガナ) ジュンシンマッチキキン

募金の代表者(募金委員会長)

〒852-8558 長崎市三ツ山町235番地
募金事業委員会 理事長 山田 幸子

お問合せ先

長崎純心大学 経理課

TEL

095-846-0084 (代表)