2018.06.30こども教育保育学科

[こども教育保育学科]ゼミ活動紹介:原田ゼミ(長崎市科学館ボランティア)

 原田ゼミでは毎年,長崎市科学館で行われる複数のイベントにボランティアとして参加させていただいています。6月23日(土),24日(日)の二日間にわたり,長崎市科学館で開催された第42回スターシップフェスタにも3年ゼミ生等が参加させていてただきました。

 二日にわたり数千人の親子連れで賑わうイベント期間中,学生たちは科学工作ブースの指導を担当しながら,子どもたちや保護者の方々とのふれ合いを楽しむとともに,多くの学びを得ることができたようでした。

ゼミ担当:原田康英


学生の感想

 科学工作ブースに来る子どもに工作の方法を教えたり、手伝ったりするボランティアをしました。科学的なしくみは理解できなくても、「すごい!どうして?」を連発する子や、自分が作ったもので遊んで楽しそうな子の様子がたくさん見られました。子どもの「できた!」という嬉しそうな顔を見ることができるのはもちろん、年齢によってどのように手伝ったらよいのかが分かり、大学の座学で学んだことを実践できることがとても楽しいです。

 長崎純心大学ではボランティアをしたい人へのサポートが充実しており、気軽に参加できます。「私ってこんなこともできるんだ!」と新しい自分の発見や自信にも繋がるよい経験となるはずです。 3年 堀尾 唯


  私は、今回初めて科学館のボランティアに2日間参加させていただく中で多くの方と関わることができ、とても良い経験ができました。紙トンボとクリッピングモビールの補助に入りましたが、何気ない会話をしながらも発達段階や苦手な作業をその場で察知して教えることや、1回の説明で3,4人を教えることが多く、全体を見ながら補助していくことの難しさを感じました。

 子どもたちが、できるだけ自分の力で完成できるように説明の仕方を端的にゆっくりとし、その子に適した補助ができるよう工夫しました。このボランティアで、多くの方との関わることができ、科学の性質を説明したり目の前の子どもに適した教え方をしたりする難しさを学べると感じました。 3年 橋口帆乃佳


 私は、1年生の頃から科学館のイベントのボランティア活動を行っています。活動内容は、主にイベントに来られる家族や小学生に工作を説明したり、一緒に作ったりすることです。そのため、幼児から小学生の子どもたちと関わることができます。関わりを通して、指導対象に年齢の差があることから、発達に応じた説明の仕方を学ぶことができます。また、出来た作品で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿を見ると、とても達成感があり、嬉しい気持ちになります。毎回様々な工作ブースが用意されているため、面白い工作を実習で活かすことができると思います。 3年 森山愛結里


 科学館では、工作や実験それぞれいくつかのブースを用意しており、わたしたちはボランティアとして、それらのブースに遊びに来る子どもたちにやり方や作り方を教えるということを行いました。ここでは、完成した時の喜び、予想と異なる変化が起きた時の驚きなど、子どもが感じる「達成感」や「不思議」を、子どもの側で共に感じることができます。子どもを惹きつけるためにどのようにするとよいのか、試行錯誤しながら子どもと向き合い、楽しみながら学んでいきました。 3年 山口美裕