2025.03.18福祉・心理学科

共同募金活動「ソーシャルワーク演習Ⅰ」学外活動(2024/12/7)

今年度も12月7日(土)に長崎市浜町アーケードで募金活動を実施しました。この募金活動には福祉・心理学科(旧・地域包括支援学科)の1年生が参加し、地域の皆様のご協力のもと、貴重な経験を積ませていただいています。

最初は人通りの多い街中で募金を呼びかけることに戸惑い、なかなか声が出せない学生もいました。しかし、仲間同士で相談し合い、協力しながら徐々に自信を持ち、募金を呼びかける声が聞こえるようになりました。

年末のお忙しい時期にもかかわらず、足を止めて募金にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。皆様の温かいお気持ちに学生たちも励まされ、募金活動の意義を改めて実感することができました。

今後も、このような活動を継続し、地域の方々とともに助け合いの輪を広げていけるよう努めてまいります。

担当:大杉 鹿山 岡田

学生感想

  • 私はこの募金活動で、募金に協力してくださる方々や「自治会で募金をしたよ」と声をかけてくださる方、施設やお店の方々など多くの人の“助け合い”によって成り立っていることに気づかされました。そして、たくさんの人の行動から優しさの御裾分けを受けたようにも感じました。誰かが入れてくれた1円でも多くの優しさによって大きな金額となり、広い範囲で役に立てられていることを実感し、小さなことでも多くの人のためになることをこの募金活動でより知ることができました。私が受けたように優しさの連鎖を誰かに与えられるような人になりたい!そんな人が増えてほしい!と思いました。
  • 赤い羽根共同募金は、募金をしたことはあるけれど、呼びかけることは今回が初めてでした。最初は呼びかけることに緊張しましたが、時間がたつにつれて呼びかけにも慣れていきました。思っていたよりも募金してもらうことはとても難しいことだと実感しました。今回、募金をしてくださった方の中には、私よりも年下の高校生がいました。お小遣いから募金をしてくれたと思うと、とても素晴らしいという気持ちになったし、見習いたいと感じました。
  • 私が歳末助け合い募金を通して学んだことは、多くの人が募金に興味を持ってくれているということです。募金活動を通して、そこで多くの人が温かい言葉をかけてくださったり募金をしてくださいました。特に私が一番印象に残っている場面は、ベビーカーで幼児を連れた女性が募金をしてくださり、幼児から募金を受け取り、私はその瞬間非常に心が暖かくなりました。このように若い方の協力は人の心を動かすことが可能であることを肌で感じました。
  • 募金活動を実際に行う中で、多くの方々と接する機会がありました。街頭で募金を呼びかける際には、募金の呼びかけは初めての経験だったので最初は躊躇いましたが、来てくださる方たちが優しい笑顔で募金をしてくださるのを見て、地域との繋がりを感じ自信がわき躊躇することも無くなっていきました。特に印象的だったのは、長崎純心大学の卒業生から声をかけていただいた時でした。「私もこの募金をしていました。まだしていてよかったです。頑張ってくださいね。」と声をかけてくださり、私たちの活動に理解と共感を示してくださったことに心が温まりました。