主催者より
保育の現場では働き手の確保に苦慮する所が増えており、さらに、保育職を志望する若い世代そのものの減少が懸念される事態となっています。その背景、特に「地方圏」が「首都圏」以上に深刻な保育士不足に陥りやすい要因を経済地理学という学問的手法で研究され、博士の学位を取得されたのが、大分大学経済学部の甲斐先生です。
先生のご講義を通して、ここ長崎でも起こっている“地方圏の保育の危機”を直視し、今後、打開策を講じていくための足掛かりになればと思います。
日時 | 2024年11月16日(土) 13:30~15:00(受付開始 13:00) |
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会場 | 長崎純心大学 C311教室(長崎市三ツ山町235番地)
※駐車場ご用意できます(お申込み時に駐車場の要・不要をお伝えください。) |
講師 | 甲斐 智大(かい・ともひろ)
大分大学経済学部地域システム学科(地域経営論)・准教授。 日本の保育労働市場の構造と地方圏に特有の問題を経済地理学の手法で分析した研究で博士号(金沢大学2022年3月)取得。いかにして地域での生産機能と再生産機能を維持・発展させるかということに関心をもち、「労働の地理学」の観点から地域労働市場の構造について検討するとともに、公共サービスの在り方について研究している。 (論文)東京圏における保育士不足がもたらした地方圏の保育労働市場への影響ー東北地方における新卒保育労働市場に着目してー(経済地理学年報 第67巻 2021年)ほか多数 |
定員 | 50名(お申込み先着順) |
参加費 | 無料 |
受講申込 | 事前申込必要(お申込み先着順)
【申込方法】電話 または FAX、メールにてお申込みください。
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お申込み ・お問い合せ先 |
長崎純心大学 児童教育研究所事務局
TEL 095-846-0084(代)[平日 9:00~17:00]
FAX 095-849-1694 E-mail hoiku@n-junshin.ac.jp |