ゼミ紹介
足立 耕平 ゼミ
ゼミではまず3年前期では4名程度のグループとなり、グループで研究計画を立てて調査を行い、データを分析しレポートとしてまとめることをしています。
研究テーマは心理学に関連するものであればなんでも自由であり、これまでには記憶、音楽、ファッション、人間関係など様々なテーマで研究が行われてきています。また、研究成果をポスターにしてまとめ、純心祭で公表しています。
3年後期から4年にかけては各自が卒論完成に向けて取り組んでいきます。ゼミでの活動を通して、他者とコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていく力や、様々なことに好奇心を持って取り組んでいく姿勢を養いたいと思っています。
ゼミ生の声
足立ゼミでは3年前期にグループワークを行い、自分たちでテーマを決め、計画を立てて、データを収集し、まとめる活動をしています。この活動を通して研究を進めていく流れを理解することができ、卒論への取り組みがスムーズになったように感じています。グループワークは大変でしたが、他のメンバーと議論することで考えをより発展させ深めることができたと思います。
また、純心祭ではグループワークの成果を発表したり、心理学の体験コーナーを企画したりといった活動も行いました。グループワークでも卒論でも先生からのアドバイスを受けながら、日々楽しく和気あいあいとゼミ活動しています!
澤 宣夫 ゼミ
私の担当する科目や専攻演習(ゼミ)では、福祉実践の基礎となる考え方や思想をともに考え、専門的な援助者となっていくための土台を作っていくことを目指しています。福祉の実践には、専門的知識や技術だけでなく、何を大切にしていくかという価値観が必要です。学生のうちに、そのことを考えて続けて、絶えず自分と向き合うことができるようになっておくことが、将来専門職として、誇りと自信を持って活躍していくことにつながると信じています。お互いに高め合いましょう。
田崎 みどり ゼミ
日常生活ではさまざまなことが起こります。いいことだけでなく、嫌なことも少なくありません。そんな時、自分を支えてくれるものの一つが自分の持っている興味や関心です。このゼミでは自分の興味・関心に改めて目を向け、じっくり卒論のテーマを絞り込んでいきます。
心理学ではどのように研究されているのか、いないのか。研究されていないとしたら、なぜなんだろう?そんな素朴な疑問を心理学的な視点から捉え直し、みんなでいっしょに考えていくことを目指しています。
ゼミ生の声
田崎ゼミは、それぞれが設定したテーマに沿って個人のペースで研究を進めています。3年生の段階で基本的な論文の書き方を学び、自分の研究に必要な文献を集めたり予備調査を行ったりと、卒論に向けた活動を開始することができました。
先生がゼミ生一人一人に合わせて指導、サポートをしてくれることに加え、ゼミ生同士でも協力し合う空気感が自然にできていると感じています。落ち着いた雰囲気の中、毎週楽しく過ごすことができるゼミです!
飛永 高秀 ゼミ
社会福祉において「住む」ことが生活の中でどのように位置づき、意味づけされ、それが福祉実践にどのように生かせるのかなど、居住概念の検討、高齢者等の居住支援システムについて検討しています。ゼミでは、高齢者福祉を中心に各学生の興味関心に基づき卒論を指導しています。
また、ゼミの縦と横のつながりを重視し、年に1回ゼミのOBOG会(研究会)を開催しています。研究会では、ゼミ卒業生の各領域における現場実践報告を行い、現状の理解と課題解決に向けての取り組み等について参加者で議論をしています。
研究会後の親睦会では、在学生が卒業生の仕事や学生時代の勉強、実習、就職等について話を聞くなど、交流を図り、とても楽しく有意義な時間となっています。
ゼミ卒業生の現場実践での成長と活躍が私に大きな力を与えてくれます。ゼミ卒業生の福祉実践を今いる在学生に伝え、より質の高いソーシャルワーカーを育てていくことが私の使命ともなっています。
丸山 仁美 ゼミ
なぜ私は人の目が気になるのか,なぜ私は傷つくことが怖いのか,なぜ私は生きることにむなしさを感じるのか…。臨床心理学を学ぶことは,そんな「なぜ私は…?」という疑問に,自分なりの答えを見つけ出すことだと私は思います。このゼミでみなさんが自分自身に対する何かの答えを見つけられたらよいなと思っています。
心理学ではどのように研究されているのか、いないのか。研究されていないとしたら、なぜなんだろう?そんな素朴な疑問を心理学的な視点から捉え直し、みんなでいっしょに考えていくことを目指しています。
ゼミ生の声
丸山ゼミでは、3年の前期という早い時点からゼミ生一人一人が自分の興味関心のあるテーマを設定し、それについての研究をしています。ゼミ生の研究テーマは「同居と一人暮らしでは親子関係がどのよう違うか」や「服装の色が印象をどのように左右するか」や「失恋から立ち直るために何が重要か」など本当に様々です。先生が指導してくれるだけでなく、他のゼミ生から意見をもらうことでお互いを刺激し合いながら自らの研究を深めています。
三浦 佳代子 ゼミ
私の専門分野は神経心理学で高齢者や神経疾患の人の認知機能に関する研究を行ってきました。また、最近では健康心理学やポジティブ心理学にも関心があり大学生を対象とした研究をすすめています。
学生の研究テーマは各自の関心に応じて相談しながら決めていきます。自分が「楽しい」「面白い」「もっと知りたい」と思えるような研究テーマを見つけてください。そして、ゼミでの活動を通して科学的なモノの見方・考え方を養い、自分の考えや情報を分かりやすく伝える力を磨いていって欲しいと思っています。
ゼミ生の声
私たち、三浦ゼミは、グループに分かれて興味関心のあるテーマに沿って研究を進めています。まだ始まったばかりのゼミですが、三浦先生はとても優しく、文献検索の方法やパワーポイントの使い方など、細かく丁寧に教えてくれるので、わからないことがあってもすぐに解決します!
ゼミの雰囲気は和やかでアットホーム感が溢れており、毎週とても楽しいです!4年次研究に繋げるために、三浦先生とゼミ生一丸となって頑張ります!
山頭 照美 ゼミ
ゼミでは高齢者の生活継続のための生活支援に関心を持って研究しています。
高齢者は「人生を終える時まで健康で自立した生活をしたい」と願いながらも、現実には多くの問題があり、 その思いを貫くことは容易ではありません。これらのことから、ゼミでは多様なライフスタイルを持つ高齢者に焦点を当てて、高齢者の生活や生活継続のための支援のあり方について考えています。
ゼミ生の声
3年セミ:個性豊かな学生が集まり毎回楽しいです。マイペースな先生と明るい学生でにぎやかすぎて時々先生に叱られることがあります。
4年セミ:ゼミ生は個性がありますが仲良く、やる時にはやる、遊ぶ時には大いに遊びメリハリのあるゼミです。ゼミ生には心理学科の学生もいるので福祉とは異なる視点で物事を考えることができ視野が広がっています。
吉武 久美子 ゼミ
家族、学校、社会はすべて人の集まりです。人は人の中に生まれ、人と関わって生きていきます。
このゼミでは、人とわかりあうための言語・非言語的コミュニケーションのありかたや、比較したり、競争したりする心理、集団のもつ影響力などについて学びます。
ゼミ生の声
私たち吉武ゼミでは、よくディスカッションをしますが、和気あいあいとしていて小さなことからなんでもみんな言い合えます。3年次は、社会的トピックについて読んだりビデオを見て話し合ったり、その後、卒論に向けて自分の興味のあることについて調べます。
吉武先生はとても話しやすく、先生というよりお母さんのような存在で、ゼミ生同士もお互いの意見を出しやすい雰囲気です。そのため一つのテーマについてみんなの意見を聞く中で自分の視野が広がったり、みんなの発表によって今まで興味のなかった分野に興味を持ったりできるゼミです!
吉本 知江子 ゼミ
3年次前期には、障がいを持つ方々の生活のしづらさや、障がいを持つ方の環境に焦点を当て、どのような条件が整えば、障がいのある人もない人も共に生きることができる共生社会が実現できるのか、ブレーンストーミングの手法を用いて、ディスカッションを行い、これらの結果を報告としてまとめるなどの学習を行っています。
3年次後期には、それぞれ関心のある分野の先行研究をレビューし、レポートに纏め報告を行っています。
4年次は専攻研究のレビューを基に、明らかにしたいテーマを定め、卒業論文の指導を行っています。
卒業論文の作成を通して、障がいについて様々な視点から理解するとともに、自分自身で問を立て、これらの問いを実証的に明らかにする力を身につけていただきたいと考えています。
ゼミ生の声
吉本ゼミは、障がいのみでなく、貧困や社会的排除など、様々な事例をもとに皆でディスカッションを行ないながら理解を深めていっています。
ゼミ単位でサポーターとして参加している純心カレッジ三ツ山塾では、障がい者の方と一緒にダンスをしたり、クッキーを作ったり、長崎さんぽに参加したりと、様々な活動を行ないながら障がいについての理解を深めていっています。
また、ゼミ以外でも、学生同士で定期的に集まり親睦を深めています。4年次には、それぞれのテーマをもと皆で協力し合いながら卒論を進めつつ、国家試験も全員合格を目標に日々精進しています。
卒業論文
本学では、3年次から専攻演習(ゼミ)を選択し、そのなかで卒業論文を作成することになっています。
卒業研究では、ゼミの担当教員の指導を受けながら、文献研究や調査研究を行い、科学的手法を用いて社会福祉に対して理論的に考察します。
卒業研究テーマ一覧
- 高齢者施設における介護事故防止に関する研究~特別養護老人ホームの介護職員への質問紙調査を通して~
- 生活困窮者への自立支援に関する一研究
- 医療ソーシャルワーカーの地域におけるネットワークづくりの課題に関する一考察~医療ソーシャルワーカーへの聞き取り調査を踏まえて~
- がん患者の在宅医療を視野に入れた医療ソーシャルワーカーの支援に関する研究
- 障がいのある弟妹を持つ姉の結婚観に関する一研究-グループインタビューを通して-
- 子どもの貧困対策とスクールソーシャルワークとの関係に関する一研究
- 被虐待経験のある成人に対する自助グループによる支援のあり方に関する研究-自助グループSIAb.の取組み-
- 里親制度推進のための自治体の取り組みに関する研究
- 認知症高齢者を介護する家族介護者への支援に関する研究~A市の「認知症の人と家族の会」に対する質問紙調査から~
- 「更生保護施設」における処遇のあり方に関する一考察 X指定更生保護施設を対象として
- 共生ケアの意義や工夫点に関する一研究-先駆的A事業所を対象として-
- 医療と福祉の専門職を目指す学生たちのグループ形成過程に関する一研究-「長崎多職種連携・たまごの会」に焦点を当てて-
- 地域包括ケアシステムにおける社会福祉士の役割に関する一研究