2021.06.29こども教育保育学科

モンテッソーリ教員養成コース:モンテッソーリ提供法総まとめ(2021/6/12)

今回4年生が臨んだモンテッソーリ提供法総まとめは「文化教育」。2月に実施した総まとめで実施できなかった最後の分野です。

「文化教育」の提供法は、3年後期から4年前期にかけて学んできました。今回の総まとめは、8月に実施されるモンテッソーリ教員免許資格試験に向けた最後の実践練習の場となりました。

学生達は1時間の筆記と約6時間の提供実践を行い、1つ1つの教具について理解を深め、実際の子どもをイメージし、子どもの精神活動をより良く促すための提供を心掛けていました。

「文化教育」では地理と歴史に関する提供法を学びました。今回、その学びを振り返りながら、命の尊さ、平和の大切さを含む内容の深さについて、指導教員の丁寧なアドバイスのもと、より深く学ぶ機会となりました。

学生の感想

先生方からより上の助言を頂けたように感じた。練習を沢山したことが認められた様で、嬉しかった。逆に、これくらいひとつに対して沢山練習を行い、流れを理解した上で、子どもに配慮できるような提供をしていかなければならないのだと改めて痛感し、これからの練習に活かしていきたいと思った。(牧野 桃華)

前回行われた総まとめの反省を活かし、子どもにとってのやりやすさ、わかりやすさを意識して提供することができた。また、緊張する中、資格試験前最後の総まとめで落ち着いて提供できたことに、成長を感じた。間違った提供法で練習していたところも明らかになったため、正しい提供法で練習するようにしていきたい。試験まで残り1ヶ月強しかない。身体が覚えてスムーズに提供できるようになるまで、練習を積み重ねていこうと思う。(山田 詩織)

対象地形

子どもを意識して提供することの大切さを学んだ。子どもにお話をする提供が多く、提供通りに言わなければならないという思いが強くなって子どもの反応を感じながら話すことが難しかった。また、子どもが興味を持ち続けられるように分かるところは質問したりすることが良いと分かった。教師からの一方的な流れではなく、子ども主体で考えられるようにこれからも意識していきたいと思う。(西山 由里子)

国旗あそび

みんなの前で提供を行うことが資格試験前最後ということで、緊張とともに少し寂しさも感じる時間となった。同時に今まで、日常生活の練習・感覚・数・言語と4つの総まとめを行ってきたにも関わらず、まだ子どものペースにあった提供ができていない事が課題として残った。資格試験まで残り少ない期間ですが、提供法を覚えることはもちろん、子ども目線に合わせた提供を心がけて練習に励んでいきたいと思う。(橋本 美怜)