地域包括支援学科1年生は「ソーシャルワーク演習Ⅰ」の授業の一環として、毎年度「学生によるオレンジリボン運動」に参加しています。
オレンジリボン運動とは
「オレンジリボン運動」とは、子ども虐待防止のシンボルとして、オレンジリボンを広めることで子どもの虐待をなくすことを呼びかける市民活動です。
オレンジ色は、里親家庭で育った子どもたちが「子どもたちの明るい未来を示す色」として選んだ色であり、その胸の中に、オレンジフルーツのような明るさと暖かさを感じたいという思いがあるといわれています。
(認定特定非営利活動法人児童虐待防止全国ネットワークHPより)
学生によるポスター作成
今年度も児童虐待について多くの方に知ってもらい、児童虐待を少しでもなくすことにつながるよう、「オレンジリボン運動」の一環として、オレンジリボンに関するポスター作成と学園祭でのポスター展示を行いました。
学生達は、児童虐待防止やオレンジリボン活動についての事前学習を通して学びを深めた上で、班のメンバーと協力しながら様々なデザインのポスターを作成していました。どのポスターも、学生達の子どもたちへの想いが表現されていて個性溢れる内容に仕上がりました。
作成したポスターを学園祭に展示し、訪れた方々にポスターを見ていただくことで、オレンジリボン活動を多くの方々に周知する機会に繋げることができました。
ポスターに込めた学生の思い
- 虐待をなくしたいという思いと、もし虐待を見かけたり、悩んだりしている人がいたら、すぐに相談をして欲しいという気持ちを込めて、このポスターを描きました。
- すべての子供が分け隔てられることなく健やかな成長を発展できる社会の実現を目指す活動を児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンを持つ手に見立て、子供を包み込む様を表現しました。
- このポスターのように満開の花のように明るい笑顔を多くの子どもたちには咲かせてほしいと思いました。また、多くの人に見守られながら安心して暮らせるそんな社会になってほしいという想いを込めました。
ソーシャルワーク演習Ⅰ担当:大杉・佐藤・松永・奥村