2025.05.07医療・福祉連携センター
「太良町地域包括ケアシステム調査研究」の報告会「地域と大学が協働して行う社会課題に対する取り組み ~佐賀県太良町住民調査研究を通して~」を開催しました(2024/11/30)
2024年11月30日(土)に江角記念館にて、「太良町地域包括ケアシステム調査研究」の報告会「地域と大学が協働して行う社会課題に対する取り組み ~佐賀県太良町住民調査研究を通して~」を開催しました。
長崎県内の福祉施設職員、行政関係者、大学関係者、本学地域包括支援学科学生及び大学院生、佐賀県太良町の専門職、地域住民の方、約30名が参加しました。
プログラム
地域と協働した社会課題解決に向けた取り組みに関する報告
まず、本学学部長の足立耕平先生による「地域と協働した社会課題解決に向けた取り組みに関する報告」が行われました。
太良町関係者による講義
そして、太良町地域包括支援センターから前田竜佑氏、太良町社会福祉協議会から吉沢宗典氏にお越しいただき、講義をして頂きました。
高齢者が安心して暮らせる仕組みづくりや、いきいきと暮らせる環境づくり、将来に備えるために実施している太良町の地域住民への啓発活動などについてご教示を賜りました。
また、町立太良病院からお越しいただいた徳永美樹氏は地域医療における役割や、急性期から慢性期、さらには在宅医療に至るまでを視野に入れた一貫した医療・福祉サービスの提供の重要性についてお話くださいました。
学生発表
本学地域包括支援学科生及び本学大学院生による「太良町住民調査結果の報告」、「調査及び視察を通した学びの報告」では2023年に開始した住民調査や視察をもとにした結果の集計、分析による、太良町の現状や強み、課題などについて発表を行いました。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、参加した他大学教員や行政関係者、地域住民から意見や質問が挙がり、地域が抱える課題や、課題との向き合い方について考えることができました。
午後は純心幼稚園にて昼食懇談会を実施しました。
お弁当を食べた後、意見交換が行われ、最後に学生全員が感想を述べました。
参加した学生の感想
- 「フロアディスカッションで、活発な意見交換が行われていて、新たな考えや意見について知ることができてよかった」
- 「専門職の方から直接お話をいただいたり、学びを発表したり、フロアディスカッションを通じて学生の立場から意見を述べたりして、主体的に学ぶことのできる非常に貴重な機会となった」
- 「地域住民のみなさんが我が事、自分事として、主体的にポジティブに活動していく仕組みの大切さを学んだ」