2025.08.04こども教育保育学科

日本赤十字社の幼児安全法講習を学生が受けました(2025/6/28)

6月28日、こども教育保育学科の2、3、4年生が日本赤十字社の長崎県支部(長崎原爆病院内)で、幼児安全法の研修(乳幼児への一次救命処置講習)を受けました。

万一際に救急隊が到着するまでの間に行う処置を「ファーストエイド」といいます。この8分~10分の間に正しくファーストエイド・一次救命処置(心肺蘇生、AED、気道異物除去など)を行うことで子どもたちの命を救える可能性を高め、予後にも大きく影響します。乳幼児や小学生と向き合う専門職を目指すこども教育保育学科の学生にとって必須の知識と技術です。

しかし、どんなに高度な技術を習得しても、それが役に立つような場面に遭遇しないよう、先ずは事故やケガに至る可能性「次の展開」にいち早く気づき、事故を未然に防ぐことが最も大切だということ(つまり、予防安全)が第一であることも学びました。

講習内容

  • 子どもに起こりやすい事故とその防止
  • ケガの種類と応急手当ての方法
  • アナフェラキシーの症状と対応(含:エピペンの取り扱い)
  • 一次救命処置(乳児・幼児のダミー人形を使用)
  • 発見時対応、呼吸確認、心肺蘇生、胸骨圧迫、気道確保、人工呼吸、AEDの操作 など