純心高齢者福祉研究の一環で、福祉・心理学科の教員が広島県にある広島原爆養護ホーム「舟入むつみ園」「矢野おりづる園」の2施設を訪問しました。
被爆80周年を迎えた原爆ホームの現状として、入所者の高齢化が進み、平和の継承を行うことができる利用者の減少が共通した課題として挙げられました。また、原爆ホームに勤務しておられる職員の皆様は、「特別な場所で働いている」といった思いを持ちながら、被爆者に対する支援を行っていることを知ることができました。
原爆ホームにおける共通の課題として平和継承活動が挙げられたため、今後大学として、平和継承活動をどのように行っていくのか、研究活動を通して模索していくことが求められると感じました。
今回の訪問での成果は、今年11月に行われる純心高齢者福祉研究大会で発表予定です。
舟入むつみ園
矢野おりづる園
原爆養護ホーム舟入むつみ園、矢野おりづる園の施設長様及び職員の皆様、大変お忙しい中貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
担当教員:飛永、山頭、小玉、鹿山