地域包括支援学科4年の学生3名が、長崎市社会福祉協議会にてスクールソーシャルワーク実習を行いました。
「社会福祉士の視点から見るSSW※の役割や連携について」と題し、長崎市社会福祉協議会の相談支援体制や独自の取り組みについて、講話をいただきました。
※SSW=スクールソーシャルワーカー(School Social Worker)
続いて、「SSWによる分野を超えた連携事例」をテーマに、具体的な支援のあり方について検討を行いました。
各実習生は、社会福祉協議会の職員の方とペアを組み、提示された情報をもとに、誰にどのような支援が必要か、その支援のためにどこと何を連携するのか、さらにその連携によってどのような効果が期待できるかについて、具体的に検討しました。
事例に登場する人物の生きづらさや希望について考察を深める中で、
- 「アセスメントは当事者を丸裸にすることではない」
- 「利用者主体という視点を持てているか」
- 「どのような効果を目指して連携先と協働するのか」
といった、スクールソーシャルワーカーとして重要な視点について学ぶ機会となりました。
長崎市社会福祉協議会総合相談支援課相談支援係の職員のみなさま、講話や事例検討の機会をいただきありがとうございました。
担当教員:地域包括支援学科/福祉・心理学科 佐藤