10月21日(火)本学において、地域包括支援学科4年生の織田帆尊さんが制作した「ホダカブック」の贈呈式が行われました。
式には、この本の編集、取材にご指導、ご協力いただいた長崎市議会議員の平たけし様、森きょうへい様、学生サポーターの言語文化情報学科2年生の寺田史織さんもご列席くださいました。
この本は、車椅子ユーザーの織田さんが、自身で長崎市内の5つの飲食店を取材し、車椅子ユーザーが店内を利用した際の注意点や改善点等を写真付きで解説しています。
また、それぞれのお店のおすすめポイントも書かれており、車椅子ユーザーの方が安心して足を運びたくなるような内容となっています。
これまで、さまざまなことに積極的に取り組んでこられた織田さん、今後もますますの活躍を期待しています。
「ホダカブック」は、早坂記念図書館でご覧いただけます。



以下、織田さんのメッセージです。
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坂本学長先生への『ホダカブック』贈呈について
織田帆尊
先日大学生活の1つの集大成として、『ホダカブック』を大学へ贈呈いたしました。
「車椅子ユーザーの方の生活する上での選択肢を増やしたい。」という想いから今回は以前より付き合いのある方々のお力添えいただき、「車椅子ユーザーの外出の選択肢を増やす」ということで長崎市内の飲食店の方々にご協力いただき、完成いたしました。
長崎は、坂が多く、車椅子ユーザーや高齢者の方々は生活する上で非常に困難な場面が多いように思います。
しかし、この困難さは決してマイナスなものではないと思います。周りの人たちの優しさや思いやりである「心のバリアフリー」でこの困難さを乗り越えることができるのではと考えて、今回のブックでは完全バリアフリーの飲食店ばかりを掲載することはしませんでした。この『ホダカブック』から心のバリアフリーが広がりますように。
最後に、このブックを作成するにあたってのきっかけは、この長崎純心大学へ入学をし、大学の友人たちとの思い出を作る時間が増え、その楽しさを心から実感したからです。
今回の贈呈式を実施するにあたり、ご尽力いただきました坂本学長先生をはじめ大学関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
大学へ20冊寄贈していますので、ぜひ手に取って、見てみてください。






