2025.12.10こども教育保育学科

大学生訪韓団の一員として韓国を訪問してきました ~自分の目で確かめ、未来をつなぐ~

こども保育教育学科3年の松永さんが、大学生訪韓団の一員として韓国を訪問してきました。帰国後、ゼミ活動において報告会を開催しましたので、その概要をお知らせします。

公益財団法人 日韓文化交流基金と韓国国際交流財団が実施する「大学生訪韓団」に参加しました。10月10日~18日に韓国を訪問し、日韓交流おまつりや現地大学生との交流、外交部や大使館表敬訪問、ホームステイなど普段の旅行では味わえない貴重な経験をさせていただきました。韓国で8泊9日過ごして、ニュースやSNSを通じて目にする韓国の姿と、実際に自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じた韓国の姿には大きな違いがあり、改めて「自分で確かめること」の大切さを実感しました。

今回の経験を通して、私は「未来志向で安定した関係を築いていくこと」の重要性を実感しました。過去の問題を忘れるのではなく、しっかりと向き合いながらも、それだけにとらわれず、これからの時代にふさわしい新しい関係を築いていくことが求められていると学びました。歴史を学ぶことは、相手を責めるためではなく、同じ過ちを繰り返さないためであるため、私たち若い世代が両国の架け橋となり、対話を続けていく責任があると実感しました。

この大学生訪韓団では、学部学科関係なく全国から日本の大学生が集まって、8泊9日を共にする中で様々な学びがあり、自分の世界が広がる経験ができ、27人の心強い仲間もできました。

また、韓国語が苦手な方も英語やジェスチャーでコミュニケーションを図っていたので、そういった部分でも非常に学びにつながると思います。

活動内容

【表敬訪問】韓国外交部、在大韓民国日本国大使館公報文化院

【大学訪問・講義】高麗大学グローバル日本研究院

【交流】韓国大学生訪日団団員とのフィールドワーク、「日韓交流おまつり2025 in Seoul」参加、高麗大学生との交流、1日ホームステイ

【視察】大韓民国歴史博物館、昌慶宮、北村韓屋村、青瓦台サランチェ、国立故宮博物院、東大門デザインプラザ(DDP)建築ツアー、故 李秀賢氏墓地参拝、甘川文化村、朝鮮通信使歴史館、海雲台ブルーラインパーク、現代モータースタジオ釜山、海東龍宮寺、ASEAN文化院

長崎純心大学こども教育保育学科 3年 松永
ゼミ担当指導教員 林 一