2026.08.04福祉・心理学科

ソーシャルワーク実習Ⅱに向けての講話が行われました「ソーシャルワーク実習指導Ⅱ」(2026/7/22)

もうすぐ夏休みとなり、実習が始まります。7月22日(水)の「ソーシャルワーク実習指導Ⅱ」の授業では、社会医療法人春回会 井上病院で医療ソーシャルワーカーをされている濵田寿子先生に講師としてお越しいただき、実習(ソーシャルワーク実習Ⅱ)を予定している学生に向けて、事前マナー講習会を開催しました。

濵田先生からは、まず実習の本質について、大学で学んだ知識・技術・価値・倫理を統合する重要な機会であること、そして実習先はクライエントの生活の場であり、専門職が命と生活を支える場であるということをお話しいただきました。

そのうえで、マナーとは単なる形式的な「型」ではなく、倫理綱領を具体的な「態度」として表現するものであるという考え方を示していただき、学生たちは実習に向けた心構えを新たにしていました。

講話では、「人間の尊厳・権利の尊重」「プライバシーの保護・秘密保持」「専門性の向上と自己覚知」「多職種・多機関・地域社会との連携」という4つの柱に沿って、挨拶や言葉遣い、身だしなみ、記録の取り扱いや書き方、報連相の大切さなど、実習で求められる具体的なマナーについて事例を交えながらお話しいただきました。

また、実習生役・指導者役に分かれて、実習場面を想定し自己紹介をするミニワークも行われ、自分の言動が相手にどのように映るのかを学生たちが体感する機会となりました。

医療ソーシャルワーカーとして大切にされていることについても触れていただき、「コミュニケーション」と「連携」を大切にされており、その姿勢が患者様への安心感につながるというお話は、学生たちにとって印象深いものとなり、その表情にも、実習への前向きな気持ちがうかがえました。
濵田先生、貴重なご講話ありがとうございました。

 

学生の感想

  • 濵田先生のお話を聞いて、実習に対して不安が軽くなり実習に向けて頑張っていきたいという気持ちになりました。実習は、クライエントの生活の場所だったり、生活を支える場所になっているため、実習生としての自覚を持ち実習に臨まなければならないことを改めて実感しました。実習では、緊張してしまって思っているよりも表情が暗く見えてしまうと思うので実習先の方やクライエントの方に挨拶する時は、明るく元気に笑顔で挨拶をしたいです。また、言葉遣いにも気を付けたいと思いました。実習前に自分自身の言葉遣いを確認したいと思いました。実習のマナーは、社会福祉士にとって必要なことだと思うので権利の尊重やプライバシーの保護などはもちろん、分からないことを職員の方に聞いたり、自分から積極的に行動することなどをすることや実習で何を学びたいのかを実習前にもう一度考えて望みたいと思いました。実際に実習生を受け入れている方のお話を聞くことで実習生として気を付けなければならないことを知ることができてとてもよかったです。
  • 今回、ソーシャルワーク実習Ⅱの事前マナー講習会でのお話を聞いて、実習生として大切なことは、自分がその実習で学びたいことを明確にし、積極的に学ぶ姿勢で取り組むことであると感じました。それに加え、関わる人々に対する敬意をしっかり持ってコミュニケーションを取っていくことが重要であると感じました。挨拶、会話をする時の表情、声のトーン、目線、言葉の使い方、身だしなみに注意していく必要があると改めて学びました。これらのマナーを守っていくことが、関わる人との信頼関係の構築に繋がっていくことも学ぶことができました。自分を表現することの1つとして、マナーも身につけ、態度として示していきたいと思います。ソーシャルワーカーとして大切なことは、「コミュニケーション」と「連携」であるというお話を聞いて、心は寄り添っているが頭は冷静に判断する必要があると言う言葉が印象的でした。この言葉から分かるように、コミュニケーションの難しさを改めて感じました。そして、多職種と連携することで、互いの専門性を踏まえ、責任をもってチームとして支援していくことができることが、福祉の強みでもあると感じました。
    8月から始まる実習Ⅱは、期間も長く、緊張と不安がありますが、長い期間だからこそ学べることが沢山あると思うので、自分の成長も自覚しながら、その時の自分に合った目標と、学ぶべきものを計画的に立て、学びのある実習を行っていきたいです。
  • 今回の実習指導者による講話を通して、医療ソーシャルワーカーには専門的な知識だけでなく、人としての礼儀や態度、相手を尊重する姿勢が重要であることを学んだ。特に、実習では学生という立場であっても社会人としての自覚を持ち、挨拶や言葉遣い、時間を守ること、守秘義務を徹底することが信頼関係の基盤になると感じた。また、患者さんやご家族の思いに寄り添い、多職種と連携しながら支援を行う医療ソーシャルワーカーの役割の大きさを理解することができた。相談援助では、一人で抱え込まず、チームで情報を共有しながら支援を進めることの大切さも印象に残った。実習では、分からないことは積極的に質問し、自ら学ぶ姿を忘れず、一つ一つの経験を大切にしたいと思った。また、利用者や職員と関わる際には、初回の印象が大事なので、コミュニケーションを丁寧に行い、相手の立場や思いを尊重した関わりを心がけたいと思う。濵田さんが、「マナーが患者さんの安心感につながる」とお話しされているのを聞き、目線や表情も心がけながら安心して話せる関係性を築くことができればいいなと思う。今回の講話で学んだ実習マナーや専門職としての姿勢を意識し、実習を通して知識や技術だけでなく、人としても成長できるよう努力していきたい。

担当教員:大杉、吉本、松永、福田、鹿山