2026年10月22日(木)、本学地域連携センターを通じた高大連携出張講義として、長崎県立佐世保南高等学校で、福祉・心理学科の鹿山が講義を行いました。
今回の講義は、高校生が大学での学びや研究に触れ、将来の進路や自分自身の生き方について考えるきっかけとすることを目的に、「その人の暮らしを知るソーシャルワーク」をテーマとして実施しました。
講義では、社会福祉やソーシャルワークの基本的な考え方について紹介するとともに、病院で働く医療ソーシャルワーカーの役割や仕事内容について説明しました。特に、病気や障害といった側面だけでなく、その人がこれまでどのような生活を送り、何を大切にし、これからどのように暮らしていきたいと考えているのかに目を向けることの重要性を取り上げました。
また、退院後の生活を題材とした事例を通して、本人の希望や家族関係、生活環境などを踏まえ、その人の生活全体に目を向けるソーシャルワークの視点について紹介しました。さらに、他者理解の大切さにも触れ、自分自身の価値観や先入観で相手を判断するのではなく、その人の思いや考えを丁寧に理解しようとする姿勢について、生徒の皆さんと一緒に考えました。
ソーシャルワークは、生活上の困難を抱える人を支えるだけでなく、人と人、人と社会との関係に目を向けながら、その人らしい生活の実現を目指すものです。今回の講義を通して、社会福祉やソーシャルワークが私たちの日常生活にも深く関わる学問であることを知っていただく機会となればと考えています。

最後になりましたが、今回の講義の機会をいただきました長崎県立佐世保南高等学校の先生方、そして講義に参加してくださった生徒の皆さんに、心より感謝申し上げます。
福祉・心理学科 鹿山誉史
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