2025年9月2日~6日、初めての企画「フィリピン海外研修」を実施しました。
この研修では、以下のことを目的としました。
- 海外の教育・保育の現場を視察し、知る。
- 発展途上国での交流やボランティアを通じて社会問題と向き合い、考える。
- 研修での出来事や出会いを通じて、自身の将来を考えるきっかけとする。

参加した学生の感想
学生A:ゴミ山とその周辺の集落の風景が最も印象に残った。教科書の中でしか見たことのない風景を見た時に言葉がみつからない状態になり、匂いなどの実際に現地に行かないと感じることのできない事を感じる事が出来たから。このような企画でないと生の話を聞く事が出来ないと思った。
学生B:どこに行ってもたくさん歓迎してくれて、緊張がほぐれて心の底から楽しむことができた。トイレひとつから何から何まで違って、日本の便利さを痛感したり、文化の違いを学んだりすることができた。また、インディアナ航空大学附属幼・小・中・高・大では、フライトのシミュレーションという滅多にない経験をさせてもらったり、礼拝や色んな年代の人と関われたりして、たくさんお話しできて嬉しかった。
学生C:アニャズホームの子供たちとの交流の日、ご飯の配膳や子どもたちとの会話、食事後の片付けを行ったが、私は特に汚い海を見に行ったのが印象に残っている。子どもが英語で説明をしてくれていたが、海の近くには魚市場や売り場があり、虫が集まっていたり新鮮ではなかったりしている姿に驚いた。この魚を日本に居ても食べている可能性があると思うと、この海を綺麗にしないといけないと思った。
学生D:訪れた地域の空気感・匂いの違いが強烈に印象に残っている。ゴミ山とその地域の住居、アニャズホーム、スラム地域、インディアナ航空大学、SMモール、すべて違った。なかでも、「ゴミ山の視察と、そこで暮らす人々との交流」は、その後の体験や思考の軸となった点で、最も有意義だったと言える。 ゴミ山で暮らす人々の生活は、表現する言葉が見つからないという衝撃をうけた。また、アニャさんが話していた「基礎をやってあげたら、そこからは上に行くのにも下に行くのにも自分次第だから、ベースの基礎をあげるのをミッションにしている」という言葉が、私の今後の示唆になると思った。
学生E:研修の中で、インディアナ航空大学附属幼・小・中・高では、様々な学年の授業を見ることができ、一緒に活動することができたからとても有意義だと思った。また、今後、この研修経験を身近な人に伝えたいと思った。日本との違いを肌で感じながら過ごすことができてとても良い経験になった。先生になった時にフィリピンの話をしたいし、他国と日本との違いをもっと知りたいと思った。
交流したり学内を案内してくれたりしました