2019.11.19こども教育保育学科

[保育実践研究会Smile]活動報告:純心幼稚園ピースタイムでの保育実践(2019/10-11)

毎年、純心幼稚園のピースタイム(預かり保育)の時間に保育実践研究会Smileメンバーがおじゃまして、子どもたちに楽しい保育実践を提供しています。この活動は、長崎純心大学こども教育保育学科の学生と附属幼稚園の連携の一つです。

学生は直接子どもと関わることで、子どもの反応や表現から保育の在り方を学ぶ機会となり、幼稚園の園児にとっては、保育を学ぶ学生たちと触れ合う楽しい時間となっています。学生は、子どもたちや園の先生方の喜ぶ姿を見て、次の活動への意欲が高まっていると同時に、保育・教育を学ぶ楽しさを感じているようです。

顧問:田中珠美

10月24日のピースタイム: ペープサート・ふれ合い遊び・手遊び

参加メンバー

1年生:池田希明来、池田珠理、小方美嬉
2年生:岩谷七奈、田平侑花、寺川夏希、山本芽衣

内容
  • パックンザウルスくん(ペープサート)
  • ひっつきもっつき(ふれ合い遊び)
  • 魚がはねて、くいしんぼうのゴリラ、キャベツの中から(手遊び)
Smileメンバーの感想
こども教育保育学科2年 山本芽衣

私達が保育室に入ると、20名ほどの子どもたちが拍手で迎えてくれました。ぺープサートに興味津々で非常に楽しんでくれていました。ふれ合い遊び「ひっつきもっつき」は特に盛り上がり、Smileのメンバーのところまで来てギューッとしてくれる子どもたちがたくさんいました。予想以上に反応がよく、私達も楽しんで実践することができました。

ぺープサートで行ったパックンザウルスについて、男の子から質問がありました。「なぜパックンザウルスくんには歯がないのか?」という質問でした。私も全く考えたことがなく、子どもたちの視点は非常に気付かされる部分が多いと感じました。


(中央:山本さん)


10月28日のピースタイム: 読み聞かせ・歌・手遊び

参加メンバー

3年生:磯本彩乃、小柳晴子、薄田安由、竹内清香、中野悠花、牧野夏帆、森田桃夏、山川みき、山口流華、吉田夕貴、渡辺詩織

内容
  • ウサギのダンス(読み聞かせ)
  • 秋の童謡(きのこ、焼き芋グーチーパー、どんぐりころころ、とんぼ、夕焼け小焼け)
  • タネがあったね(手遊び)
Smileメンバーの感想
こども教育保育学科3年 森田桃夏

絵本の読み聞かせでは、子どもたちは集中して聞き、たくさん反応してくれました。私は、秋の童謡の「どんぐりころころ」「とんぼのメガネ」「ゆうやけこやけ」のピアノ伴奏をしました。子どもたちは歌を元気に歌ったり、私たちの振り付けを真似したりと、一緒に楽しんでくれました。

きのこの歌では、1番の途中で終わる予定でしたが、子どもたちが予想以上に喜んで歌ってくれたので、子どもに合わせて1番を最後まで歌いました。子どもの反応に合わせて、動いたり歌ったりする臨機応変な対応がとても大切だと実感しました。 


(ピアノ:森田さん)

こども教育保育学科3年 山川みき

今回のピースタイムでは歌ったり、手遊びをしたりしました。「やきいもグーチーパー」では速度を変えて実践を行ったのですが、子どもたちからは「超特急がいい!」と声があがりました。今までにない言葉だったので、新鮮で新たな学びとなりました。また、じゃけんもとても盛り上がり、子どもたちは立ち上がって喜んでくれて嬉しかったです。

歌は、子どもたちもキノコやどんぐりになりきって歌って踊ってくれました。それぞれで大きさが異なり、小さく作る子、大きく作る子など様々で、子どもたちの想像力には圧倒されました。しかし盛り上がりすぎたため、そのような時に子どもたちを落ち着かせる対応ができるようにしなければならないと感じました。また、場所にあった声量で実践を行うことも大切だと感じました。とても楽しい時間となり良かったです。


(左から2番目:山川さん、一番右:森田さん)

11月7日のピースタイム:ビッグブック・ペープサート・パネルシアター

参加者

1年生:井口瑠莉亜、伊藤碧、岡本真弥、川口実来
2年生:池崎寧々、一瀬未来、田中美雨、中村美緒、山田真由

内容
  • もったいないばあさん(ビッグブック)
  • ふうせん(ペープサート)
  • 食いしん坊おばけ(パネルシアター)
メンバーの感想
こども教育保育学科2年 山田真由

私たちが園に到着した時、子どもたちはとても心待ちにしてくれていたようでした。初めてピースタイムに参加するメンバーが多かったのですが、演目の間の時間つなぎに手遊びを行うなど、臨機応変に対応することができました。

子どもたちの反応はとても良く、少しざわざわする場面もありました。子どもたちが興奮した時、いかに素早く注意を引きつけることができるのかを今後学びたいと思います。実践を終えた後に「また来てね」と男の子が言ってくれてとても嬉しかったです。私たちも子ども達も楽しい時間を過ごすことができたと思います。


(右側:山田さん)