2022.07.12ニュース

受講した学生の感想より 「フレッシュマンセミナーA」長崎の歴史・文化について考える(2022/6/28)

1年次必修の「フレッシュマンセミナーA(長崎に生きる)」では、学内外からの専門分野の講師による輪講形式で授業を展開しています。

6月28日(水)のテーマは『長崎の歴史・文化について考える』。
この日は、佐世保市の草加家代表取締役の髙木 龍男氏と、東彼杵在住の絵本作家・イラストレーターのにしむらかえ氏を講師にお迎えしました。

授業のポートフォリオとして学生が提出している感想より、この日の授業を紹介します。

講師:髙木 龍男 氏
(草加家 代表取締役)

伝統菓子草加せんべい、かんころ餅など、様々な地域素材を用いた商品を手掛ける。佐世保市重尾町。

仕事とは、課題を見つけて真剣に好奇心を持って向き合うことだとおっしゃいました。

今までかんころ餅を作った時の課題とその解決方法を聞いて、好奇心による行動力が課題の解決になったことが分かりました。また、赤ちゃんのためのおしゃぶりかんころを作ったことは、農家の方と赤ちゃんを直接つなぐ仕事となったそうです。

かんころ作りの過程では、自然との折り合いをつけていくことが重要で、決して整っているとは言えない状況の中で丁寧に工夫をして作られていることに感銘を受けました。

講師:にしむらかえ氏
(絵本作家/イラストレーター)

ニューヨークで絵本作家としてデビュー。東彼杵在住。最新の出版物『かんころもちと教会の島』福音館書店 2021年刊行

どうして絵本を出すことになったのか。五島列島を訪れた時の話を、イラストを使って分かりやすく説明していただきました。絵本ができるまでどのような過程をたどったのか、どれほど大変なのかを知りました。