英語コミュニケーション専攻

グローバルプロジェクト演習I・II[2年次]


姉妹校のアイヒシュテット・カトリック大学(ドイツ)をはじめ、スペイン、ブルガリア、ポーランド、スェーデン、2018年度からは山口大学も加わり、世界6ヶ国の大学の学生・教員100名余りがオンライン上で共同実施する授業です。
過去には、共通テーマである「教育」について国籍混成のグループに入り、それぞれ「現代の教師に求められる対応力」「保護者と学校の関係」などのトピックに取り組みました。その成果発表会では、自分のグループでの取り組みについて、経過と結果を報告しました。プレゼンテーションに続く質疑応答も全て英語で行いました。

履修した学生の感想

  • グループ内で唯一の日本人だったので、自分が調べて発言しないと国際プロジェクトが進まないことが分かり、責任感を自覚し、必死で頑張る体験ができました。
  • 他の国の学生や教員の意見に対して、おかしいと思ったら勇気をもって質問したり反論したりすることで、その時は気まずい思いをしても、グループとして良い結果になることがあることを学びました。
  • 同じテーマやトピックでも、国や文化の違いにより状況も考え方も多様であることを実感できました。それらを比較考察することで、普遍的で大切なものが見えてくることが分かった。
  • 処理しなければならない英語量やスピードで、国際レベルに近づく体験ができました。世界の大学生の学び方が、主体的な活動に基づくものであることを知ることができました。

英語学特講[3年次後期]


中学や高校で書き換え可能だと習う表現の意味の違いをについて学びます。例えば、I taught French to him. (第3文型)とI taught him French. (第4文型)の違いや、She swam in the English Channel. (第1文型)とShe swam the English Chanel. (第3文型)の違いなど、似た表現間の非常に細やかな意味の違いを考察しています。

履修した学生の感想

  • 英語の単語の微妙な表現の差を知ることができて、面白かったです。初めは授業の難易度が高いように思って不安でしたが、友人と意見をシェアしながら進めていくので、楽しく学ぶことができました。
  • 一見同じ内容を意味する文だけど、微妙な違いがあったり使われ方が違ったりするような、リアルな英語の文法を学ぶことができます。英語の文法から見える英語話者の考え方と日本語話者の考え方の違いなども学べることができて面白い授業です。
  • この授業では、中学校や高校で学んだ英語の文法の中でも様々なニュアンスの違いがあるということを知ることができました。前置詞一つでニュアンスが変わる英語は面白いなと思いました。

日本文化専攻

日本古典文学研究I[2年次前期]


本授業では、1000年以上前に書かれた作品でありながら、今なお読み継がれている『源氏物語』を扱います。古典文学作品には、どことなく敷居の高さを感じている人もいるかもしれません。しかし、今も昔も人の心の動きには普遍性があり、きっと共感できる点がみつかるでしょう。特に昨今、日本文化・文学に対する世間の関心が高まりつつあります。私たちの祖先が、どのように感じ、ものを見てきたかを知る一つの手懸かりとして、古典文学を読み味わいます。
授業を通して、『源氏物語』などの影印本の講読を行い、くずし字を読む力を養います。古典作品を原文で読むことにより、作品が書かれた時代を理解するとともに、平安時代の人々の心の動きに思いをはせていきます。

履修した学生の感想

  • 私は、源氏物語の内容は中学生の時に文庫本で読んで内容は知っていましたが、原文から自分で読み解いていく経験はなく、最初は理解できるのか不安でした。しかし、どんどん内容が理解できていくことが楽しく、いい経験になりました。
  • 源氏物語を中心に、古典単語の読解や現代語訳などを学びました。原文から自分で訳をしなければならないので大変でしたが、慣れるとスラスラと訳せるようになっていきます。講義中はわからないことを質問し合うので、モヤモヤがなくなります!

日本文学研究(地域と文学)[2年次後期]


この授業では、長崎という地域が有する特殊性と文学の関係について学びます。
日本の近現代文学において、キリスト教の繁栄と弾圧や原爆投下といった特異な歴史を持つ長崎がどのように描かれてきたのか、その変遷を知るとともに、文学作品をとおして、各々が暮らす地域(長崎)への認識を新たにすることを目指します。

履修した学生の感想

  • 長崎について書かれた作品を通して、改めて地元の魅力や歴史について学ぶことができました。それに付随して、禁教や原爆が残した遺恨について深く考えるきっかけにもなりました。長崎出身でない作家から見た長崎も知ることができるので、長崎出身の方も、そうでない方も、新たな発見ができる授業だと思います。
  • 日本文学研究(地域と文学)の授業では、先生の専門分野である遠藤周作の『沈黙』という作品について主に学びました。実際に本を読みつつ、先生が解説も詳しくしてくださるため、本を読むのがあまり得意でない私にも内容が理解しやすかったです。また、この作品は長崎が舞台の作品であり、長崎市民の方には聞き馴染みのある街の名前などが登場するので作品の世界により深く入り込めると思います。

世界の文化と長崎学

長崎学I(長崎とキリシタン文化)[1年次 後期]


授業では長崎のキリシタン史を概観します。長崎は日本のキリシタンの中心地でした。26聖人の殉教事件も長崎の西坂で起こった出来事です。江戸時代の初期には町の中に13の教会がありました。皆さんがあっと驚くような長崎とキリシタン文化との関連性が学べます。

履修した学生の感想

  • 長崎に住んでいながら、長崎のことをよく知りませんでした。大学で長崎学を深く学び、住んでいる周りにいろんな歴史があることを知り、日本にとっての長崎がいかに重要であるかを知りました。
  • 授業を受けて長崎学を知りました。長崎に住んでいるのに知らないことがたくさんあり、高校で学んでいたキリスト教などについても、より深く学ぶことができました。授業を通して、もっとより深く長崎について学んでいきたいと思いました。
  • 長崎に生まれ育ちましたが、長崎のことについては知ろうともしませんでした。長崎の歴史について学ぶことができたので、これからも学びを深めていきたいです。

スペイン語演習[3年次 前期]


言語文化情報学科では、スペイン語が勉強できます。スペインの基礎の授業から演習まで3つのクラスがあり、卒業論文を書くための専門的なスペイン語を学習している学生もいます。

履修した学生の感想

  • スペイン語の授業を受けていたのでスペイン語演習の授業も取りましたが、先生が一つ一つわかりやすく教えてくださったのでつまずいたりすることはなかったです。同じ授業を取っているみんなと、楽しく授業を受けることができました。
  • スペイン語を学ぶだけでなく、スペインの街並みの映像や映画を見て文化に触れたり、美術館やキリシタン関連の場所を巡ったりと、スペインそのものを学ぶことができて、楽しく、とても勉強になります。
  • スペイン語の授業はいくつかありますが、すべて毎回小テストがあるので、スペイン語をしっかり学ぶことができます。一つ一つ丁寧に優しく教えてもらえるので、スペイン語が理解できます。課外授業では、スペイン絵画を見に行ったりしてスペインをさらに深く知ることができます。

情報専攻

情報処理概論[1年次 後期]


コンピューターは、身の回りの様々なところに組み込まれ利用されています。パソコンやタブレット型端末、スマートフォンだけでなく、電子レンジや洗濯機などの家庭用電化製品、自動車や飛行機、信号機や高速道路の料金所、そしてコンビニやスーパー、銀行、電車やバスを利用するときなどでもコンピューターが利用されています。私たちの生活はコンピューター無しには考えられません。
授業では、コンピューターの種類や仕組み、ハードウェアやソフトウェア、ネットワークの機能と仕組み、セキュリティなど、コンピューターや情報処理に関する様々な基礎知識を学びます。

履修した学生の感想

  • 授業は、ITパスポート試験の内容に基づいて学んでいきます。ITパスポート試験と聞くと、エンジニアがするようなプログラミングなどの技術を必要とするものだと思うかもしれません。実際に私も、内容に触れるまではそう思っていました。しかし、ITパスポート試験はそういったことを求めるものではなく、現代社会で働く上で必要不可欠なPCの知識を広く学んでいくというものでした。
    授業は基礎的なことから学び始めますが、試験範囲は広いので、講義だけでは全てをカバーできません。ITパスポート試験への入り口のような講義です。
  • インターネットが普及し、日常生活の中のあらゆる場面でコンピューターが使われています。私たちは、コンピューター無しでは生活していくことができません。講義では、コンピューターの種類や仕組み、ハードウェアやソフトウェアの仕組みなどについて学習します。コンピューターの知識が全くなくても、用語の意味から学ぶことができるので、安心して、楽しく授業が受けられます。
    インターネットを安易に使うと危険なことがあります。そのようなことを防ぐための豆知識のようなものも学べます。
  • 授業では、ITパスポート試験に必要な知識を学ぶことができます。数学やパソコンについての知識が全くない方でも心配ありません。テキストには細かい説明やイラスト、また、実践的な練習問題があり、解説もついています。授業の終わりには、小テストを行うので、その日の授業のおさらいをすることができます。
    私は、商業高校出身なので、高校時代はパソコンを使った授業を受けていましたが、当時よりもさらに専門的な知識を身に付けることができました。

Webデザイン演習[2年次後期]


私たちの生活を取り巻くインターネットには、ネットショップ、コーポレートサイト、リクルートサイトなど様々な種類のWebサイトが存在します。
Webデザイン演習では、Webページの作成言語(HTML /CSS)を理解・習得し、様々なWebページが作成できるようになることを目標としています。Webサイトを作るための基礎的な知識を学ぶだけでなく、実際にパソコンを使ってWebサイトを作成することで、実践的な学びの獲得を目指します。

履修した学生の感想

  • webページの作成の基礎を1から学ぶことができ、就職後の自分自身の一つの趣味や特技として、兼ね備えられるものの一つにあるためのスタートラインに立てた。今から少しずつ趣味としてwebページを作成したい。
  • 第1回から最終回まで、楽しく授業を受けることができました。学生同士で教え合ったり、相談したりすることができたのも良かったなと思いました。みんなの作品を鑑賞する時間もあって、これからに繋がるいい時間だったなと思いました。
  • この講義を受けない限り学ぶことはないようなことを学ぶことができた。また、少し難易度が上がったり、自分たちの出来や反応が悪かったところは立ち止まって少し時間をかけて取り組んだり、その分野の復習を多めにしたりとこの講義を受講する学生としてとてもいい環境で学習することができた。
  • 自分たちが普段何気なく見ているホームページだが、その裏は膨大なタグでできていることを学ぶことができた。またネットで稀に見かけるちょっとしたアニメーションのような動きやお洒落なフォントはどのようなタグを使っているのかなど、webホームページについての興味や関心を持つこともできた。いつかオリジナルのホームページを作ることにもチャレンジしてみたい。

気になる科目は シラバス検索で確認できます。