専門性を深める:3コース

地域包括支援学科には、「ソーシャルワークコース」「心理学・カウンセリングコース」「地域包括ケアコース」の3コースがあります。各コースでは、皆さんが学びたいことに合わせて、将来なりたい仕事や、取得したい資格や免許等が取得できるよう、カリキュラム等が設定されています。

心理学・カウンセリングコース

貧困家庭・障がいのある人、虐待を受けた児童やその家庭など、さまざまな生活のしづらさを有する人たちに対する相談援助の知識や技術を身につけます。また、必要に応じて心理学やカウンセリングに関する知識や技術についても学びます。

詳しく見る▼

ソーシャルワークコース

いじめや不登校、うつ病など、こころに悩みを抱えた人々を支えるための心理学やカウンセリングを学びます。また、ビジネス心理学やマーケティング、コミュニケーションの心理学など、一般企業やくらしで役立つ心理学も学びます。

詳しく見る▼

地域包括ケアコース

地域包括ケアシステムの要(かなめ)の専門職として、医療分野の専門職等との連携方法を身につけるとともに、ケアが必要な人たちを支援するために必要となるソーシャルワークを基調とする相談援助の知識や技術を身につけます。

詳しく見る▼

心理学・カウンセリングコース

心理学・カウンセリングコースの授業の様子

平成30(2018)年度に新しく生まれた「心理学・カウンセリングコース」は、本学の「人間心理学科」が発展してできたものです。
基礎心理学から臨床心理学まで、幅広く心理学をあつかってきた「人間心理学科」の歴史のある心理学教育を基盤に、新たに飛躍する「心理学・カウンセリングコース」が地域包括支援学科の中に誕生しました。

人間心理学科のページへ

公認心理師養成の教育が始まりました

長崎県で唯一、公認心理師養成大学院を持ち、実践の場としてカウンセリングを行う心理教育相談センターがある本学。
豊富な経験に基づく心理学教育を基盤に、国家資格取得をサポートします!

「心理学・カウンセリングコース」では、国家資格である公認心理師となるために大学において履修すべき科目を含めたカリキュラムを整えています。 また、認定心理士ならびに国家資格である社会福祉士または精神保健福祉士も同時に取得できます。

コース修了後にさらに本格的に心理学を学びたい方には、本学大学院に進学し、「公認心理師受験資格」を取得する道も用意されています。

卒業生の中には、その後、本学の大学院に進学し、心理専門職として病院や学校現場で活躍する人も多く、長崎県内のスクールカウンセラーの多くは本学の卒業生です。

大学卒業後には、コースで学んだことを活かして、以下のような社会のさまざまな場面で活躍することが期待されます。


  • 一般企業で人事担当やマーケティングなど心理学の知識を活かして幅広い分野で
  • 小中学校でのスクールカウンセラーや病院でのカウンセリングなどで心理学の専門職として
  • 福祉施設等で心理学と福祉の両方の知識を活かしてさまざまな人を支える援助職として

ソーシャルワークコース

ソーシャルワークコースの授業の様子

現代社会には、年齢や障がいの有無に関わらず何らかの理由により、生活のしづらさを抱えたバルネラブルな(傷つきやすい)人々が存在します。

例えば、バルネラブルな人々とは、病気で入院することになって仕事を継続することができずに経済的に困窮している人、福祉サービスが行き届かずに犯罪を繰り返してしまっている人、学校に行きたくてもさまざまな理由から安心して学校に行くことができない子ども達、地域の中で孤立してしまった人、虐待を受けた人などです。

「ソーシャルワークコース」では、福祉制度に限らず、医療、教育、司法などさまざまな法制度や福祉的支援に必要となる専門知識や技術を活用して総合的かつ包括的に相談援助を行うことで、バルネラブルな人々をはじめ、関係するすべての人々が「人」としての尊厳を有して豊かに生活していくためのソーシャルワークについて専門的に学びます。

このため、「ソーシャルワークコース」では、日本のソーシャルワーカーに係る国家資格である社会福祉士や精神保健福祉士の受験資格取得を基軸に、スクール(学校)ソーシャルワーク教育課程修了者や教員免許状などのさまざまな資格が取得できます。

ソーシャルワーカー(社会福祉士)とは・・・

ソーシャルワーカーが行う福祉に関する相談援助のことをソーシャルワークと呼びます。ソーシャルワーカーの仕事のほんの一例を、病院で働く医療ソーシャルワーカーを例に紹介します。

ある家族の父親が、重い病気にかかり入院することになり、そのため、仕事を休むことになりました。月にかかる医療費は相当な額で、仕事を休むこと、経済的な不安定など、さまざまな悩みが家族にはあります。
そこで、病院にいる医療ソーシャルワーカーは、患者さんである本人をはじめ、家族の相談にのり、活用できる制度を紹介したり、これからの生活について病院内外の医療や福祉の専門職と多職種連携しながら相談援助を行います。

この様なソーシャルワーカーの国家資格が社会福祉士です。

地域包括ケアコース

地域包括ケアコースの授業の様子

地域包括ケアシステム構築のためには、医療と介護の多職種連携が必要不可欠となっています。

例えば、高齢者の場合、高齢化に伴う心身機能の低下や疾病によってさまざまな生活上の困難が生じることも少なくありません。人々が、このような困難に直面した場合でも住み慣れた地域で生活を継続するためには、その人の有する能力を最大限活用しながら、その人が必要としている医療や介護サービスを適切に提供していくことが求められています。

このような状況を踏まえ、「地域包括ケアコース」では、介護ニーズを有する人に対して総合的かつ包括的なケア(医療的ケア含む)を提供するために必要となる専門的な知識と技術を習得します。あわせて、これからの地域包括ケアシステムにおいて中核的な役割を果たす介護福祉士となるためのソーシャルワークについても積極的に学ぶことができます。

このため、「地域包括ケアコース」では、介護分野における専門職に係る国家資格である「介護福祉士」の受験資格取得を基軸に、「社会福祉士」の受験資格の取得ができます。