2021.09.28クラブ・同好会

[長崎多職種連携・たまごの会]そーさぽ旭川の勉強会にて発表しました(2021/9/10)

2021年9月10日(金)19時から21時まで、長崎×旭川でコラボ勉強会「生きた知識を互いに教え、学びあい、共に育つ場」が行われ、本学と長崎大学医学部との合同サークルである「長崎多職種連携・たまごの会」の橋本康史さん(長崎大学医学部4年)と山口愛莉さん(長崎純心大学地域包括支援学科3年)が、講師としてたまごの会の活動や学びを発表しました。

勉強会はオンライン(Zoom)で行われ、医療や福祉、司法を学んでいる学生47名と医療や福祉、司法の専門職や教員など32名の総勢79名が、長崎、旭川、香川、東京、熊本等、全国各地から参加しました。

勉強会の主催者である「NPO法人そーさぽ旭川」は、法制度に基づくフォーマルな支援の担い手と連携を図りながら、支援の隙間を埋めるインフォーマルな支援や場をつくりだすことを目指し、2020年に設立された団体です。(https://ssn-asahikawa.jimdofree.com/

参加学生の感想

地域包括支援学科3年 山口愛莉

今回の企画の中で、私共多職種連携たまごの会の紹介をする機会をいただいたことを本当に嬉しく思っております。リモートという強みを活かして様々な方々と意見交流し、場所は違えど多職種連携について一緒に考え、意思疎通ができたことが貴重な経験となりました。

また、私は多職種連携たまごの会では主に医療と福祉の2分野の視点から捉える事が多かったのですが、今回の旭川さんの企画では、看護、司法の学生、そして実際に福祉の現場で働かれている方々の生の意見にも触れることができ、更に自分の視点の幅が広がることができました。

貴重な経験となり、本当に参加してよかったと思いました。

地域包括支援学科2年 松本百加

医療や福祉、教育などの現場では、今日、支援を必要としている人々がいます。そのような人々に寄り添い、より良い支援を提供するためには、多職種連携が求められています。

今回、専門分野や住んでいる地域が異なる中で、多職種連携の意義や役割について意見交換を行いました。心理や福祉、医療のみならず、司法の視点からのお話を聴くことができ、非常に有意義な時間となりました。その際、改めて、各々が保有している価値観の多様性や、的確な言葉選びの重要性に気づきました。そして、この勉強会全体を通して、多職種連携を実践するためには、伝える力と聴く力を兼ね備えたコミュニケーション能力を高める必要があることを学びました。特定の職種のみでの支援では、偏った見方になりがちですが、他職種が集まれば、真のニーズに気づくことができると考えられます。

これらの学びを活かし、多角的な視点からものごとを捉えることができるよう、今後、他職種と出会う機会に参加したり、様々な背景を持つ人々と交流したりするなど、積極的に行動することで視野を広げながら、専門としたい心理学を中心に学びを深めていきたいと思います。

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