2022.06.20地域包括支援学科

「長崎市川平町フィールドワーク」を行いました(2022/4)

地域包括支援学科の科目「相談援助演習Ⅳ」の一環として、近隣自治会におけるフィールドワークを毎年実施しております。今年4月、長崎市川平町をフィールドにし、「相談援助演習Ⅳ」を履修している地域包括支援学科の3年生と4年生が町歩きをしました。

学生達は手分けして風景を写真に撮ったり、地図に記録したり、地域住民の方々から話を聞いたりして、川平町の魅力や課題について理解を深めました。

なお、フィールドワークで得た学びは、後日、グループワークで、地域のマッピングや地域課題と対応策の成果物としてまとめます。

フィールドワークの様子

参加した学生の感想

  • 通学時は主要道路の風景しか見ていないので、急な傾斜面に団地や家々があることに気づかなかった。80代の女性から、長年、川平町に居住している思いを聞くことができ、高齢者の方の生活支援の必要性を感じた(4年生)。
  • 今回川平町を歩き、坂や階段が多かったため、きつかったが、見晴らしが良く綺麗だと思った。地域の人が「頑張ってね」と声をかけてくださり、とてもあたたかい町だと感じた(4年生)。
  • 地域の良い点は人との繋がりが感じられるところである。道の途中で近所の方同士でお話している住民の方を見かけたり、公園でパークゴルフをしている高齢者の方々がいらっしゃった。地域のつながりの希薄化が進んでいる中でコミュニティがあることは良いことだと感じた(3年生)。
  • 川平町を歩いてみて、普段歩いているだけでは気づくことのできない地域の様々な課題や良い点に気づくことができた。ただ何となく歩くのではなく意識して歩くことで地域の特性を理解することができるのだと思った。私は日頃から自分の住んでいる地域を歩く際には、そのような事を意識して歩き、地域福祉を推進するために必要な幅広い視点であるメゾ・マクロレベルのソーシャルワークを実践できるように努力していきたいと思った(3年生)。