2023.10.27医療・福祉連携センター

社会福祉法人南高愛隣会「利用者サービス評価調査」の実施:地域包括支援学科の学生が面接調査に参加しました

本学は社会福祉法人 南高愛隣会との包括連携協定のもと、「利用者サービス評価調査」を協働で実施しています。調査実施は、地域連携センター医療・福祉連携部門(旧 医療・福祉連携センター)が担当しており、今年で6年目になります。

今年は、9月、10月の土日祝を利用し、7日間に渡って調査を実施しました。
調査には、社会福祉士の資格指定科目である「社会調査の基礎」「社会福祉調査の基礎」を履修した地域包括支援学科の学生8名、長崎国際大学の学生4名が参加しました。

学生たちは、南高愛隣会の職員の方々や本学助教の吉田から調査に関するトレーニングを受けた後、南高愛隣会のグループホームを利用している方々に対して、サービスに関する評価についての面接調査を行いました。

学生にとって、利用者の方と関われたり、調査を経験することができる貴重な機会となっているようです。また、南高愛隣会には本学の卒業生も在職しているため、OB・OGとの交流の機会にもなっています。

調査結果は、本学教員が報告書としてまとめ、南高愛隣会の法人内会議で職員の方が報告を行うことで次年度の事業計画などに反映されたり、本学教員によって論文化され、広く地域社会に貢献するものとなっています。

地域連携センター医療・福祉連携部門
足立・吉田・奥村

調査に参加した学生の感想

  • 利用者の方と直接意見を聞く機会は学生のうちはあまり多くないと思うので、この調査の契機に様々な利用者と話をすることができて良かった。(地域包括支援学科2年)
  • 今回が初めてだったので特に1日目は緊張したが、事前に受けたトレーニングや準備された資料のおかげで、慌てずに調査ができたと思う。利用者さんの回答を聞きつつ、情報をわかりやすく、かつ素早くメモすることは難しいことだったが、回数を重ねていくごとに慣れていったのでよかった。(省略)「社会福祉調査の基礎」で学んだ知識を活かせる場に参加することができ、とても良い経験になったと感じた。(地域包括支援学科2年)