2026.10.26福祉・心理学科

産学官連携プロジェクトで「ながさき刺しゃぶ」の新メニュー開発に取り組んでいます

福祉・心理学科の学生7名(2年生5名、3年生2名)が、長崎市、F.デザインNAGASAKI株式会社(旬彩ながや)との産学官連携プロジェクトとして、「ながさき刺しゃぶ」の新メニュー開発に取り組んでいます。

「ながさき刺しゃぶ」は、長崎産の新鮮な魚を、刺身、しゃぶしゃぶ、〆の順で味わう長崎グルメです。7月23日には、長崎市経済産業部商業振興課の方から、刺しゃぶの成り立ちや3つのルールについて説明をしていただきました。

夏休みには、お客様の声を集めるための準備に取り組みました。学生同士で意見を出し合いながら、調査の方法や項目を考えました。

10月3日には、JR長崎駅周辺で開催された西九州新幹線開業4周年記念イベント「GO WEST 4 夜祭」に参加しました。長崎市のPRブースで「ながさき刺しゃぶ」300食が無料でふるまわれ、学生は試食された方へのインタビュー調査を担当しました。

その後、調査の結果を整理・分析し、市場の調査や「長崎らしさ」についての話し合いも重ねながら、メニュー開発に向けたミーティングを進めています。

今後は、連携先の皆さまに向けて、学生がメニュー案をプレゼンテーションする予定です。いただいたご意見やご助言をもとに、連携先の皆さまとともにメニューを作り上げ、2027年1月頃の店舗での提供を目指します。

参加した学生の感想(抜粋)

  • この「産学官連携プロジェクト」は、心理学が学問としてだけでなく、人々の生活や産業、行政の取り組みに深く関わっていることを実感できる、大変興味深い活動でした。イベントでは、企業や行政による告知の方法やブースの運営、参加者への対応など、運営の裏側を学ぶことができました。調査では学生同士で声を掛け合い、立つ場所やタイミング、言葉の選び方を工夫し、皆で悩みながらも楽しんで活動できました。
  • 初めての経験だったこともあり、最初は難しく感じました。しかし、笑顔やリアクションを返す余裕が出てくると、相手が自ら話してくださることが増え、より生の意見を聞けるようになりました。一方で、相槌などが回答を誘導するような口ぶりになっていないかを意識することも必要だと思いました。インタビュー形式の調査の特性を、実践を通して理解できる機会になりました。
  •  皆さん快く調査に答えてくださり、目標数を大きく上回る回答を得ることができてよかったです。「初めて食べたけどとてもおいしかった」「また食べたい」という声が多く聞かれました。私自身も初めて試食させていただき、とてもおいしかったので、皆さんにも機会があればぜひ味わっていただきたいです。このデータを基に、よいメニューを提案できればと思います。
  •  自分たちで質問項目を考え、イベントで調査を行うのは初めての経験でした。最初は不安や緊張もありましたが、実際に取り組んでみると楽しさの方が大きく、お客様とのコミュニケーションを楽しみながら調査をすることができました。これまで大学で学んできた知識を実際の場面で活かすことができ、とても貴重な経験となりました。
  • お客様が「おいしいです」と笑顔で答えてくださったときは、とてもやりがいを感じました。今回初めて産学官連携のプロジェクトに参加し、行政や企業の方と連携しながらさまざまなことを進める中で、講義で学んだことが活かされていると実感しました。この体験は将来を考えるきっかけとなり、大きな成長につながりました。
  • 協力してくださった方には新幹線のイベントを目的に訪れた方が多く、イベントが観光客を呼び込む力を持っていることを感じました。県外から来られた方にも、長崎のおいしい魚を刺身としゃぶしゃぶの2つの食べ方で味わっていただけたことが嬉しかったです。産学官が連携して地域の魅力を発信することが、地域の活性化につながると感じました。ながさき刺しゃぶが、長崎の新たな名物として広がってほしいです。
  • 幅広い年齢層のお客様と直接コミュニケーションを取り、さまざまな意見や感想を聞けたことがよかったです。調査では、自分の考えや期待する答えに誘導するのではなく、お客様が感じたことをそのまま答えていただくことが大切だと学びました。長崎市と企業と連携するという貴重な機会だからこそ、大学生の私たちにできることを最後まで全うし、とっておきの一品を作りたいです。

(文責:福祉・心理学科 三浦)