今年度(2020年度)から始まった「純心の継承と開発Ⅱ」は、『伝統を引き継いだものや純心ブランドのグッズを開発し、広めるための方法を知る』ことをねらいとした授業です。
今回、オープンキャンパスに参加する高校生を対象としたグッズ開発に取り掛かりました。
6月13日(土)遠隔講義&アイデア出し
講師は「あおいろデザイン」代表 江副哲哉氏(福岡県在住)。遠隔講義だったため、教室での直接指導は塩月講師が行ったり、タブレット端末で学生のアイデアを映したりしながら助言をいただきました。

大学のキャッチコピーを考えたり、具体的に対象者を思い浮かべたりしながら、グッズのデザインを考えます。
大学パンフレット等を参考にして、個人で考えたり、グループで話し合ったりしながら考えをまとめます。
6月20日(金)デザインを考える
この日は、江副氏から直接指導を受けることができました。
まずは、グループで考えた原案を基に、個人でクリアファイルのデザインを考えます。
最初はなかなかデザインが浮かびません。江副氏からアドバイスを受けます。
大学パンフレットを手に、「こんな写真があるから、同じ青でも、この青?」。具体的な指摘に学生からは「なるほど」「へー」
塩月講師からもアドバイス受けます
学生が考えたデザインを、「ちょっと加工してみようか?」と江副氏。 あっという間に出来上がる作品に、「うわあ!凄い!いい感じ!」「こんなの欲しい」という歓声が。
それぞれ自分の作品のコンセプトを発表します。
その後、いいと思う作品に付箋を貼っていきます。
どれも良い作品ですが、その中から5作品を選ばなくてはなりません。
付箋が多い作品を決定していきます。どの作品が選ばれるのか。
付箋が多かった作品のうちの1つです。
選ばれた5作品以外についても、良かった点の説明や改善点の指導を受けました。
後日、5作品を候補とし学生や職員にアンケート(投票)を行います。その結果を踏まえ、オープンキャンパスで配布するグッズにデザインを採用する予定です。
どの作品が選ばれるのか。高校生の皆さんはどの作品を手に取ることになるのか。楽しみです。
(文責 岩瀬由佳)