2022.07.07こども教育保育学科

1年次における「モンテッソーリ教育特別実習Ⅰ」純心幼稚園での見学実習の様子と学生の感想(2022/6/17)

「モンテッソーリ教育特別実習Ⅰ」の初回の授業が6月17日(金)に行われ、“理論”の授業「モンテッソーリ教育学特論Ⅰ」を受講している1年生18名が、幼保連携型認定こども園 長崎純心大学附属純心幼稚園において見学実習を行いました。

一人ひとりが後期から始まるモンテッソーリ教育の“実践”の授業に向けて、イメージや刺激を受ける機会となりました。

学生の感想と実習の様子

  • 初めてモンテッソーリ教育が行われている附属幼稚園で見学を行った。こども達がお仕事をしていることは授業で聞いていたが、その姿があまり想像できなかった。
    しかし、本当に集中してお仕事をしている姿を見て驚いた。絨毯を敷き、お友達の邪魔になっていると思ったら自ら絨毯を移動させ譲っている姿は相手のことを考えて行動できているのだと感心した。こども主体の教育を間近で感じることができた。これからの4年間で様々な教具の使い方を学びたいという刺激をもらうことができた。(川村 美結)
各クラスを見学:子どもの様子や先生方の関わり方など、メモを取りながら観察。
  • 見学していて子ども達が他の幼稚園、保育園の子と比べて自立しているように見え驚いた。縦割り保育なので大きい子が小さい子に教えるため自立しやすいのだろうと思っていたが、先生たちの子どもへの接し方にもあると感じた。一歩引いて子どもを見守っていて「一人でできるように手伝う」ということを徹底しているようだった。見学していてとても興味深かったのでこれからもモンテッソーリ教育のことを学んでいきたい。(矢口 奈歩)
観察時間は8時30分から10時までの1時間半
  • 今回は見学だったが、子どもとの関わりがないからこそ、観察という形で客観的に子どもや保育士に目を向けることができた。実際に教具を使っている子どもの様子や教員の子どもへの関わり方等、様々な視点からモンテッソーリ教育について学べる非常に良い経験になった。今回の学びを大切に、将来の参考にしたいと思う。(高田 詠美)
10時からは全体会:グループに分かれ、観察したことを分かち合い、グループ発表。
  • 初めての実習で、子どもたちが実際に教具を使って集中している様子から、授業では学べない、多くのことを学びました。
    また、先生方がどのように子供と関わっているのかを知ることができました。グループ発表でも、自分が知らなかったクラスの様子を知ることができて、さらに学びが深まりました。(山口 美咲)
担当教員からの説明もあり、理解がより深まる時間となった。
  • 今回のモンテッソーリ教育特別実習Iでは、多くの学びと気づきを得ることができました。子どもたちは個々でお仕事をしたり、自分で着替えて脱いだ服を畳んだり、困ったことがあると子どもたち同士で助け合ったりと一人ひとりが自立していると感じました。そして、年上の子が年下の子と手を繋いで教室まで連れて行く様子など、縦割り保育ならではの微笑ましい光景を見ることができました。また、先生方の子どもを見守る姿勢がとても印象に残りました。今回の実習はこれからの学習の意欲につながりました。今回学んだことや気づいたことをこれからの学習で活かしていきたいです。(山下 葉奈)
全体会では園長先生も参加してくださり、モンテッソーリ教育についてさらに深く学ぶ機会をいただきました。

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